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2023年3月18日(土)

11R
2023年3月18日(土)
2回中山7日
15:45発走

フラワーカップ GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
不良
3歳 オープン (国際) 牝 (特指) 別定 本賞金:3700、1500、930、560、370万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ドナウパール
1 2 パルティキュリエ
2 3 マルカシャルマン
2 4 エミュー
3 5 ディヴァージオン
3 6 パルクリチュード
4 7 ミカッテヨンデイイ
4 8 マテンロウアルテ
5 9 セリオーソ
5 10 クリニクラウン
6 11 フラッシングレート
6 12 ゴールデンハインド
7 13 ニシノコウフク
7 14 エメリヨン
8 15 ココクレーター
8 16 ヒップホップソウル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=4 16=12 16-1 16-15 4=12
綾恵 1=9 1=15 1-4 1-16 9=15
ナベ 15=2 15=14 15=1 15=13
たま 1=14 1=8 1=6 1=15 1=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はヒップホップソウル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
中山の新馬戦を4馬身差で快勝すると、2戦目のベゴニア賞(1勝クラス)は向正面で不利を受けながらも僅差2差に好走。前走・フェアリーS(G3)は他馬と接触する場面があり11着に敗れたが、スムーズに運べば巻き返しは可能とみる。

対抗はエミュー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.50.3
今回のメンバーで唯一の2勝馬。未勝利戦、デイジー賞(1勝クラス)といずれも中山コースで勝利を挙げている。小柄ながらパワーがあり、急坂を苦にしないタイプ。牝馬同士なら重賞でも有力視できそうだ。

単穴はゴールデンハインド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.48.0
前走・デイジー賞(1勝クラス)はスローペースの好位で折り合い、直線で一旦は抜け出す形。最後はエミューの決め手に屈したものの、小回り向きの器用さを示した。中山コースは牡馬相手の芙蓉S(オープン)で僅差2着。ここも好勝負を期待したい。

抑えはドナウパール。穴はココクレーター。

今週のワンポイントアドバイス

大物感漂う、ドナウパール

昨年の勝ち馬スタニングローズは、次走オークスで2着に好走し、秋に秋華賞でG1ウイナーに上り詰めた。一昨年の3着馬ユーバーレーベンはフローラS3着からオークスに駒を進めてG1初勝利を挙げた。3週後の桜花賞を含めた3歳牝馬3冠につながる重要な一戦だ。

過去10年、連対馬は2−3、3−4=6、1−12、1−2、1−8、2−3、2−1、12−4、5−2、2−9番人気の組み合わせで決まった(2014年は2着同着)。上位1〜3番人気は4、6、3連対とまずまずの成績だが、6、8、12番人気から1、1、2頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...5回
2000円台...2回
5000円台...1回
万 馬 券......2回

12番人気の伏兵馬が連に食い込んだ年に1万2520円、3万2060円と荒れ、昨年も5950円で決着。波乱含みの傾向を見せている。

一方、3着に6、4=6(2着同着)、2、14、7、4、5、1、1、1番人気が入線した3連単配当は、2万円台、2万円台=2万円台、8万円台、8万円台、3万円台、1万円台、4850円、34万円台、1万円台、3万円台。12番人気が勝った20年に34万910円の好配当が飛び出している。

連対馬21頭のクラス別は、重賞組4頭、オープン特別組1頭、1勝クラス組9頭、新馬組2頭、未勝利組5頭。オープン組が強いというデータは読み取れず、春G1に向けて賞金加算を目指す1勝クラス組以下が76%を占めている。

ステップは唯一フェアリーS組が2年連続で連対馬を出しているが、強気に推せるファクターにはならない。
また、距離別は全馬芝からの出走で、1400M1頭、1600M7頭、1800M6頭、2000M7頭。短距離から距離を伸ばした馬は苦戦中で、マイルや中距離からの臨戦馬が活躍している。なお、長距離からは出走した馬はサンプル数が少なく基準外としたい。

キャリア別は
1 戦(2.0.0.8)
2 戦(2.2.3.18)
3 戦(3.2.0.36)
4 戦(2.3.4.13)
5 戦(0.1.2.13)
6戦上(1.3.0.25)

連対率はそれぞれ20、16、12、23、6、14%。キャリア5戦馬に勝ち星がなく、連対率でも最下位となっているが、6戦以上馬の健闘をみると大きな割り引きは必要なさそうだ。(たま)


◎......ドナウパールは新馬戦で4着に敗れたが、3カ月かけて立て直した前走の小倉芝1800Mを2馬身半差で圧勝。中団でじっくりと構え、直線外に出すとメンバー最速の上がりで一気に突き抜けた。叔母が12年の3冠牝馬ジェンティルドンナ。どんなレースをするか楽しみだ。

○......エメリヨンは新馬戦で枠入りを嫌って転倒するアクシデント。それでもゲートは互角に出て折り合い、直線の瞬発力勝負を制して快勝した。前走ゆりかもめ賞は3カ月ぶりで昇級戦。牡馬相手の長距離2400Mと条件も厳しかった。ひと叩きされた効果と距離短縮で重賞初制覇を狙う。

▲......マテンロウアルテはデビュー3戦目の未勝利を逃げ切り勝ち。新馬戦は後のクイーンC1、4着馬と僅差の3着。2戦目も後のすみれS勝ち馬の2着に健闘している。重賞挑戦は初めてでも、ここは牝馬同士のG3戦。積極策でマイペースに持ち込めば、押し切りがある。

△1......ココクレーターは3カ月の休み明けで復帰した前走、東京のマイル戦を快勝した。直線残り300Mまで馬群に包まれていたが、進路を確保するとエンジン全開。グイグイと伸びて後続に0秒3差をつけてゴールした。芝1800Mは新馬戦2着で経験済み。重賞でも即通用する。

△2......パルクリチュードは福島のダート1700Mの新馬戦を3馬身半差で逃げ切り勝ち。前走・紅梅Sは芝に替わり、距離も300M短くなったが、流れに乗って軽快な走り。ゴール前で大きな不利を受けて4着に敗れたが、0秒2差なら上々の内容だ。雨予報で時計がかかる馬場になれば侮れない。

△3......ヒップホップソウルは新馬戦を4馬身差で楽勝し、不利があったベゴニア賞でもクビ差の2着に好走した。そのレースぶりからフェアリーSで1番人気に支持されたが、スタートで躓き、道中でも他馬と接触して11着と人気を裏切った。力強いフットワークの持ち主。スムーズな競馬で巻き返す。

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