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2021年4月4日(日)

11R
2021年4月4日(日)
2回阪神4日
15:40発走

大阪杯 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13500、5400、3400、2000、1350万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 モズベッロ
2 2 サリオス
3 3 アーデントリー
4 4 ブラヴァス
4 5 ペルシアンナイト
5 6 ワグネリアン
5 7 コントレイル
6 8 レイパパレ
6 9 クレッシェンドラヴ
7 10 カデナ
7 11 ハッピーグリン
8 12 グランアレグリア
8 13 アドマイヤビルゴ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=12 7=2 7-6 7-8 12=2
綾恵 7=12 7=5 7-1 7-2 12=5
ナベ 5=7 5=6 5=2 5=3 5=12
たま 2=12 2=7 2=1 2=6 2=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコントレイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.00.7
昨年は父ディープインパクト以来となる無敗での牡馬3冠を達成。前走・ジャパンC(G1)で初の黒星を喫したものの、アーモンドアイ(G1・9勝)から0秒2差の2着なら評価を下げる必要はあるまい。デビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳S(G3)では驚愕のレコードを叩き出し、皐月賞(G1)は不利をものともせずに快勝。ベストの中距離なら存分にポテンシャルを発揮できる。ライバルたちを一蹴し、3冠馬の貫禄を示す。

対抗はグランアレグリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の安田記念(G1)でアーモンドアイとの女傑対決を制し、その後もスプリンターズS(G1)、マイルチャンピオンS(G1)とG1・3連勝。文句なしの内容でJRA最優秀短距離馬に選出された。今回は初めての2000Mだが、心身ともに格段の成長を遂げた今なら対応は可能。スプリント〜マイル〜中距離の3階級制覇も夢ではない。

単穴はサリオス。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.00.8
一昨年の朝日杯FS(G1)を制すなど、デビューから7戦6連対(重賞3勝)。前走・マイルチャンピオンS(G1)は大外枠が響いたが、上がり3ハロン最速で伸びて5着と力は示した。休養を挟んでリフレッシュし、追い切りでは抜群の動きを披露。皐月賞、日本ダービーともにコントレイルの2着に泣いたが、ハーツクライ産駒の成長力で3冠馬にひと泡吹かせたい。

抑えはレイパパレ。穴はワグネリアン。

今週のワンポイントアドバイス

中距離で反撃、サリオス


今年は13頭が出走する。フルゲート16頭に満たないが、3冠馬コントレイルとG1・3連勝中の女王グランアレグリアが初めて対戦する。前者は前走のジャパンCで連勝は止まったものの、日本競馬史上最強といわれるアーモンドアイに0秒2差まで迫った実力馬。後者は今回2000Mに初挑戦となるが、圧倒的なスピードでライバルを突き放してきた。ほかにも昨年の皐月賞、ダービーで連続2着したサリオス、デビュー以来5連勝中のレイパパレも参戦と興味津々のメンバーで争われる。

ここではG2戦で行われた2011年からの6回と、G1昇格後を合わせた10回のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1−8、6−1、1−2、2−6、4−1、2−5、1−7、1−6、9−2、2−4番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対とまずまずの成績で、2番人気も5連対と人気に応えているが、3番人気は連対なし。上位人気馬としての信頼度はいまいちで、人気薄の6〜9番人気から6頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...2回
2000円台...2回
3000円台...1回
6000円台...1回
7000円台...1回

最高配当は2、6番人気で決着した14年の7020円。万馬券が飛び出すような大荒れはなく、波乱度は低い。

一方、3着に3、2、5、1、6、4、4、2、4、1番人気が入線した3連単配当は、7万円台、1万円台、1670円、2万円台、1万円台、1万円台、2万円台、1万円台、9万円台、7810円。こちらも一昨年の9万3560円が高配当で、3万円未満の人気サイドの配当が8回。全体としては堅く収まる傾向を見せている。

連対馬20頭のクラス別はG1組6頭、G2組11頭、G3組1頭、オープン特別組1頭、2勝クラス組1頭。G2時代にオープン特別組と2勝クラス組から1頭ずつが連対したが、G1昇格後はすべて重賞からの臨戦馬が連対している。

ステップ別(着順)は有馬記念(6、3、2、5着)組、京都記念(3、3、3、1着)組、中山記念(1、2、5、2着)組が4連対で並び、金鯱賞(6、1、5着)組3連対の順。上記4路線が好相性で、そこで6着以内ならさらに信頼度はアップする。

性別は牡馬が120頭出走して17連対(連対率14%)、牝馬は10頭で3連対(同30%)。牝馬は出走数が少なく連対数では見劣るものの、率で大きくリード。グランアレグリア、レイパパレには強い追い風になる。

年齢別は4〜8歳以上馬が38、39、28、14、11頭出走して、9、9、1、1、0連対。連対率はそれぞれ24、23、4、7、0%。若い4、5歳馬が連対数、率で多世代を大きく引き離し、6歳以上馬は苦戦している。(たま)


◎......サリオスは昨秋の毎日王冠(やや重)でダイワキャグニー以下に3馬身差をつけて圧勝。年長馬を向こうにレース最速の上がりで堂々と差し切った。春はコントレイルとの対決で連続2着に敗れていたが、夏の充電でパワーアップしたようだ。実績が光る中距離戦なら、逆転の可能性は十分にある。

○......マイルとスプリントのG1でグランアレグリアは4勝。アーモンドアイを一蹴した安田記念をはじめ、けた違いのスピードでライバルを寄せ付けなかった。初の2000M戦であのパフォーマンスを発揮できるかどうかがカギとなるが、心身ともに充実した今の状態なら不安はない。

▲......コントレイルは前走ジャパンCでアーモンドアイの2着。0秒2差及ばなかったものの、初の古馬相手に3冠馬の地力をアピールした。長距離もこなしているが、皐月賞の勝ちっぷりから本質的には2000M前後がベスト。器用さを生かせる阪神内回りも願ってもない舞台だ。

△1......レイパパレは5戦全勝で前走チャレンジCを優勝。2番手追走から早め先頭に立ち、そのまま押し切る強い内容だった。折り合い面に課題はあるが、鞍上は先週の高松宮記念を制して波に乗る川田騎手。初めてのG1挑戦で楽な競馬にはならないだろうが、まだ底を見せていない魅力は大きい。

△2......ここ2戦のモズベッロはアメリカJCC5着、京都記念8着。2走前は出遅れた上に直線でも脚を余し、前走も発馬のタイミングが合わず後方からとなり不完全燃焼だった。昨年の宝塚記念は58キロを背負い、中団から追い上げて3着。渋った馬場は苦にしないタイプ。力を出し切れれば上位争いに浮上する。

△3......ワグネリアンは7カ月半ぶりの京都記念で0秒7差の5着。スタートでつまずき、追い込み馬に不利な展開の中、後方から次走につながる追い上げを見せた。このレースは過去2度出走して3、5着の成績。着差も0秒1、0秒4と崩れていない。休み明けをたたいて2戦目。大駆けもある。

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