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2021年9月20日(月)

11R
2021年9月20日(月)
4回中山5日
15:45発走

朝日杯セントライト記念 GII

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際)(指定) 馬齢 本賞金:5400、2200、1400、810、540万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ベルウッドエオ
2 2 アサマノイタズラ
3 3 ヴィクティファルス
3 4 タイムトゥヘヴン
4 5 ノースブリッジ
4 6 レインフロムヘヴン
5 7 タイトルホルダー
5 8 レッドヴェロシティ
6 9 カレンルシェルブル
6 10 オーソクレース
7 11 ルペルカーリア
7 12 ソーヴァリアント
8 13 グラティアス
8 14 ワールドリバイバル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=11 7=10 7-6 7-12 11=10
綾恵 7=13 7=12 7-2 7-11 13=12
ナベ 7=12 7=3 7=5 7=11
たま 13=7 13=3 13=4 13=10 13=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はタイトルホルダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春の弥生賞ディープインパクト記念(G2)を逃げ切ると、続く皐月賞(G1)では2着を確保。前走・日本ダービー(G1)でも先行力を生かして6着と善戦した。休養を挟んでリフレッシュし、今週の調教でも抜群の動きを披露。得意の中山コース(2.1.0.1)なら押し切りの期待は十分とみる。

対抗はルペルカーリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.3
前走・京都新聞杯(G2)はスタート後に他馬と接触。力み気味にハナを切る形となったが、最後まで失速することなく僅差2着と力を見せた。母は名牝シーザリオ、兄弟にエピファネイアらがいる超良血馬。折り合って運べるようなら好勝負になりそうだ。

単穴はオーソクレース。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらはG1・2勝を挙げたマリアライトの初仔。新馬、アイビーS(L)と連勝後、ホープフルS(G1)でも2着と期待通りの走りを見せた。一頓挫あり春のクラシックは回避することになったが、ポテンシャルは世代トップクラス。久々でも警戒はしておきたい。

抑えはソーヴァリアント。穴はレインフロムヘヴン。

今週のワンポイントアドバイス

地力上位、グラティアス


上位3着が菊花賞へ優先出走できる関東のトライアル。近年はこのレースを足掛かりに出世した馬は少ないが、2012年のフェノーメノが春の天皇賞を連覇。15年のキタサンブラックは17年に有馬記念を制覇して7冠馬となった。

ここ数年はやや小粒のメンバーによる戦いとなっているが、17年クリンチャー(9着)、19年サトノルークス(2着)、20年サトノフラッグ(2着)が本番で2、2、3着と馬券に絡んでいる。今年は14頭が3枚のプラチナチケット争奪戦を繰り広げる。

過去10年、レースは17、17、15、18、15、12、15、15、18、12頭立て。連対馬は6−3、1−14、3−5、1−2、6−9、1−2、2−1、4−1、1−8、4−1番人気の組み合わせで決まった(14年は新潟競馬)。上位1〜3番人気は7、3、2連対と悲観する成績ではないが、人気薄の6〜14番人気から5頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
2000円台...1回
4000円台...2回
9000円台...1回
万 馬 券......1回

人気薄の6、9番人気で決まった15年に1万3320円と荒れ、12年にも9100円の高配当が出ている。一方で、3けたのガチガチ配当も4回あり、堅いか荒れるかの見極めが必要となっている。

また、3着に1、4、6、10、10、3、3、6、3、2番人気が入線した3連単配当は5万円台、13万円台、4万円台、4490円、61万円台、1820円、7230円、3万円台、5万円台、1万円台。こちらも12、15年に13万7500円、61万8050円の波乱決着となったが、4けたの人気サイドも3回。馬連同様に荒れるか堅いか両極端の結果が出ている。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組15頭、2勝クラス組4頭、1勝クラス組1頭。重賞組が75%を占めているものの、条件戦からの参戦馬にもチャンスはある。

ステップ(着順)は13連対でダービー(13、11、2、2、5、14、10、3、5、16、15、17着)組が他路線を圧倒し、13年を除く9回で連対。うち4回で連を独占している。なお、3着にも5頭が入線し、春の頂上決戦に出走した馬は幅を利かせている。ほかではラジオNIKKEI賞(1、1着)組が2連対で続いている。

所属別は関東馬が89頭出走して12連対(7勝2着5回)、関西馬は61頭で8連対(3勝2着5回)、地方馬は4頭で連対なし。連対率は14、13、0%。ホームで戦える関東馬が関西馬をリードしている。(たま)


◎......グラティアスは新馬を逃げ切り、続く京成杯を2番手から差し切り勝ち。いずれもメンバー最速上がりだった。皐月賞は発馬直後と4コーナーの不利で6着。ダービーは展開が厳しく8着と敗れたが、0秒6差なら悲観する内容ではない。夏を休養に充てての参戦。デビュー2連勝の地力を見直す手だ。

○......タイトルホルダーは弥生賞ディープインパクト記念を逃げ切って重賞初勝利。続く皐月賞でも2着に逃げ粘った。前走のダービーはハナに立てず6着となったが、0秒6差と大きくは崩れなかった。中山はG2勝ちの舞台で、横山武騎手とのコンビも復活。Vでラスト1冠へ駒を進めたい。

▲......割って入ればヴィクティファルスか。阪神で新馬勝ちした後、東上して共同通信杯2着。重賞制覇はならなかったものの、次走スプリングSですかさずタイトル奪取を決めた。皐月賞、ダービーは9、14着と思わぬ敗退となっが、夏を休養しての再出発。強敵相手にもまれた経験を生かせれば差はない。

△1......ソーヴァリアントは札幌で復帰して1、2勝クラスを連勝。利尻特別は上がり最速で6馬身差、昇級戦の前走も3馬身半差と後続を寄せ付けなかった。相手は強化されるが、中山2200Mは今年1月に初勝利を挙げたゲンのいい舞台。流れひとつで末脚がさく裂する。

△2......昨年にオーソクレースは札幌で新馬勝ち、アイビーSと連勝。続くホープフルSでも好位から2着と好走した。今春の皐月賞は態勢が整わず回避し、その後骨折が判明して休養。9カ月ぶりとなるが、ホープフルSでタイトルホルダーに(4着)先着している。久々でも軽視できない地力を備えている。

△3......タイムトゥヘヴンは2歳時から中山の芝2000Mで好走していたが、皐月賞には向かわずニュージーランドT2着、NHKマイルC6着。結果は出せなかったが、マイル重賞で通用する速力を見せた。ダービーは13着に敗れたが、中山は重賞で2着2回と好相性。大駆けがあっても驚けない。

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