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2022年7月17日(日)

11R
2022年7月17日(日)
1回函館12日
15:45発走

農林水産省賞典 函館記念 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ハヤヤッコ
1 2 ジェネラーレウーノ
2 3 フェアリーポルカ
2 4 アイスバブル
3 5 マイネルウィルトス
3 6 タイセイモンストル
4 7 スマイル
4 8 スカーフェイス
5 9 アラタ
5 10 ウインイクシード
6 11 レッドライデン
6 12 サンレイポケット
7 13 ギベオン
7 14 サトノクロニクル
8 15 アドマイヤジャスタ
8 16 ランフォザローゼス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=5 12=8 12-7 12-9 5=8
綾恵 9=12 9=10 9-5 9-8 12=10
ナベ 5=3 5=6 5=12 5=14
たま 5=8 5=9 5=1 5=4 5=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサンレイポケット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.8
昨年の新潟大賞典(G3)勝ち馬。天皇賞・秋(G1)、ジャパンC(G1)ともに4着と善戦しており、このメンバーなら上位評価できる一頭だろう。除外明けでも調整に狂いはなく、この中間はブリンカーを着用して上々の動きを披露。トップハンデを克服し、2つ目のタイトルを獲得したい。

対抗はマイネルウィルトス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.7
休み明けの前走・目黒記念(G2)で2着に好走。2000M(3勝)は走り慣れており、昨夏の札幌記念(G2)でも強敵相手に4着と力を見せた。洋芝を苦にしないパワーがあり、内回り向きの器用さも兼備。ひと叩きされた今回は、タイトルにも手が届きそうだ。

単穴はスカーフェイス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.9
昨年末からG3で5、2、5着。重賞でも大きく崩れることなく、前走・大阪杯(G1)では6着に健闘した。まだ洋芝に実績はないものの、前走よりは相手関係も手頃。休み明けでも警戒はしておきたい。

抑えはアラタ。穴はスマイル。

今週のワンポイントアドバイス

パワーアップ、マイネルウィルトス

先週の七夕賞に続くサマー2000シリーズ第2戦。みちのくの荒れるハンデ重賞に今年も16頭が参戦する。実力伯仲の混戦を制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を探ってみた。

連対馬は4−8、3−7、2−8、3−10、3−13、5−14、5−7、1−9、15−13、2−10番人気で決着した(フルゲート16頭、2018年は15頭)。上位1〜3番人気は1、2、3連対と全く期待に応えられず、7〜15番人気から半数を超える11頭が連対している。

馬連配当は
3000円台...2回
5000円台...2回
7000円台...1回
8000円台...1回
9000円台...1回
万 馬 券......3回

最低配当が3、7番人気で決まった13年の3590円。2けた人気の伏兵馬が連に絡むことが珍しくなく、万馬券が3回も出る大荒れとなっている。

一方、3着に7、8、7、7、9、7、13、3、3、12番人気が入った3連単は15万、10万、8万、12万、23万、91万、57万、5万、343万、20万円台。こちらも10万円超えの万馬券が8回あり、一昨年は343万2870円が飛び出す大波乱。穴党には見逃せないレースとなっている。

連対馬20頭のクラス別はG1組1連対、G2組5連対、G3組7連対、オープン特別組7連対。ランク通り重賞組が強いが、ここ3年に限ると3対3と全く互角の成績を残している。

ステップ別(着順)は巴賞(5、8、6、9、12、9着)組が6連対。次いで3連対で目黒記念(2、6、8着)組とエプソムC(3、3、5着)組が続き、新潟大賞典(10、4着)と鳴尾記念(1、6着)組が2連対の順。オープン特別の巴賞組が重賞組を抑え、最多連対を果たしている。

年齢別は
3歳馬【0.0.1.2】
4歳馬【2.3.1.16】
5歳馬【3.0.5.34】
6歳馬【3.2.3.40】
7歳馬【2.4.0.20】
8歳上【0.1.0.17】

連対率は0、23、7、10、23、6%。5、6歳馬が勝利数で並んでいるが、率で4、7歳馬が逆戦。レース経験豊富な高齢7歳馬が活躍している。

また、所属別は、
関東馬【5.4.2.63】
関西馬【5.6.8.66】

連対率は12、13%。関西馬が連対数、率で関東馬を1馬身ほどリードしている。

性別は牡馬が152頭出走して20連対、牝馬7頭で連対なし。牝馬は苦戦中も出走数自体が少なく、基準外と見ていい。

連対馬のハンデは
52キロ台【0.2.0.8】
53キロ台【0.1.1.4】
54キロ台【3.1.2.25】
55キロ台【2.2.4.25】
56キロ台【4.2.1.37】
57キロ台【1.1.2.21】
58キロ上【0.1.0.3】

優勝馬は54〜57キロ台に限られるが、2着馬はすべての斤量から出ている。なお、トップハンデ馬はすべて57キロ以上で、8、1、2、4、10、11、2、13、11、9着。1勝、2着2回では信頼できる成績とはいえない。(たま)


◎......マイネルウィルトスは昨年ひと押しが利かずに0秒6差の8着。久々の影響もあったか。ただ、その敗戦を糧にグングンと成長。前走・目黒記念で0秒1差2着とG2で勝ち負けできるまでにパワーアップした。不良馬場の福島民報杯を大差勝ち。道悪なら一気にタイトルに手が届く。

○......スカーフェイスは未勝利勝ち直後にプリンシパルSに挑戦した期待馬。あれから3年が経ち6歳を迎えた今年、中山金杯2着、小倉大賞典5着。前走・大阪杯でも57キロを背負って強敵相手にメンバー最速の上がりで0秒5差の6着と健闘した。中距離巧者。ローカルG3なら突き抜けてもいい。

▲......アラタは昨年、1勝クラスから一気に4連勝。夏の函館の2連勝が飛躍への大きな弾みとなった。その後、福島記念でもパンサラッサ(海外G1優勝馬)の3着に健闘した。休み明けの今年2戦はひと息のレースが続いているが、器用さを生かせる小回りに替わり、パワー優先の洋芝もぴったり。一変が期待できる。

△1......サンレイポケットは賞金不足で宝塚記念への出走がかなわず、目標をここに切り替えた。昨秋は天皇賞(秋)、ジャパンCと連続で4着に好走し、前走・鳴尾記念でもメンバー最速の上がりで0秒1差の3着。スローペースで勝ち切れなかったが、末脚は健在だ。トップハンデ57.5キロでも上位争いは可能だ。

△2......アイスバブルは前走、このレースと相性のいい巴賞で10着。後方でじっくりと構えて直線勝負にかけたが、斤量59キロで伸びを欠き0秒7差離された。とはいえ、2カ月半ぶり、勝ち馬の54キロを思えば悲観する内容ではない。昨年2着より1キロ軽い54キロ。人気はないが、リベンジVの大駆けがあっても驚けない。

△3......ハヤヤッコは2走前にダートから芝に再転向。前走・天皇賞(春)は相手が強く、距離も長かったが、2走前の日経賞で0秒4差の5着。道中いったん後退して直線盛り返した脚は見どころ十分だった。ダート中距離で良績を残していたが、初勝利が芝の1800M戦。時計がかかればV戦線に浮上する。

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