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2022年6月11日(土)

11R
2022年6月11日(土)
3回東京3日
15:45発走

ジューンステークス

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳以上 3勝クラス(1600万下) (混合) ハンデ 本賞金:1840、740、460、280、184万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アイブランコ
2 2 テンカハル
2 3 ボーンジーニアス
3 4 スペシャルドラマ
3 5 レイオブウォーター
4 6 プリュムドール
4 7 レッドヴェロシティ
5 8 ポッドボレット
5 9 ヴェラアズール
6 10 モクレレ
6 11 タイセイシリウス
7 12 ブレークアップ
7 13 サトノラディウス
8 14 サペラヴィ
8 15 ノーチカルチャート

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=7 9=8 9-1 9-2 7=8
綾恵 9=3 9=6 9-7 9-8 3=6
ナベ 6=9 6=7 6=1 6=2 6=12
たま 2=9 2=7 2=5 2=6 2=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はヴェラアズール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.4
ダートから芝の中長距離路線に転向して1、3、3着。前走・緑風Sは後方待機から勝ち馬に0秒1差まで追い上げるなど、控える競馬も板についてきた。直線の長い東京コースは合っており、展開ひとつで差し切れる。

対抗はレッドヴェロシティ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.2
昨年の青葉賞(G2)3着馬。豊富なスタミナがあり、2400M以上では複勝圏を外していない。ゲートが課題だが、前走・陣馬特別(2勝クラス)は上がり最速で差し切りV。東京の末脚勝負なら勝機まである。

単穴はポッドボレット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.27.3

抑えはアイブランコ。穴はテンカハル。

今週のワンポイントアドバイス

スタミナ豊富、テンカハル


今週から夏の北海道シリーズが開幕。北の大地で函館競馬6週間、札幌競馬7週間の熱戦が繰り広げられる。昨年は変則日程で札幌からスタートしたが、今年は例年通り函館→札幌の順で行われる。

まずは東京の土曜メイン「ジューンS」。歴史は長いが、一昨年に距離が2000M→2400Mに延長となり、施行条件も定量→ハンデ戦に変更された。ここでは過去5年のデータを参考に傾向を見てみたい。

レースは11、9、10、18、11頭立て。連対馬は2−1、4−1、3−1、3−10、1−2番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は
3 け た......4回
万 馬 券......1回

距離が延びた2020年にいきなり10番人気が2着に飛び込み1万2460円の大荒れとなったが、4回は3けた配当で平穏に収まっている。

一方、3着に7、2、4、13、6番人気が入線した3連単配当は8720円、5390円、8180円、63万3580円、6750円。こちらも一昨年に63万馬券が飛び出す波乱となったが、ほかは4けたの平凡な結果に終わっている。

連対馬のクラス別は重賞組1頭と3勝クラス組9頭。現級組が最多連対を果たしているが、今年は2勝クラスを勝利した馬が3頭挑戦する。

路線別(距離=着順)は下鴨S(芝2000M=1、2着)、緑風(芝2400M=2、3着)、府中S(芝2000M=6、2着)からそれぞれ2頭が連対。毎年上記3路線から必ず1頭は連に絡んでいる。

年齢別は4〜8歳以上馬が13、26、17、1、2頭出走して5、5、0、0、0連対。4、5歳馬が優秀で、連対率でも38、19%と高いアベレージを残している。なお、今年は3歳馬ポッドボレットが古馬に挑む。ここまで参考になるデータはないが、先週の安田記念で唯一の3歳馬セリフォスが4着に健闘。その好走ぶりを見ると目が離せない存在か。

東西対決は関東馬35頭と関西馬24頭で争って、4対6。連対率は11、25%。関西馬が関東馬をリードしている。

また、性別は牡馬が50頭出走して10連対、牝馬は9頭で連対なし。牝馬は苦戦しているが、昨年レティキュールが6番人気で3着に入線。紅一点のプリュムドールにとっては追い風のデータとなっている。(たま)


◎......テンカハルは2走前に格上の大阪−ハンブルクCで0秒1差の2着。好位から直線で抜け出し、勝利したかに思えたが、コール前で勝ち馬の強襲にあった。芝2400〜2600Mの長距離戦で6戦して2勝。2、3着各1回の実績。距離不足の前走むらさき賞を度外視して狙える。

○......ヴェラアズールは前走・緑風Sで0秒1差の3着。後方2番手から上がり最速タイで追い上げたものの、最後は勝ち馬と同じ脚色になった。とはいえ、ダートから芝の長距離に矛先を変えて1、3、3着。前回と同じ舞台で、鞍上ルメール騎手ならV争いは必至だ。

▲......レッドヴェロシティは当舞台で行われた前走・陣馬特別をトップハンデ57キロで快勝。出遅れて勝ち切れないレースが続いていたが、昨年2月の中山の水仙賞以来1年2カ月ぶりに勝利を挙げた。3勝目までが遠かったが、東京の芝2400Mは(1.1.1.0)と得意。一気にオープン入りを決める可能戦は十分にある。

△1......ポッドボレットは前走・京都新聞杯で12着敗退。レコード決着の流れを追いかけたこともあるが、本来の走りが見られなかった。前々走すみれS(L)は逃げた2着馬を2番手でピッタリとマークし、ゴール直前で差し切った。2月に当舞台でクビ差2着の実績。距離2400Mにも不安はない。

△2......レイオブウォーターは前走・緑風Sで大外枠からハナを主張して先頭へ。そのまま直線を向いたが、残り200Mで苦しくなり5着に敗れた。全3勝中2勝を芝2400Mで挙げているスタミナタイプ。単騎先頭なら大駆けも十分ある。

△3......プリュムドールは1勝クラス(芝2200M)を51キロで勝ち、2勝クラス(芝2400M)は52キロで勝利した。軽量の利もあったが、ともにメンバー最速の上がりで鮮やかに差し切った。前走・府中Sは0秒4差の7着に敗れたが、距離が短く、55キロも少し重かったか。適距離で斤量53キロなら侮れない。

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