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2023年7月16日(日)

11R
2023年7月16日(日)
2回函館6日
15:45発走

農林水産省賞典 函館記念 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 イクスプロージョン
1 2 ユニコーンライオン
2 3 ハヤヤッコ
2 4 ドーブネ
3 5 ヤマニンサルバム
3 6 ロングラン
4 7 ルビーカサブランカ
4 8 ブローザホーン
5 9 ローシャムパーク
5 10 アラタ
6 11 マイネルウィルトス
6 12 ローゼライト
7 13 スカーフェイス
7 14 テーオーシリウス
8 15 アルナシーム
8 16 キングオブドラゴン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=8 9=4 9-10 9-15 8=4
綾恵 9=3 9=10 9-1 9-8 3=10
ナベ 8=10 8=9 8=4 8=11
たま 7=10 7=16 7=2 7=4 7=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はローシャムパーク。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.3
前走・むらさき賞(3勝クラス)は出遅れもあったが、中団から鋭く差し切って快勝。ここまで(4.2.1.1)と安定しており、昨年のセントライト記念(G2)では好メンバー相手に3着と好走した。初の洋芝に対応できればタイトルにも手が届きそうだ。

対抗はブローザホーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.5
初勝利は3歳夏と遅かったが、その後は5戦3勝。前走・烏丸S(3勝クラス)は不良馬場を苦にせず5馬身差で圧勝し、本格化の兆しを見せている。今回が重賞初挑戦となるものの、ハンデ戦ならチャンスはあるだろう。

単穴はドーブネ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.7
オープン入り後は2、3、4、2着と安定。軽快なスピードが持ち味で、3走前の中山記念(G2)でも逃げて0秒2差と見せ場を作った。洋芝は得意で滞在も歓迎。スムーズに先行できれば簡単に止まることはなさそうだ。

抑えはアラタ。穴はアルナシーム。

今週のワンポイントアドバイス

重賞2勝目、ルビーカサブランカ

夏の函館を締めくくる名物ハンデ重賞。毎年強豪が激突する混戦レースで、1番人気は過去10年でわずか1勝。代わりに2けた人気馬が8頭も馬券に絡んでいる大荒れ重賞。本命党は人気馬の見極め、穴党は伏兵探しが楽しみ。実力伯仲のG3を制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

2018年以外は全てフルゲート16頭立てで、連対馬は3−7、2−8、3−10、3−13、5−14、5−7、1−9、15−13、2−14、7−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は2、2、3連対と不振で、7〜15番人気から伏兵馬が11頭連対している。

馬連配当は
3000円台...2回
4000円台...1回
5000円台...2回
7000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......3回

10年前の3590円が最低配当。以来、高配当の連続で、20年には2けた人気馬同士のワンツーで13万1670円の大穴が出ている。

一方、3連単は10万、8万、12万、23万、91万、57万、5万、343万、20万、7万円台。こちらも馬連波乱の20年に343万馬券が飛び出し、ほかにも6けた配当が6回も出る大荒れ。今年もすんなりと収まるとは思えない。

連対馬20頭の前走成績は【1.2.3.1.2.11】(1〜5着、着外)。半数以上が6着以下からの巻き返し組。前哨戦の成績が全くアテにならない。

クラス別は重賞組15頭とオープン特別組5頭。3勝クラス以下からの連対は見られず、3着を見ても14年のステラウインド(3勝クラス)1頭が入線しただけ。条件組はどんなに勢いがあってもデータ的には厳しい。

ステップ別は巴賞組が最多5連対。次いで目黒記念組4連対、3連対でエプソムC組が続き、2連対で天皇賞(春)、新潟大賞典、鳴尾記念組が並んでいる。今年はそれらの組から計9頭が出走する。

年齢別は
3歳馬【0.0.1.2】
4歳馬【2.3.1.16】
5歳馬【3.0.5.32】
6歳馬【4.3.3.43】
7歳馬【1.4.0.21】
8歳上【0.0.0.15】

連対率は0、23、8、13、19、0%。6歳馬がトップで、近2年は1〜3着を独占している。率は4歳馬が優勢で、経験豊富な7歳馬がこれに続いている。

所属別は、
関東馬【5.3.2.64】
関西馬【5.7.8.65】

連対率は11、14%。勝利数は互角だが、2着数でリードする関西馬が連対率でも関東馬を上回っている。

また、性別を見ると、牡馬が151頭出走して20連対、牝馬が8頭で連対なし。牝馬は苦戦しているが、サンプル数が少なく参考にならない。

連対馬のハンデは
52キロ下【0.1.0.12】
53キロ台【0.1.1.4】
54キロ台【2.1.2.30】
55キロ台【2.2.4.25】
56キロ台【4.3.1.34】
57キロ台【2.1.2.21】
58キロ上【0.1.0.3】

優勝馬は54〜57キロ台に限られるが、2着馬は斤量に関係なく連対可能となっている。なお、トップハンデ馬は1、2、4、10、11、2、13、11、9、5着。1勝、2着2回では信頼に足りる成績とはいえない。(たま)


◎......ルビーカサブランカは前走・巴賞で5着。道中勝ち馬を見ながら上がり3位の脚で追い上げたが、休み明け、前が止まらない流れで0秒5差に迫るのが精一杯だった。1800Mは少し忙しかったが、距離延長は歓迎で、函館も【0.2.2.1】と好相性。ハンデ55キロも恵まれた。重賞2勝目のチャンスだ。

○......アラタは昨年8月の札幌記念で0秒3差の4着に健闘。その後も重賞戦線で福島記念3着、中山金杯4着、金鯱賞3着と好走し、前走・巴賞を快勝した。58キロを背負ってもオープン特別では力が違ったか。昨年は重馬場で6着に敗れたが、函館は【3.0.0.1】と得意。休み明け2戦目の上積みも期待できる。

▲......キングオブドラゴンは2走前の京都記念で4着。スタート直後に外から進路をカットされたが、直ぐに立て直して3番手を追走。ペースアップした4角でも内から伸びて最後まで食い下がった。切れる脚がない分、洋芝は合うはずで、芝2000Mも2勝の実績。不良馬場の前走を度外視して狙える。

△1......ユニコーンライオンは21年の宝塚記念で2着に好走し、鳴尾記念と福島記念を勝利している。今年は7、5、15着の成績だが、2走前はG1クイーンエリザベスSで、前走も宝塚記念。結果を残せなかったが、ここに入れば有力な存在で、函館コースも過去2戦2勝と得意。底力に警戒したい。

△2......テーオーシリウスは中山の美浦Sを5馬身差で圧勝した後、オープン特別で4、3着。前走・巴賞は4コーナーで後続に早めにこられたが、そこから二の脚を使ってしぶとい粘りを見せ、残り100Mまで首位争いに加わった。前回から2キロ減の55キロなら、G3でも十分に通用する。

△3......ドーブネは3走前の中山記念で0秒2差の3着。前走・巴賞は外枠15番から果敢に先行して3番手に付け、4コーナー手前で先頭を奪い、押し切り寸前のところでアラタに差された。負けたとはいえ、地力で勝ちに行って見せ場十分。今回は重賞になるが、ハンデは据え置きの57キロ。チャンスはある。

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