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2023年4月16日(日)

11R
2023年4月16日(日)
3回中山8日
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ソールオリエンス
1 2 ワンダイレクト
2 3 グリューネグリーン
2 4 ショウナンバシット
3 5 フリームファクシ
3 6 ウインオーディン
4 7 ファントムシーフ
4 8 トップナイフ
5 9 ホウオウビスケッツ
5 10 ラスハンメル
6 11 シャザーン
6 12 ダノンタッチダウン
7 13 グラニット
7 14 タスティエーラ
7 15 ベラジオオペラ
8 16 タッチウッド
8 17 メタルスピード
8 18 マイネルラウレア

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=7 1=15 1-8 1-16 7=15
綾恵 7=15 7=4 7-1 7-11 15=4
ナベ 5=1 5=7 5=11 5=17 5=18
たま 8=12 8=7 8=14 8=15 8=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はソールオリエンス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.2
京成杯(G3)を制してデビュー2連勝。序盤から掛かり気味に追走し、4角では外に膨らむシーンもあったが、そこから立て直すと豪快な末脚で突き抜けた。まだ粗削りでも非凡なポテンシャルを秘めており、使われつつ状態はさらに上向き。調教の動きは抜群で、今週の追い切りではリングハミに替えた効果で操縦性も向上。無傷の3連勝で1冠目を奪取する。

対抗はファントムシーフ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.2
前走・共同通信杯(G3)は2番手から正攻法で完勝。当時の4、6着も次走で重賞を制しており、ハイレベルな一戦だった。デビューから4戦3勝で、唯一敗れたホープフルS(G1)は出遅れて展開も不向き。それでも小差4着なら悲観することはない。皐月賞は過去10年で共同通信杯からの直行組が5勝。好ローテで戴冠を狙う。

単穴はベラジオオペラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらは3戦3勝。新馬戦とセントポーリア賞(1勝クラス)は先行策で押し切ったが、前走・スプリングS(G2)は中団に控えて鮮やかに差し切った。レースセンスが良く、コース・馬場も不問。血統面も2冠馬エアシャカール(皐月賞、菊花賞)などの強豪がズラリと並ぶ牝系は良質だ。無敗での戴冠もある。

抑えはタッチウッド。穴はトップナイフ。

今週のワンポイントアドバイス

距離経験豊富、トップナイフ

クラシックの舞台は桜満開の阪神から新緑の深まる中山へと移り、牡馬の3冠(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)の第1ラウンドが行われる。

中山コースは直線が310Mと短く、馬場も2連続開催の最終週。傷みが進んでまぎれも起こりやすくなっている。2017年には3連単で106万馬券が飛び出し、翌年にも37万馬券が出るなど一筋縄ではいかない。G1馬不在の大混戦を制するのはどの馬か。過去10年のデータを参考にしながら傾向を見てみる。

レースは連対馬は1−2、2−1、3−2、8−3、9−4、7−9、1−4、1−3、2−8、5−3番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、4、4連対と悪くないが、7〜9番人気からも1、2、2頭が連対。人気薄馬の食い込みが頭を悩ませる。

馬連配当は
3 け た......5回
3000円台...1回
4000円台...1回
6000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......1回

半数の5回は3けた配当に収まっているが、残る5回は全て3570円以上の高配当。18年には7、9番人気の伏兵馬同士のワンツーで1万2880円と荒れた。

一方、3着に3、8、4、1、12、8、3、8、6、1人気が入線した3連単配当は、5920円、3万円台、1万円台、7万円台、106万円台、37万円台、4390円、2万円台、8万円台、3万円台。こちらも波乱含みとなっている。

路線別(着順)は、弥生賞ディープインパクト記念(4、1、1、4、1着)組と共同通信杯(1、2、1、1、2着)組が5連対で並んでトップ。次いで、スプリングS(1、2、2着)組3連対、ホープフルS(1、1着)組2連対の順。上記4路線が連対馬の75%を占め、ほかは毎日杯(1着)、アーリントンC(1着)、若葉S(1着)、朝日杯フューチュリティS(1着)、東京スポーツ杯2歳S(1着)。臨戦馬の距離は1600〜2000Mとなっている。

