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2022年12月25日(日)

11R
2022年12月25日(日)
5回中山8日
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:40000、16000、10000、6000、4000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アカイイト
1 2 イズジョーノキセキ
2 3 ボルドグフーシュ
2 4 アリストテレス
3 5 ジェラルディーナ
3 6 ヴェラアズール
4 7 エフフォーリア
4 8 ウインマイティー
5 9 イクイノックス
5 10 ジャスティンパレス
6 11 ラストドラフト
6 12 ポタジェ
7 13 タイトルホルダー
7 14 ボッケリーニ
8 15 ブレークアップ
8 16 ディープボンド

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=9 13=6 13-3 13-5 9=6
綾恵 9=7 9=13 9-1 9-3 7=13
ナベ 6=9 6=16 6=5 6=11 6=13
たま 9=13 9=7 9=5 9=6 9=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はタイトルホルダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.32.5
菊花賞(G1)を5馬身差、天皇賞・春(G1)を7馬身差で逃げ切りV。宝塚記念(G1)では道中2番手からレコードで快勝し、脚質の自在性も示した。前走・凱旋門賞(仏G1)はロンシャンの道悪に泣いたが、しっかりと立て直して帰厩後の調整は順調。スピードと持久力ともに現役トップクラスで、中山内回りコースへの適性も高い。ファン投票1位に応え、堂々と春秋グランプリ連覇を果たす。

対抗はイクイノックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)とも2着に惜敗したが、天皇賞・秋(G1)で歴戦の古馬を一蹴。上がり3ハロン32秒7の豪脚で鮮やかに差し切り、待望のG1制覇を飾った。ハイレベルと言われる現3歳世代の中でも屈指の能力を誇り、デビュー以来(3.2.0.0)と連対率100%。底知れないポテンシャルで一気に頂点を狙う。

単穴はヴェラアズール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.33.2
ダートから芝路線に転向して1、3、3、1、1、1着。前走・ジャパンC(G1)は実績馬たちをまとめて負かし、一気にG1ホースの仲間入りを果たした。芝6戦すべてで上がり最速を叩き出すなど、決め手は抜群。トリッキーな中山への対応がカギになるが、今の充実ぶりなら克服可能とみる。

抑えはジェラルディーナ。穴はボルドグフーシュ。

今週のワンポイントアドバイス

古馬を撃破、イクイノックス

2022年を締めくくるグランプリ。白毛のアイドル・ソダシ、ダービー馬ドウデュース、菊花賞馬アスクビクターモアは出走しないが、ファン投票1位で歴代最多投票を集めたタイトルホルダーなどG1馬7頭が顔をそろえる豪華版となった。6年ぶりのクリスマス決戦で頂点に立つのはどの馬か。注目の大一番は15時25分にスタートを切る。

過去10年、連対馬は1−10、1−4、4−9、8−5、1−2、1−8、3−1、2−3、1−11、1−5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6勝、2着1回と人気に応えているが、2、3番人気は2、2連対と不振。代わりに8〜11番人気から2、1、1、1頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...1回
2000円台...1回
3000円台...2回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

3けたの堅い決着も3回あったが、人気薄の9、11番人気が2着に食い込んだ14、20年に1万2350円、1万330円の高配当が出ている。

一方、3着に2、2、1、4、3、3、9、4、2、2番人気が入った3連単は、2万円台、5240円、10万円台、12万円台、3940円、2万円台、2万円台、5万円台、5万円台、7180円。こちらも4けたですんなりと収まった年もあるが、1、2番人気がそろって連を外した年に10万9590円、12万5870円と荒れている。毎年フルゲート16頭で争われる暮れの大一番。波乱も視野に入れておきたい。

連対馬20頭のクラス別は、G1組17頭、G2組3頭。最上位のG1組が断然に強く、ここ6年G2組からは連対馬は出ていない。さらに3着を見ても10頭全馬がG1組。G2組は苦戦している。

また、前走成績を見ると、【8.2.3.2.1.4】(1〜5着、着外)。16頭までが5着以内に好走し、掲示板外から入線したのは4頭と少ない。ちなみに着外馬は16、7、6、14着からの巻き返しだった。

