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2021年2月21日(日)

11R
2021年2月21日(日)
1回東京8日
15:40発走

フェブラリーステークス GI

ダート・左 1600m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エアアルマス
1 2 インティ
2 3 カフェファラオ
2 4 ヘリオス
3 5 サクセスエナジー
3 6 アルクトス
4 7 ワンダーリーデル
4 8 ワイドファラオ
5 9 サンライズノヴァ
5 10 エアスピネル
6 11 スマートダンディー
6 12 ヤマニンアンプリメ
7 13 ソリストサンダー
7 14 オーヴェルニュ
8 15 ミューチャリー
8 16 レッドルゼル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=14 6=16 6-9 6-13 14=16
綾恵 16=3 16=9 16-2 16-6 3=9
ナベ 6=9 6=8 6=2 6=7 6=15
たま 6=14 6=16 6=3 6=9 6=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアルクトス。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.32.7
昨秋の南部杯(交流G1)を1分32秒7の日本レコードで快勝。前走・根岸S(G3)は4着に終わったものの、斤量59キロを背負って勝ち馬と0秒2差なら前哨戦としては上々だ。東京ダート1600Mは5戦4勝と相性が良く、本番に向けてデキも上向き。JRA・G1初制覇に期待がかかる。

対抗はオーヴェルニュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.40.3
前走・東海S(G2)を快勝し、3連勝で重賞初制覇。好位で運ぶレースぶりは安定感抜群で、明け5歳を迎え本格化を果たした。マイルは久々だが、前向きな気性だけに距離短縮でペースが速くなるのはプラスだろう。今年は傑出馬不在のメンバー構成ゆえに、目下の勢いのまま一気に頂点に立っても驚けない。

単穴はレッドルゼル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ここまでダート14戦12連対と堅実な成績。前哨戦の根岸S(G3)は鮮やかな差し切りを決め、初タイトルを奪取した。気性面が成長して控える競馬が板についた今なら、初のマイルもクリアできそう。引き続き末脚が生きる東京コースでG1奪取を目指す。

抑えはサンライズノヴァ。穴はソリストサンダー。

今週のワンポイントアドバイス

東京巧者、アルクトス


今年は昨年の優勝馬モズアスコットとチャンピオンズC(旧ジャパンCダート)1着馬チュウワウィザードがそろって出走しない。成績面のハードルが下がり大混戦となった。傑出馬不在のG1を制するのはどの馬か。11年からの過去10回のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1−3、7−4、3−9、16−2、1−5、2−1、2−5、4−1、1−2、1−16人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対(4勝2着2回)と悪くない成績だが、2、3番人気が4、2連対と不振。代わりに7、9、16番人気からそれぞれ1、1、2頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...4回
万 馬 券......4回

10回中6回は人気サイドの2000円未満に収まっているが、2012〜14年に1万510円、1万330円、8万4380円の万馬券が飛び出し、昨年も最低16番人気が2着に食い込み、3万6230円の大荒れ。堅いか荒れるかの両極端な結果となっている。

一方、3着に4、2、7、1、3、7、1、6、8、3番人気が入線した3連単配当は、1万円台、14万円台、11万円台、94万円台、1万円台、1万円台、9240円、4万円台、6620円、46万円台。こちらも馬連が万馬券となった年に11〜94万円台の高配当が飛び交っている。

連対馬20頭の前走クラス別は、G1組9頭、G2組4頭、G3組6頭、オープン特別組1頭。オープン特別組以下は苦戦中で、3着を見ても10頭すべてが重賞組。G1〜3以外からの臨戦馬は大きな割引対象になる。

ステップ(着順)は根岸S(3、1、1、2、1、1着)組が6連対でトップ。次いで、4連対でチャンピオンズC(旧ジャパンCダート=1、2、12、1着)組と東海S(1、1、3、1着)組が並び、3連対で川崎記念(1、1、6着)組、2連対の東京大賞典(5、2着)組と続いている。上記5路線が連対馬の95%を占め、残る1頭はフェアウェルS(9着)組となっている。

また、前走成績に注目すると【11.3.2.0.1.3】(1〜5着、着外)。連対馬の80%は馬券圏内に入っている。

年齢別は4〜8歳以上馬が27、34、38、36、23頭出走して、4、7、5、3、1連対。連対率は15、21、13、8、4%。幅広い世代から連対馬は出ているが、優勝馬に限ると、4〜6歳馬が3、4、3勝。明け7歳以上の高齢馬には優勝例がない。

所属別は関東馬が2連対(連対率9%)、関西馬は17連対(同13%)、地方馬が1連対(同13%)。大挙127頭出走の関西馬が他所属馬を圧倒している。

牡馬は150頭が出走して20連対、牝馬は8頭で連対なし。力勝負のダートG1戦ということで牝馬は苦戦している。(たま)


◎......アルクトスは3走前に南部杯を1分32秒7の日本レコードでV。着差はクビでも早め先頭から押し切る完勝だった。激走の反動か次走は9着に敗れたが、59キロを背負った前走の根岸Sで0秒2差の4着と底力を見せた。5戦4勝の東京マイルの舞台でG1・2勝目を奪取する。

○......相手はオーヴェルニュ。福島民友Cから目下3連勝と勢いがあり、前哨戦の東海Sで重賞初制覇。好位から抜け出す横綱相撲で後続を0秒3突き放した。マイル戦は19年の4月以来となるが、折り合い面からレースはしやすいはず。重賞連勝も十分にある。

▲......レッドルゼルは前走の根岸Sを中団待機から一気の差し切り勝ち。2走前のカペラSでクビ差2着に泣いたリベンジを果たし、堂々と重賞初制覇を飾った。1600Mは初めてとなるが、今は差す競馬を完全にマスター。距離延長に不安は全くない。

△1......東京のダート1600MでカフェファラオはヒヤシンスSとユニコーンSを余裕で勝利。3歳戦とはいえ、2戦2勝と抜群のコース適性を見せている。引き続きルメール騎手の手綱は魅力だが、古馬相手に初の57キロでの参戦は気になる材料。△の筆頭とした。

△2......サンライズノヴァは4歳からフェブラリーSに挑戦して4、7、3着。昨年が最高成績だが、夏に59キロでプロキオンSを勝ち、秋にも58キロで武蔵野Sを制覇と成長を続けている。明け7歳馬でも衰えはなく、マイル戦なら上位争いに浮上できる。

△3......前走の門司Sをソリストサンダーは58キロを背負い、0秒2差で完勝。勝負どころから早め先頭に立ち、2着馬とのたたき合いを制した。オープン勝ちしたばかりで実績では見劣るが、2走前に武蔵野Sで0秒1差の2着。今の勢いならG1でも侮れない。

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