クラス別は重賞組19頭とオープン1頭。その時の成績は【14.4.0.2】で、18頭は前走も連対し、例外は弥生賞ディープインパクト記念4着の2頭だけ。前哨戦で1、2着に好走していることが理想となっている。

また、20頭の出走間隔は中2〜7週間組12頭、2カ月組4頭、4カ月以上組4頭。以前は年明けにトライアル→本番が黄金ロードだったが、近年は本番へ直行するローテーションも戴冠への有力な選択肢となっている。ちなみに、4カ月以上の休み明けで連対した4頭はすべて近4年から出ている。

キャリア別は
2戦下【0.1.0.6】
3戦 【3.3.3.17】
4戦 【5.3.4.40】
5戦 【1.3.2.32】
6戦 【0.0.1.27】
7戦 【1.0.0.12】
8戦上【0.0.0.9】

連対率はそれぞれ14、23、15、11、0、8、0%。キャリア4戦馬が勝利数、連対数でトップに立っているが、率では3戦馬がリードしている。

所属別は
関東馬【6.3.4.51】
関西馬【4.7.6.92】

連対率は14、10%。関東馬が優勢となっている。

多頭数だけに気になるのが枠順。詳細を見ると、
1枠【2.0.0.17】
2枠【1.1.2.16】
3枠【0.1.0.19】
4枠【3.3.1.13】
5枠【0.0.2.18】
6枠【2.0.3.15】
7枠【1.3.0.23】
8枠【1.2.2.22】
(15年は15頭、18、21年は16頭)

内の1〜4枠は11連対(6勝、2着5回)、外の5〜8枠が9連対(4勝、2着5回)。勝利数で内枠が頭ひとつ出ているものの、枠順の内外による有利不利はあまり気にしなくても良さそうだ。(たま)


◎......トップナイフは昨年の萩Sを快勝した後、3戦連続で重賞2着。2走前にホープフルSを逃げてハナ差、トライアルの弥生賞ディープインパクト記念では本番を意識してあえて前に馬を入れて折り合いを確認した。芝2000Mは【1.3.0.1】と経験豊富で、能力G1級も証明済み。まずは1冠目を奪取する。

○......ダノンタッチダウンは昨年10月にデビューして1、2、2着。ここ2戦勝ち切れずにいるが、朝日杯フューチュリティSで2歳チャンピオンのドルチェモアとクビ差の接戦。タイトルは逃したが、外から追い上げた末脚は勝ち馬を上回っていた。ここまでの3戦はマイルだったが、レース内容から2000Mにも対応可能だ。

▲......ファントムシーフは共同通信杯を完勝した。これで4戦3勝。唯一2走前にホープフルSで4着と敗れたが、あの時は最内枠で出遅れて窮屈になり、力を出し切れなかった。コース2度目。スムーズな競馬で反撃に出る。

△1......べラジオオペラは新馬戦、特別、重賞と3連勝。初戦の阪神外回りと直線の長い東京で先行し、前走スプリングSは中団待機から差し切りと内容の異なる競馬で快進撃を続けている。ここ4年連対馬が出ていないスプリングSからの臨戦で、初の2000M。無傷の4連勝でG1奪取がかなうか。

△2......タッチウッドは前走で出遅れたうえに折り合いを欠き、早め先頭に立つ形。逃げ粘りを狙ったが、ゴール前で差され2着に終わった。序盤に脚を使った分、伸びを欠いたが、ポテンシャルの高さを感じさせる内容。武豊騎手、幸四郎調教師の兄弟タッグでのG1初制覇に注目が集まる。

△3......タスティエーラは賞金加算を狙った共同通信杯で4着に敗れたが、中2週で臨んだ前走・弥生賞ディープインパクト記念を快勝。スローペースに折り合い、好位から力強く伸びて後続の追撃を許さなかった。年明けから重賞3戦目の全力投球のローテは気になるが、力を出し切れば好勝負になる。

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