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2022年2月12日(土)

11R
2022年2月12日(土)
1回東京5日
15:45発走

デイリー杯クイーンカップ GIII

芝・左 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (特指) 別定 本賞金:3700、1500、930、560、370万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ショウナンアメリア
1 2 ベルクレスタ
2 3 ショショローザ
2 4 ラリュエル
3 5 ウインエクレール
3 6 ハピネスアゲン
4 7 ロムネヤ
4 8 モカフラワー
5 9 スターズオンアース
5 10 モズゴールドバレル
6 11 コントディヴェール
6 12 アオイモエ
7 13 プレサージュリフト
7 14 アメリカンスター
8 15 スタティスティクス
8 16 スマイルアップ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=13 9=4 9-2 9-15 13=4
綾恵 2=7 2=9 2-12 2-13 7=9
ナベ 15=2 15=9 15=7 15=8 15=13
たま 9=13 9=2 9=7 9=8 9=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はスターズオンアース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.3
前走・フェアリーS(G3)はクビ差の2着に惜敗。勝負どころから右にモタれたのが痛かったが、ゴール前で一旦は抜け出して見せ場を作った。左回りの調教では走りがスムーズで、初勝利を挙げたのが東京コース。前走の雪辱を果たして初タイトルを獲得する。

対抗はプレサージュリフト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.7
東京マイルでデビュー勝ち。スタートで出遅れたものの、4角大外から豪快に追い込んで差し切った。ラスト100Mだけで3馬身も突き抜けた末脚は圧巻。半姉オールアットワンスはアイビスサマーD(G3)を制したスプリンターだが、本馬は距離の融通性もありそうだ。

単穴はラリュエル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ステイフーリッシュ(京都新聞杯勝ち)の半妹。デビュー戦は4番人気だったが、好位から押し切って評判馬たちを一蹴した。レースセンスが良く、走破時計も優秀。小柄な牝馬で長距離輸送が課題だが、ポテンシャルはここでも上位とみる。

抑えはベルクレスタ。穴はスタティスティクス。

今週のワンポイントアドバイス

重賞初制覇、スターズオンアース


今週は東西で豪華3重賞が行われる。東京は春のクラシック戦線につながるG3戦2レース。阪神では天皇賞(春)を目指す古馬13頭がG2戦で激戦を繰り広げる。

まずは3歳牝馬による注目の「クイーンC」のレース傾向を過去10年のデータで見てみたい。

連対馬は2−1、4−3、1−3、2−3、1−7、1−5、3−5、1−2、2−4、2−5番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、5、4連対と人気に応え、4、5番人気も2、3連対と続き、伏兵馬の連対は7番人気の1頭だけ。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...3回
2000円台...2回
4000円台...1回

18年に3、5番人気でゴールした4010円が最高配当。キャリアの浅い牝馬重賞でも平穏に収まる傾向を見せている。

一方、3着に6、2=8(3着同着)、5、1、6、2、7、7、12、1番人気が入った3連単配当は、1万円台、1万円台=4万円台(3着同着)、4270円、1万円台、1万円台、6820円、7万円台、4850円、11万円台、1万円台。こちらも20年に11万9180円の高配当が飛び出したが、ほかはすべて8万円未満。大波乱は起こっていない。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組12頭、1勝クラス組5頭、新馬組2頭、未勝利組1頭。格上の重賞組が貫録を見せているが、1勝クラス組以下も8頭が連対。下級条件組にも十分にチャンスがある。

前走成績は【8.6.2.1.1.2】(1〜5着、着外)。連対馬の8割は3着以内に好走し、着外からの巻き返しはわずか2頭のみ。

また、ステップ(着順)は阪神ジュベナイルF(4、3、6、1、2、3着)組6連対、フェアリーS(2、5、2、6着)組4連対の順。この2路線なら着外からでも巻き返しが可能となっている。ちなみに3着にも8、9、16着から3頭が入線しているが、いずれも上記有力路線からの臨戦馬だった。

キャリアは1〜5戦以上馬が17、29、32、34、37頭出走して、2、3、11、3、1連対。連対率は12、10、34、9、3%。キャリア3戦馬が圧倒的に強く、ほかは戦歴を重ねるほど連対率が下がっている。

関東馬は109頭が出走して12連対(連対率11%)、関西馬は34頭で8連対(同24%)、地方馬は6頭で連対なし。地元で戦える関東馬が連対数で優勢だが、率で関西馬が大きくリード。東西対決に優劣はつけられない。

距離別は1400M組1頭、1600M組16頭、2000M組3頭。1600M組が最多連対を果たしているが、2000M組は8頭が出走して3勝と好成績を残している。前走から距離を縮めた馬には警戒が必要だ。(たま)


◎......スターズオンアースは年明けのフェアリーSで2着。直線内にモタレながら狭いところから良く伸びたが、わずかクビ差届かなかった。4戦して【1.2.1.0】と複勝率100%。東京で未勝利戦を楽勝し、3戦した左回りは歓迎。重賞初制覇を決める。

○......プレサージュリフトは前走、大外16番枠で出遅れ。最後方から外々を回る形となったが、直線でエンジンが全開すると33秒3の上がりで後続を3馬身突き放した。馬なりで追い出しのタイミングを計るほどの余裕の勝利。キャリア1戦でも決め手は即通用する。

▲......ベルクレスタは4戦すべてマイル戦。前走の阪神ジュベナイルFは6着に敗れたが、外枠で前に馬を置けず力んで直線伸び切れなかった。未勝利戦を3馬身半差で圧勝して、続くこの舞台のアルテミスSでもクビ差の2着に好走。東京替わりは歓迎で、距離経験も豊富だ。

△1......モズゴールドバレルはデビュー勝ちした直後にシンザン記念に挑戦して0秒5差の6着。距離延長に加え、14番枠で外を回りながらも牡馬相手に最後まで頑張っていた。左回りを2度経験して距離も2度目。スタートを決めて好位で立ち回ればチャンスはある。

△2......モカフラワーは前走・赤松賞で0秒6差の4着。スローペースの後方からで勝ち馬に離されたが、上がり3ハロン33秒4の末脚で3着スターズオンアースとはクビ差だった。引き続き東京の芝1600Mが舞台。乗り慣れた石川騎手とのコンビで重賞Vを狙う。

△3......ロムネヤは2億2680万円(税込み)の高額馬。新馬戦は好発を決めて逃げ切った。その後8、5着と連敗したが、前走は出負け、道中でもバランスを崩すシーンがありながらメンバー最速の上がりで0秒4差まで迫った。良血のディープインパクト産駒の一変に警戒したい。

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