ステップ(着順)は、4連対で天皇賞・秋(1、6、3、1着)組、ジャパンC(4、5、1、3着)組、菊花賞(1、16、1、4着)組が並び、2連対でエリザベス女王杯(7、2着)組、凱旋門賞(2、14着)組、金鯱賞(1、3着)組が続いている。最多連対の中では、天皇賞・秋組が目下4年連続で連対中。なお、残る2頭はアルゼンチン共和国杯(1着)とコックスプレート(豪=1着)から参戦している。

所属別は
関東馬【3.1.2.36】
関西馬【7.9.8.94】

連対率は10、14%。関西馬が断然の強さを示しているが、昨年は関東馬エフフォーリアが勝利している。

年齢別は
3歳馬【4.2.2.16】
4歳馬【2.5.1.36】
5歳馬【4.3.6.45】
6歳馬【0.0.1.16】
7歳上【0.0.0.17】

連対率はそれぞれ25、16、12、0、0%。連対数で3〜5歳馬がほぼ互角だが、率では最年少の3歳馬が他世代を大きく引き離している。

性別は牡馬が129頭出走して15連対(連対率12%)、牝馬は31頭で5連対(同16%)。牝馬は出走数が少なく劣勢だが、率で牡馬を逆転している。

中山の2500Mは内枠が有利といわれる。そこで枠別成績を調べると、
1枠【1.1.1.17】
2枠【1.2.0.17】
3枠【2.3.0.15】
4枠【2.0.2.16】
5枠【2.2.2.14】
6枠【1.1.1.17】
7枠【1.1.3.15】
8枠【0.0.1.19】

全8枠を内と外に大別すると、内の1〜4枠が【6.6.3.65】、外の5〜8枠は【4.4.7.65】。1、2着数で内枠がリードするものの、3着数では外枠が内枠を逆転する。つまり、馬券圏内で見ると、ここ10年連対馬を出せずにいる鬼門の8枠を除くと、巷でいわれるほど枠順による有利不利は気にしなくても良さそうだ。(たま)


◎......イクイノックスは前走・天皇賞(秋)でG1初制覇。1頭大逃げの特殊な展開だったが、上がり32秒7の驚異の末脚でキッチリととらえた。皐月賞は大外18番に加えて厳しいマークの中で2着。ダービーも大外枠から追い込んだが、クビ差届かなかった。3歳期待のエースが再び古馬の壁を打ち破り、G1連覇を飾る。

○......タイトルホルダーは今年、天皇賞(春)を逃げて7馬身、宝塚記念でも2馬身差で圧勝した。G1連覇が高く評価されてファン投票史上最多の36万8304票を集めた。前走・凱旋門賞は馬場が合わず11着に敗れたが、日本では今年3戦3勝。勝てば年度代表馬も視野に入る。

▲......エフフォーリアは昨年、皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念を完勝。堂々と年度代表馬に輝いた。しかし、あれほど強かった馬が今年は大阪杯9着、宝塚記念6着と連敗。あの強さはどこへ行ったのか。90年にオグリキャップ、93年にもトウカイテイオーが激走して沸いた舞台。王者復活のシーンが見たい。

△1......ジェラルディーナは今年6戦して4、6、2、3、1、1着。鳴尾記念2着をきっかけに以後4戦連続で馬券圏を確保。前走エリザベス女王杯ではメンバー最速の上がりで外から差し切り、G1初制覇を達成した。母は牝馬3冠のジェンティルドンナ(14年に有馬記念V)。母子制覇なるか注目だ。

△2......ジャスティンパレスは2歳暮れのホープフルSで2着に好走した実力馬。春の2冠は力を出し切れずに終わったが、秋に神戸新聞杯を3馬身半差で楽勝。続く菊花賞でも好位から3着とその能力の高さを再認識させた。古馬とは初対戦となるが、ディープインパクト産駒の3歳馬。さらなる前進が見込める。

△3......ヴェラアズールはダート2勝クラスを勝てずにいたが、芝の長距離路線に転向すると6戦4勝と大変身。重賞初挑戦の京都大賞典を2馬身半差で圧勝し、国際G1のジャパンCでも勝利を挙げた。芝に限れば上がり3ハロンはすべて最速。直線の長いコースがベストだろうが、本格化した今なら中山でも好勝負になる。

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