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2022年4月17日(日)

11R
2022年4月17日(日)
3回中山8日
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ダノンベルーガ
1 2 アスクビクターモア
2 3 トーセンヴァンノ
2 4 キラーアビリティ
3 5 グランドライン
3 6 ジャスティンロック
4 7 ボーンディスウェイ
4 8 ダンテスヴュー
5 9 サトノヘリオス
5 10 ジャスティンパレス
6 11 オニャンコポン
6 12 ドウデュース
7 13 ビーアストニッシド
7 14 ジオグリフ
7 15 ラーグルフ
8 16 デシエルト
8 17 マテンロウレオ
8 18 イクイノックス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=4 12=18 12-1 12-8 4=18
綾恵 4=12 4=11 4-6 4-9 12=11
ナベ 6=14 6=12 6=9 6=15 6=18
たま 14=12 14=4 14=1 14=2 14=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はドウデュース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.5
デビューから3連勝で朝日杯FS(G1)を制覇。直線大外から鮮やかに差し切り、堂々と2歳王者に輝いた。前走・弥生賞(G2)は勝負どころでゴチャつく場面があり初黒星(2着)を喫したものの、クビ差の惜敗。初めての中山&距離延長に対応できたのは収穫で、トライアルとしては悪くない結果と言える。この中間は順調にメニューを消化し、状態は万全。きっちりと巻き返して1冠目を奪取する。

対抗はキラーアビリティ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.5
前々走・萩S(L)は道中の力みが強く2着に終わったが、前走・ホープフルS(G1)は好位でしっかりと折り合って快勝。課題の気性面に進境を見せ、レースレコードで押し切った。本番と同じ舞台で結果を出せたのは強み。ホープフルSからの直行ローテも近年のトレンドとなっており、前走の再現があっても驚けない。

単穴はイクイノックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休養を挟んでデビュー2連勝。新馬戦を6馬身差で圧勝すると、東京スポーツ杯2歳S(G2)は上がり3ハロン32秒9の末脚で豪快に差し切った。前走後はじっくり休養して成長を促し、帰厩後の調教では抜群の動きを披露。中147日のローテは異例だが、ポテンシャルの高さで無敗Vを狙う。

抑えはダノンベルーガ。穴はダンテスヴュー。

今週のワンポイントアドバイス

決め手互角、ジオグリフ


桜満開の仁川で争われた乙女たちの戦いの余韻が残る中、春のG1シリーズは中山に舞台を移して3歳牡馬が激戦を繰り広げる。

「皐月賞」は英国2000ギニーをもとに1939年(昭和14年)、横浜(根岸)競馬場で「横浜農林省賞典4歳呼馬競走」として創設された。43年以降は東京競馬場で行われたが、戦争を挟んで49年から中山競馬場で実施されている。

今年は昨年の2歳G1ウイナー2頭に加え、デビューから無敗の3頭などサバイバル戦を勝ち抜いた18頭が集結。クラシック第1冠を制するのはどの馬か。2012年からの過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
レースは連対馬は4−2、1−2、2−1、3−2、8−3、9−4、7−9、1−4、1−3、2−8番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気の4、5、3連対は悲観するものではないが、人気薄の7〜9番人気からも1、2、2頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......5回
1000円台...1回
4000円台...1回
6000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......1回

上位1、2番人気が連からそろって消えた16〜18年に6220円、8710円、1万2880円と荒れ、昨年も4300円の中波乱で決着した。ただ、半数の5回は3けた配当で堅く収まっている。的中率アップには、堅いか、荒れるかの見極めが必要となる。

一方、3連単配当は1万円台、5920円、3万円台、1万円台、7万円台、106万円台、37万円台、4390円、2万円台、8万円台。こちらは12番人気が3着に食い込んだ17年に106万馬券が飛び出し、翌年も37万馬券が出るなど波乱含みとなっている。ちなみに3着には3、3、8、4、1、12、8、3、8、6人気が入線した。

