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2022年3月12日(土)

11R
2022年3月12日(土)
2回中山5日
15:45発走

ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際) 牝 (特指) ハンデ 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ロザムール
1 2 シングフォーユー
2 3 ミスニューヨーク
2 4 ドナアトラエンテ
3 5 ジュランビル
3 6 クールキャット
4 7 シャムロックヒル
4 8 ゴルトベルク
5 9 テルツェット
5 10 ローザノワール
6 11 ルビーカサブランカ
6 12 スマイルカナ
7 13 スライリー
7 14 アブレイズ
8 15 フェアリーポルカ
8 16 クリノプレミアム

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=3 9=11 9-2 9-8 3=11
綾恵 3=11 3=13 3-4 3-9 11=13
ナベ 2=11 2=3 2=4 2=9 2=15
たま 11=3 11=6 11=4 11=9 11=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はテルツェット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.8
重賞2勝の実力馬。ここまで8戦して(6.0.1.2)と崩れたのはG1だけで、昨年のダービー卿チャレンジT(G3)では牡馬を一蹴している。前走から4カ月空いたが、小柄な牝馬で仕上がり早。1800MはクイーンS(G3)勝ちを含め、2戦2勝。トップハンデでも主役を張れる。

対抗はミスニューヨーク。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.2
前走・ターコイズS(G3)を制して初タイトル獲得。ハンデや展開の恩恵があったとはいえ、豪快な大外一気を決めて快勝した。中山コースへの適性が高く、1800M(4勝)に距離が延びるのも歓迎。ハンデ増でも要警戒だ。

単穴はルビーカサブランカ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.5
前々走・オリオンS(3勝クラス)で久々の勝利を挙げると、続く愛知杯(G3)も快勝。2連勝で重賞初制覇を飾り、本格化をアピールした。前走よりハンデは3キロ増えるが、キャリア20戦で1度しか掲示板を外していない堅実派。武豊騎手のエスコートで重賞連勝を狙う。

抑えはゴルトベルク。穴はシングフォーユー。

今週のワンポイントアドバイス

充実一途、ルビーカサブランカ


5日デビューした角田大河騎手が阪神1Rでいきなり初騎乗初勝利。続く2Rも勝って2連勝。1996年の福永祐一騎手に続く史上3人目となるデビュー2連勝を達成した。角田河騎手はスタンドからの温かい拍手に「こんなにいい馬に乗せていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」とファンに応えた。

JRA所属4人目の女性ジョッキーとして注目を集めた今村聖奈騎手は土日10鞍に騎乗して3着が最高成績。1日に開業した蛯名正義厩舎は12日(土)阪神の10Rで初陣を迎える。


中山牝馬Sは過去10年、連対馬は8−7、6−2、1=10−4(2着同着)、3−4、4−1、5−1、6−2、5−3、3−14、7−5番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、2、3連対とアテにならず、人気薄の6〜14番人気から7頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...2回
2000円台...2回
3000円台...1回
4000円台...1回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

12年に1万2780円と荒れた後はしばらく平穏に収まっていたが、20年に4万8730円の万馬券が飛び出し、昨年も6440円で決着。1、2番人気の不振が高配当を呼んでいる。

一方、3着に11、1、10=4(2着同着)、5、15、7、9、11、1、6番人気が入線した3連単配当は、62万、4万、2万=3万(2着同着)、2万、17万、4万、5万、16万、35万、14万円台。4けたで堅く決まったことはなく、10万円を超える高配当が5回も出る難解なレースとなっている。

連対馬21頭のクラス別は、重賞組15頭、オープン特別組3頭、3勝クラス組2頭。2勝クラス組1頭。重賞組が格上の貫録を見せているが、ハンデ戦だけにオープン特別組以下からも目が離せない。

ステップ(着順)は愛知杯組が6連対と好相性。現在8年連続で馬券対象になっている。ほかではターコイズSが3連対で続いている。

年齢別は4〜7歳以上馬が48、52、42、12頭出走して6、11、4、0連対。連対率は13、21、10、0%。今年は減点対象になる7歳以上馬の参戦はなく、世代は気にしなくても良さそうだ

連対馬のハンデは(54、53)(56、54)(53=53、52)(54、54)(54、56)(53、56)(53、54)(54、53)(52、50)(55、52)キロで決着。牝馬にとって過酷といわれる56キロ以上の馬や52キロ以下の軽量馬は苦戦している。

なお、トップハンデ馬は14、6、9、(1、2、7、10)、(2、13)、2、(4、10、12)、10、4、6着。10回で4連対を果たしており、ノーマークにはできないか。(たま)


◎......ルビーカサブランカは前走・愛知杯を中団で折り合い、直線インから鮮やかに抜け切った。3勝クラスで足踏みを続けていたのが嘘のよう切れ味で重賞タイトルを奪取した。距離短縮に問題はなく、55キロも背負い慣れた斤量。今の充実度なら3連勝も十分可能だ。

○......ミスニューヨークは前走ターコイズSを制して重賞初制覇。実績のないマイル戦だったが、後方からメンバー最速の上がりで一気に差し切った。中山は(3.0.0.1)で、唯一の着外は休み明けの紫苑S(5着)。この舞台も2勝の実績なら、重賞連覇も視野に入る。

▲......クールキャットは昨年G2のフローラSを制した実力馬。その後3戦は不振だったが、3カ月ぶりの前走愛知杯で0秒4差の6着。掲示板は外したが、スローの中団から次走につながる良い脚を見せた。たたき2戦目で前進は確実。流れひとつで台頭する。

△1......テルツェットは昨年、ダービー卿チャレンジTやクイーンSを勝って大躍進。前走エリザベス女王杯(11着)は距離が長かった。中山は(2.0.1.0)と底を見せておらず、距離1800M戦も2戦2勝。4カ月ぶりの休み明けでもいきなり好勝負になる。

△2......ドナアトラエンテは2走前のターコイズSで14着。出遅れたうえ、道悪に決め手をそがれたのも痛かった。前走・東京新聞杯は5着に敗れたが、実績のないマイルで直線抜けるかの脚色を見せた。全4勝を芝1800Mで挙げた距離巧者。距離1ハロン延長は好材料だ。

△3......スライリーは前走・愛知杯で0秒7差の13着。終始馬群の中に押し込められる窮屈な競馬で、直線でも前が壁になり力を出し切れなかった。昨年の秋華賞はメンバー3位タイの上がりで5着。いつ大駆けがあっても不思議はない。

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