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2021年5月2日(日)

11R
2021年5月2日(日)
2回阪神12日
15:40発走

天皇賞(春) GI

芝・右・外→内 3200m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ワールドプレミア
1 2 アリストテレス
2 3 カレンブーケドール
2 4 シロニイ
3 5 ディアスティマ
3 6 マカヒキ
4 7 ユーキャンスマイル
4 8 ディバインフォース
5 9 ジャコマル
5 10 ゴースト
6 11 メイショウテンゲン
6 12 ディープボンド
7 13 ナムラドノヴァン
7 14 ウインマリリン
8 15 オセアグレイト
8 16 メロディーレーン
8 17 オーソリティ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=2 1=3 1-12 1-14 2=3
綾恵 12=2 12=5 12-1 12-7 2=5
ナベ 7=2 7=12 7=1 7=11 7=13
たま 1=12 1=2 1=3 1=7 1=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はワールドプレミア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前哨戦の日経賞(G2)は上がり最速タイで追い込んで3着。勝ったウインマリリンに0秒1差及ばなかったものの、斤量差があったことを考慮すれば負けて強しの内容だ。一昨年の菊花賞(G1)を制したステイヤーで、長期休養明けを使われながら着実に良化気配。長丁場のスタミナ勝負なら、復活Vが期待できる。

対抗はアリストテレス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の菊花賞(G1)ではコントレイル(3冠馬)とクビ差の接戦を演じ、年明けのAJCC(G2)で重賞初V。1番人気に推された阪神大賞典(G2)は7着と振るわなかったが、パドックからテンションが高く、道悪も響いた印象だ。放牧を挟んでリフレッシュし、中間の気配は上々。良馬場なら一変しても驚けない。

単穴はカレンブーケドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
G1で小差の2着が3回。まだタイトルには手が届いていないが、超豪華メンバーがそろった昨年のジャパンC(G1)でも0秒2差の4着とトップクラスの力がある。コース・距離不問のレース巧者で、通算14戦すべて掲示板を確保。引き続きマークは外せない。

抑えはディープボンド。穴はウインマリリン。

今週のワンポイントアドバイス

新王者誕生、ワールドプレミア


京都競馬場で行われていた芝3200Mの名物レースだが、今年は改修工事により、舞台を阪神競馬場に移して争われる。昨年に続き無観客競馬となったのは残念だが、本命不在の混戦ムード。馬券的には高配当が期待できそうだ。早速、過去10年のデータで傾向を見てみたい。

レースは7−3、14−3、2−3、4−3、2−7、2−13、1−4、2−1、1−6、1−11番人気の組み合わせでゴール。上位1〜3番人気の4、4、4連対は胸を張れる成績とはいえないが、上位人気が連からそろって消えた年は一度もない。

馬連配当は
1000円台...3回
2000円台...1回
3000円台...1回
5000円台...1回
6000円台...2回
万 馬 券......2回

14、13番人気が連に絡んだ12、16年に、6万1570円、2万160円と荒れたが、ここ4年は1000円台3回と昨年の5770円。1番人気が期待に応え、波乱は起こっていない。

一方、3着に5、2、6、12、10、3、2、4、8、4番人気が入線した3連単配当は、18万円台、145万円台、11万円台、21万円台、23万円台、24万円台、3780円、1万円台、4万円台、5万円台。こちらも16年までは145万馬券が飛び出すなど高配当が続出していたが、ここ4年は平穏に収まっている。

連対馬20頭はすべて重賞からの臨戦で、G1組3頭、G2組16頭、G3組1頭。今年G3以下から参戦のオーソリティなど4頭には気になるデータとなっている。

ステップ(着順)は大阪杯(1、3、3、2、1、13着)組が6連対でトップ。次いで、阪神大賞典(10、1、6、2、1着)組5連対、日経賞(1、5、1、3着)組4連対の順。なお、残る5頭は京都記念(1着)、ダイヤモンドS(1着)、アメリカJCC(2着)、日経新春杯(1着)、有馬記念(4着)からの参戦だった。

前走成績は【9.3.3.1.1.3】(1〜5着、着外)。連対馬の85%は5着以内で、3着を見てみても10頭すべてが4着以内。前走で掲示板を外した馬は減点対象としたい。

関東馬41頭と関西馬124頭で争った東西対決は、6対14。連対率は15、11%。関西馬が連対数でリードしているが、率で関東馬が逆転し、ここ2年は連勝中。東西間格差はあまり気にしなくてもよさそうだ。なお、今年は外国からの参戦馬はない。

年齢別は4〜8歳以上馬が6、8、5、0、1連対。連対率はそれぞれ13、18、14、0、5%。4〜6歳馬が有力で、7歳以上の高齢馬はスタミナ切れか、苦戦している。

性別は牡馬が162頭出走して20連対、牝馬は6頭で連対なし。ここ数年古馬のG1で牝馬が活躍しているが、このレースに限っては高いハードルが待ち受けている。

阪神の芝3200Mコースは向こう正面からスタートし、1周目は外回り、2周目が内回り。そのためレース中に3コーナーのロープ柵が人海戦術で外される珍しいコース設定となっている(テレビでは映らない)。そして、最後の4コーナーを回るとゴールまで残り359M。直線が短く、逃げ、先行馬にとっては有利になりそうだ。(たま)


◎......前走・日経賞でワールドプレミアは0秒1差の3着。レース最速タイの上がりで追い上げたが、3カ月ぶり、スローペースであと一歩届かなかった。19年の菊花賞馬で、その年の有馬記念でも3着に好走した。長くいい脚を繰り出せるレースぶりから、長距離向きは明らか。王者不在のステイヤー界に新王者誕生だ。

○......ディープボンドは昨年の皐月賞10着、ダービー5着、菊花賞4着。クラシック3冠はわき役に終わったが、年明け2戦目の前走・阪神大賞典を5馬身差で圧勝。勝負どころから進出してユーキャンスマイル以下を全く問題にしなかった。好位で立ち回れる脚がありスタミナも十分。G1初制覇も視野に入る。

▲......前走の阪神大賞典でアリストテレスは7着。序盤に掛かり、そこで体力を消耗した分、直線で伸び切れなかった。昨年の菊花賞でコントレイルにクビ差まで迫る見せ場十分の2着。続くアメリカJCCは道悪にもかかわらず力でねじ伏せ、重賞初制覇を飾った。息の長いスパートが武器。良馬場で巻き返す。

△1......ユーキャンスマイルは昨年の阪神大賞典覇者で、今年も重馬場の中で2着を確保した。その前走は勝ち馬にこそ離されたものの、レース最速タイの上がりで追い上げた。芝3000M以上は7戦して【2.2.1.2】と好成績。さらに阪神は【1.2.0.1】と追い風になり、反撃が期待できる。

△2......前走のダイヤモンドSでオーソリティはクビ差の2着。勝ちに行く強気の競馬でゴール前わずかに差されたが、長距離適性と地力アップをアピールした。昨年の有馬記念で14着に敗退したが、G2・2勝の実績馬。母ロザリンドは13年の菊花賞馬エピファネイアの全妹。今年4歳で伸びしろも十分ある。

△3......カレンブーケドールは重賞勝ちはないが、ハイレベルのオークス、秋華賞で2着。昨秋のジャパンC、有馬記念でも牡馬一線級と戦って4、5着と崩れていない。今回は前哨戦の日経賞(2着)をたたいて2戦目。牝馬苦戦のG1で狙いづらい面もあるが、このメンバーならノーマークにできない。

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