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2023年10月15日(日)

11R
2023年10月15日(日)
2回京都5日
15:40発走

秋華賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:11000、4400、2800、1700、1100万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 フェステスバント
1 2 ハーパー
2 3 マラキナイア
2 4 コナコースト
3 5 ドゥーラ
3 6 リバティアイランド
4 7 マスクトディーヴァ
4 8 モリアーナ
5 9 ミシシッピテソーロ
5 10 グランベルナデット
6 11 キタウイング
6 12 ドゥアイズ
7 13 ラヴェル
7 14 コンクシェル
7 15 ヒップホップソウル
8 16 ピピオラ
8 17 ソレイユヴィータ
8 18 エミュー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=5 6=8 6-2 6-7 5=8
綾恵 6=7 6=12 6-5 6-14 7=12
ナベ 4=6 4=8 4=3 4=13 4=16
たま 8=6 8=4 8=2 8=7 8=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はリバティアイランド。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春のオークス(G1)を制して2冠達成。中団のインでしっかり折り合うと、直線外から豪快に差し切って6馬身差で圧勝した。これでデビューから1、2、1、1、1着。負けたレースは終始包まれスムーズさを欠いたアルテミスS(G3)だけで、まったく底を見せていない。ひと夏を越して馬体は大きく成長を遂げ、1週前に栗東CWで圧巻の自己ベスト。同世代の牝馬同士では断然の存在で、3冠制覇さえも通過点に過ぎない。

対抗はドゥーラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
オークス(G1)では15番人気の低評価ながら3着に健闘。前走・クイーンS(G3)は軽量の恩恵があったとはいえ、早めに動いて古馬を一蹴し、オークスの好走がフロックではなかったことを証明した。舞台は京都に替わるが、内回りコースでは自ら動ける機動力が大きな武器になる。女王リバティアイランドにひと泡吹かせたいところだ。

単穴はモリアーナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.58.0
トライアルの紫苑S(G2)で豪快な差し切りを決め、重賞初制覇。マイル路線で善戦止まりの競馬が続いていたが、初めての2000Mで新境地を開いた。小回りを苦にしない強みがあり、ひと叩きされデキも上向き。長距離輸送を克服できれば出番は十分にある。

抑えはマスクトディーヴァ。穴はハーパー。

今週のワンポイントアドバイス

リバティに反旗、モリアーナ

京都競馬場の改修工事が終了し、牝馬3冠の最終戦が3年ぶりに戻ってきた。史上7頭目の牝馬3冠馬を目指すリバティアイランド1強ムードに反旗を翻す馬はいるのか。過去10年のデータを参照してレース傾向を見てみたい。

連対馬は3−2、3−1、1−5、3−4、3−4、1−5、4−2、1−10、4−2、3−2番人気の組み合わせで決まった。1〜5番人気が4、4、5、4、2連対と人気に応え、人気薄馬の連対は10番人気の1頭だけ。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
2000円台...4回
3000円台...1回

最高配当は2016年の3550円。多頭数(16〜18頭)でも波乱度は低い。

また、3着に15、4、8、8、5、3、10、9、3、1番人気が入った3連単配当は、23万円台、1万円台、8万円台、9万円台、1万円台、5600円、7万円台、4万円台、2万円台、6900円。13年に15番人気が3着に健闘して23万3560円と荒れたが、ほかはすべて5けた配当で大荒れにはなっていない。ただ、さかのぼると、08年に11、8、16番人気でゴールして1098万馬券が飛び出したことのある3冠最終戦。伏兵馬の食い込みも視野に入れておきたい。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組17頭、オープン特別1頭、2勝クラス組2頭。重賞組が強く、3着にも8頭が入線している。

路線別は紫苑S(オープン時代を含む)組が8連対でトップ。次いで5連対でオークス組とローズS組が続く。上記3路線が連対馬の90%を占め、今年も14頭が大挙出走する。

所属別は
関東馬【2.4.1.58】
関西馬【8.6.9.85】

連対率はそれぞれ9、13%。関西馬が勝利数、連対数ともに関東馬を大きく上回っている。

枠別成績は、
1枠【0.1.1.17】
2枠【0.2.1.16】
3枠【2.0.1.17】
4枠【2.3.1.14】
5枠【0.1.2.17】
6枠【2.1.1.16】
7枠【2.2.3.20】
8枠【2.0.0.26】

(21、22年は阪神競馬、14年13番除外、18年3番、19年2番が取り消し)

内の1〜4枠が【4.6.4.64】、外の5〜8枠は【6.4.6.79】。1着数で外枠、2着数で内枠が上回っているが、枠順による有利不利はないと見てよさそうだ。(たま)


◎......モリアーナがリバティアイランドの3冠に待ったをかける。デビュー2連勝の後は連敗が続いていたが、東のトライアル・紫苑Sを快勝。直線で馬群を縫って差し切る度肝を抜く内容で重賞初制覇を飾った。京都内回り2000Mは直線強襲タイプ向きの舞台。阪神ジュベナイルFでリバティアイランドに敗れているが、あの時とは完成度が違う。逆転Vでラスト1冠をもぎ取る。

○......リバティアイランドはデビューから5戦して【4.1.0.0】。桜花賞は4角16番手から差し切った末脚にスタンドがどよめき、オークスは6馬身差の圧勝。一頭だけ次元の違うパフォーマンスでG1レース3連勝中だ。死角は見当たらないが、今回は17対1。リバティアイランド包囲網をどう突破するかがカギとなる。

▲......コナコーストは桜花賞で0秒2差の2着。ゴール前でリバティアイランドに強襲されたが、2番手追走から最後までしぶとい粘りを見せた。オークスはスタート後に接触する不利が痛かったが、直線で一瞬速い脚を使って7着に踏ん張った。京都内回りは脚質的にプラス。先行押し切りで頂点を目指す。

△1......マスクトディーヴァは西のトライアル・ローズSを1分43秒0でレコード勝ち。外々を回りながらも33秒2の上がりで突き抜けた。ここまで4戦して【3.0.0.1】。唯一敗れた忘れな草賞7着は4コーナーで外へ張るロスが痛かった。レコードの反動が不安で評価を下げたが、本来の走りができればタイトル奪取がかなう。

△2......ハーパーは前走オークスで2着。リバティアイランドには離されたが、長くいい脚を使って混戦の2着争いを制した。重賞初勝利はマイルのクイーンCだったが、本質的に切れるタイプではなく中距離向き。それを思えば桜花賞4着も大健闘といえる。内回りコースはプラスにはならないが、乗り方ひとつでチャンスはある。

△3......ヒップホップソウルはフラワーC2着から挑んだオークスで6着。馬券に絡めなかったが、夏を充電に充て、秋初戦の紫苑Sで半馬身差の2着。好スタートから4番手を追走し、差し馬有利な展開で1頭だけ馬券に絡んだ。自在性があるのは強み。前々で積極策に出れば好勝負になる。

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