また、路線別(着順)は、弥生賞ディープインパクト記念(4、1、1、4、1着)組と共同通信杯(1、1、2、1、1着)組が5連対。スプリングS(1、2、2着)組3連対、ホープフルS(1、1着)組と若葉S(1、1着)組2連対の順。上記5路線が連対馬の17頭を占め、残る3頭は毎日杯(1着)、アーリントンC(1着)、朝日杯フューチュリティS(1着)。なお、20頭中18頭は前走も馬券対象で、3着を見てみても例外は1頭だけ。前哨戦で4着以下に敗れた馬は切り捨てる手もある。

出走間隔は中2〜7週間組13頭、2カ月組4頭、4カ月組3頭。4カ月の休み明けの3頭はG1ホープフルS、朝日杯フューチュリティSからの直行で、ここ3年で記録したもの。以前はトライアル→本番が戴冠への王道だったが、近年はぶっつけ本番も勝利への選択肢になりつつある。

キャリア別は
2戦下【0.0.0.6】
3戦 【3.3.3.16】
4戦 【4.4.4.39】
5戦 【2.3.2.33】
6戦 【0.0.1.26】
7戦 【1.0.0.13】
8戦上【0.0.0.10】

連対率はそれぞれ0、24、16、13、0、7、0%。キャリア2戦以下や6戦以上は苦戦中している。2戦2勝で駒を進めてきたイクイノックスとダノンベルーガにとっては気になるデータとなっている。

所属別は
関東馬【5.2.4.52】(連対率11%)
関西馬【5.8.6.91】 (同12%)

勝利数は互角でも、2、3着数で関西馬が関東馬をリードしている。

フルゲート18頭立て(15年は15頭、18、21年は16頭)で枠順も気になるが、
1枠【2.0.0.17】
2枠【1.1.2.16】
3枠【0.1.1.18】
4枠【3.3.1.13】
5枠【0.1.2.17】
6枠【2.0.2.16】
7枠【1.3.0.23】
8枠【1.1.2.23】
(1〜3着、着外)

内の1〜4枠は11連対(6勝、2着5回)、外の5〜8枠が9連対(4勝、2着5回)。枠の内、外による有利不利はあまり気にしなくてもよさそうだ。(たま)


◎......桜花賞に続いて荒れると見て、ジオグリフで勝負する。新馬戦、札幌2歳Sと芝1800Mを楽勝。その後5、2着に敗れたが、朝日杯フューチュリティSは3カ月半ぶり、前走は勝ち馬より1キロ重かった。4戦中3戦でメンバー最速の上がりをマーク。決め手勝負に持ち込めればG1奪取も十分にある。

○......ドウデュースは弥生賞ディープインパクト記念でクビ差の2着。勝ち切れなかったことで評価を下げたが、この1敗はむしろいいガス抜きになったか。デビューから3連勝で朝日杯フューチュリティSを制した実力馬。戴冠がかなえば3冠への視界も大きく広がる。

▲......キラーアビリティは2戦目の未勝利戦をレコードで勝利。デビュー戦5着が嘘のような快走を見せた。萩Sは2着だったが、ホープフルSを楽勝して2勝目を挙げた。ホープフルS勝ち馬は19、20年とタイトル奪取。過去のデータから好勝負は必至とみた。

△1......アスクビクターモアは1勝クラスに続き、弥生賞ディープインパクト記念を快勝。スローペースだったとはいえ、2歳チャンピオンの追い上げをしぶとくしのぎ切った。中山は3戦3勝とベストで、うち2勝が今回と同じ芝2000M戦。伏兵以上の存在だ。

△2......イクイノックスはデビュー2連勝で東京スポーツ杯2歳Sを制覇。スローペースの後方に控え、直線馬場の真ん中から一気に伸びて後続を2馬身半突き放した。上がり3ハロン32秒9は驚異の末脚。キャリア2戦で、異例のローテーションでもマークは必要か。

△3......ダノンベルーガも新馬戦、共同通信杯と連勝。いずれも中団でじっくりと脚をため、メンバー最速の上がりで楽々と差し切った。雨予報で時計のかかる馬場も予想されるが、やや重を経験しているのは大きな強み。キャリア2戦がカギとなるが、素質は通用する。

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