2021年10月9日(土)
11R
2021年10月9日(土)
4回東京1日
15:45発走
サウジアラビアロイヤルカップ GIII
芝・左 1600m
天気:
馬場:
良
2歳
オープン (国際)(特指) 馬齢
本賞金:3300、1300、830、500、330万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | スタニングローズ | |||||
2 | ケッツァー | |||||
3 | ステルナティーア | |||||
4 | ガトーフレーズ | |||||
5 | ロードリライアブル | |||||
6 | コマンドライン | |||||
7 | ウナギノボリ |
買い目
大多 | 6=3 6=7 6-2 3=7 |
---|---|
綾恵 | 3=6 3=1 3-4 6=1 |
ナベ | 2=6 2=7 2=3 |
たま | 3=6 3=1 3=5 |
予想
本命はコマンドライン。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.4
デビュー戦を単勝1.1倍の断然人気に応えて快勝。好位から力強く差し切って後続を3馬身引き離し、評判通りの走りを見せた。当時の2、3着馬ものちに勝ち上がっており、相手のレベルも水準以上。ディープインパクト産駒らしい決め手があり、全兄アルジャンナ(マイラーズC2着)より馬格にも恵まれた。連勝でタイトルを奪取し、エリートコースを突き進む。
対抗はステルナティーア。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.0
ステルヴィオ(マイルCS覇者)の全妹で、本馬も血統は良質。デビュー戦はスローペースの中団でしっかりと折り合い、豪快な差し切りを決めた。上がり3ハロン32秒7のシャープな末脚を発揮し、後続を3馬身突き放す快勝。17年の当レースで2着に泣いた兄ステルヴィオのリベンジを狙う。
単穴はウナギノボリ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー戦(1400M)はスタートで出遅れ、道中も追走に苦労。それでも直線では馬群を割って伸び、ゴール前で鋭く差し切った。距離が延びた方が良さそうなタイプで、直線の長い東京なら決め手を存分に発揮できる。重賞でも軽視はできない。
抑えはケッツァー。
今週のワンポイントアドバイス
G1馬の兄に続け、ステルナティーア
今週から舞台を東京、阪神、新潟に移し、本格的な秋競馬シーズンを迎える。
2歳戦はクラシックに直結する重要なレースが目白押し。3歳馬はラスト1冠の秋華賞、菊花賞のトライアル戦に全力投球。古馬は天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念へとつながる重賞戦線で激戦を繰り広げる。
今年7回目を迎える2歳馬のG3サウジアラビアRC。歴史は浅いが、歴代の優勝馬を見ると、ダノンプレミアム(2017年)とサリオス(19年)が次走で朝日杯フューチュリティSを制覇。昨年のステラヴェローチェは勝利こそならなかったが2着に入線。18年のグランアレグリアも翌年春の桜花賞馬に輝いた。「出世レース」として大きな注目を集めている。過去6回のデータを参照しながら傾向を見てみたい。
レースは12、9、18、8、9、10頭立て。連対馬は4−1、3−2、2−1、1−7、1−2、3−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜4番人気が5、3、2、1連対と期待に応え、人気薄馬の連対は7番人気の1頭だけ。
馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
2000円台...1回
最高配当は伏兵馬ドゴールが2着に食い込んだ18年の2080円。上位人気馬の好走で平穏な配当が続いている。
一方、3着に2、1、6、4、3、9番人気が入線した3連単配当は、7220円、5040円、6920円、1万円台、1080円、3万円台。こちらも3、1、9番人気で決着した昨年の3万4420円が最高配当。穴党には物足りないレースが続いている。
連対馬12頭の距離別は、1400M組1頭、1500M組1頭、1600M組7頭、1800M組3頭。1400M以下から距離を延ばした馬は苦戦傾向にある。
クラス別はオープン特別組1頭、新馬組9頭、未勝利組2頭。格上のオープン組が強いというデータはなく、新馬勝ちから直行した1戦1勝馬が勢いそのままに最多連対を果たしている。
また、性別は牡馬が9連対、牝馬は3連対。牝馬は出走数が少なく劣勢だが、現在3年連続で連対中で、昨年は唯一の牝馬が2着に入線。牝馬から目が離せない。
所属別は関東馬が4勝2着2回、関西馬は2勝2着4回。連対数は五分でも勝利数で関東馬が一歩リードしている。(たま)
◎......ステルナティーアは新潟の芝1600Mでデビュー勝ち。スタートを決めて中団で折り合い、直線外からメンバー最速の上がり32秒7で楽々と突き抜けた。ゴール前は流しながらの3馬身差。全兄ステルヴィオは17年の2着馬で、翌年にマイルCSを制覇した。G1に向け、まずは重賞勝ちを決めたい。
○......6月の東京でコマンドラインは1番人気に応えてデビュー戦を勝利。大型馬でエンジンがかかるのに時間を要したが、道中馬混みを経験し、ゴール手前で2着に3馬身差をつけた。2、3着馬が次走以降で勝ち上がるハイレベルの一戦。間隔は空いたが、大物感漂うレースぶりから連勝も十分に狙える。
▲......スタニングローズはデビュー戦で2着に敗れたが、次走で後続を2馬身半突き放して未勝利勝ち。距離を伸ばしてレースぶりが一変した。前走はスタートでつまずき最後方に置かれたが、強敵相手に上がり2位の末脚で5着まで追い上げた。重賞でもまれた貴重な経験を生かせれば、勝利も視野に入る。
△1......ロードリライアブルも2戦目の未勝利勝ち。その前々走はスローペースの後方3番手でじっくりと構え、直線を迎えると馬群をさばいて余裕の末脚で2馬身半ちぎった。前走の野路菊Sは逃げて8着に沈んだが、デビューから3戦連続で2000M戦を使われたキャリアはマイルで意外な強みになる。