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2023年1月9日(月)

11R
2023年1月9日(月)
1回中山4日
15:35発走

フェアリーステークス GIII

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (特指) 別定 本賞金:3700、1500、930、560、370万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 スピードオブライト
1 2 リックスター
2 3 マイレーヌ
2 4 アンタノバラード
3 5 ヒップホップソウル
3 6 ミシシッピテソーロ
4 7 ディナトセレーネ
4 8 イコノスタシス
5 9 エナジーチャイム
5 10 メイクアスナッチ
6 11 ディヴァージオン
6 12 ブラウンウェーブ
7 13 チハヤ
7 14 キタウイング
8 15 ミタマ
8 16 ブルーイングリーン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=14 6=10 6-5 6-9 14=10
綾恵 9=6 9=2 9-5 9-11 6=2
ナベ 5=1 5=15 5=9 5=14
たま 5=6 5=9 5=8 5=10 5=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はミシシッピテソーロ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.8
新馬戦、ダリア賞(オープン)と牡馬相手に連勝。前々走・アルテミスS(G3)で初黒星を喫したが、前走・阪神JF(G1)では長距離輸送を克服して5着に健闘した。使われつつ順当に良化しているため、このメンバーならチャンスはありそうだ。

対抗はキタウイング。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.0
未勝利、新潟2歳S(G3)と連勝し、デビュー3戦目でタイトルを獲得。いずれのレースも後方に控えて脚をため、ラストは上がり最速の末脚で伸びてきた。前走・阪神JF(G1)は14着に敗れたが、初の先行策で伸びを欠いた印象。巻き返しに期待のかかる一戦だ。

単穴はメイクアスナッチ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走(1勝クラス)は単騎逃げに持ち込み2連勝。ラスト3ハロンも33秒6としっかり伸びており、単調なスピードタイプではなさそうだ。ひと息入ったが、仕上がりの早い小柄な牝馬。更なる距離延長を克服できればタイトルも見えてくる。

抑えはエナジーチャイム。穴はヒップホップソウル。

今週のワンポイントアドバイス

末脚信頼、ヒップホップソウル

連続3日開催の最終日。春の牝馬クラシックを目指しフルゲートに16頭が集結。近年は活躍馬が多く、2020年と21年の優勝馬スマイルカナ、ファインルージュはともに桜花賞3着。昨年の2着馬スターズオンアースは桜花賞、オークスと連覇した。出世レースを勝利してクラシック戦線に名乗りを上げるのはどの馬か。過去10年のデータからレース傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は10−5、1−10、11−8、3−10、10−1、2−6、3−4、3−7、3−8、5−1番人気の組み合わせで決まった。

上位1〜3番人気は3、1、4連対と人気に応えられず、代わりに人気のない6〜11番人気から2けた人気5頭を含む9頭が連対している。

馬連配当は
1000円台...1回
2000円台...1回
3000円台...1回
4000円台...1回
5000円台...2回
6000円台...1回
9000円台...1回
万 馬 券......2回

3けた配当で決まったことはなく、10回中6回が5000円以上で決着。10、11番人気の伏兵馬が勝利した13、15年には3万9140円、3万2220円の万馬券が飛び出す波乱となっている。

一方、3着に2、4、3、7、7、7、5、5、6、7番人が入った3連単配当は、51万、13万、48万、7万、27万、4万、5万、9万、12万、3万円台。こちらも10万〜50万円台の万馬券が5回も出る大荒れ。レース経験の浅い明け3歳牝馬による重賞だけに、波乱を視野に馬券を組み立てたい。

クラス別(着順)は、重賞組2頭、1勝クラス組10頭、新馬組3頭、未勝利組5頭。重賞組が格上の力を発揮できず、1勝クラス以下から18頭が連対する混戦レースとなっている。

また、路線別(着順)は赤松賞(8、3、4、3着)から4頭が連対しているが、ほかに同一路線からの連対はなく、ステップからの有力馬絞り込みは難しい。

所属別は関東馬が131頭出走して18連対(連対率14%)、関西馬は29頭で2連対(同7%)。関東馬が地元の利を生かして関西馬を大きくリードしている。

キャリア別は
1戦 (2.1.5.20)
2戦 (5.2.0.36)
3戦 (1.4.0.29)
4戦 (0.2.4.17)
5戦上(2.1.1.28)

連対率は11、16、15、9、9%。キャリア2戦馬が有力だが、馬券圏(複勝率)となると、3着回数の多い1戦馬(29%)や4戦馬(26%)も軽くは扱えない。(たま)


◎......ヒップホップソウルは中山の芝1600Mでデビュー勝ち。好位3番手で折り合い、直線上がり最速の34秒3で後続を4馬身突き放した。前走ベコニア賞はクビ差2着に敗れたが、勝ち馬との長いたたき合いで簡単に引き下がらない勝負根性を見せた。抽選突破の幸運を味方に重賞制覇を飾りたい。

○......ミシシッピテソーロは新馬戦、ダリア賞と連勝。スタートで置かれるが、2戦とも二の脚を使ってポジションを上げ、最後はメンバー最速の上がりで差し切った。前々走アルテミスSは3カ月ぶり、馬体増で伸び切れなかったが、前走・阪神ジュベナイルFで5着に健闘した。1分33秒8は速い。ここでもV争いに持ち込める。

▲......エナジーチャイムの新馬戦は逃げてアタマ差の勝利だったが、3着に1秒差をつけた。前走は一転、出遅れて後方2番手を追走し、直線も馬群の中で進路を探し求めながら8着。勝ち馬に0秒5差つけられたが、内容は悪くない。脚質的に小回り中山はプラス。発馬を決めて先行できればチャンスはある。

△1......メイクアスナッチは札幌のデビュー戦をクビ差で勝利し、休養を挟んだ東京の芝1400Mを連勝した。距離を1ハロン延ばしての連勝は能力がないとなかなかできない。非凡なスピードがあり、前々で立ち回れる好センスの競馬。距離が更に1ハロンの延びてどう対応できるかがカギとなる。

△2......イコノスタシスは4戦して4、2、5、1着。新馬戦で後に阪神ジュベナイルF勝ちのリバティアイランドの4着。3戦目は連に絡めなかったが、逃げた2戦目は1馬身差、好スタートを決めた前走は後続を2馬身ちぎってゴールした。1歳上の姉はフィリーズレビュー勝ち。まだまだ上を目指せる。

△3......ディヴァージオンは昨年12月に中山でデビュー。その前走は1000M通過63秒3のスローペースで折り合いに苦労したが、直線でたたき合いを制してV。並んで抜かせない勝負根性が光り、スピードあふれるレースぶり。一度経験したコースで走れるのは大きな強み。距離短縮もプラスだ。

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