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2021年8月14日(土)

11R
2021年8月14日(土)
4回新潟1日
15:45発走

稲妻ステークス

芝・直線 1000m 天気:
馬場:
稍重
3歳以上 3勝クラス(1600万下) (混合) ハンデ 本賞金:1820、730、460、270、182万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 セルレア
1 2 ポートナイトサイト
2 3 ホウオウカトリーヌ
2 4 ワンモアバイト
3 5 ライバーバード
3 6 オルダージュ
4 7 ウインアイルビータ
4 8 ムスコローソ
5 9 プロヴィデンス
5 10 キーダイヤ
6 11 アルミューテン
6 12 サクセスハーモニー
7 13 ブルスクーロ
7 14 グッドマックス
8 15 ビアイ
8 16 ジュニパーベリー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=15 16=10 16-2 16-13 15=10
綾恵 15=16 15=12 15-10 15-11 16=12
ナベ 11=16 11=2 11=1 11=9 11=15
たま 12=10 12=14 12=11 12=13 12=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はジュニパーベリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・0.55.7
前々走(2勝クラス)で惜敗続きにピリオド。逃げた前走・アクアマリンSは突かれる展開で失速したが、現級でも通用するスピードは見せた。直線競馬で初勝利を挙げており、適性は証明済み。絶好の大外枠から押し切りたいところだ。

対抗はビアイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・マレーシアCは逃げて4着に粘り込み、持ち時計を更新。スピードが生きる直線競馬は合いそうなタイプだ。馬場を問わない強みもあり、ハンデは52キロの軽量。さらなる前進を期待したい。

単穴はキーダイヤ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)

抑えはブルスクーロ。穴はポートナイトサイト。

今週のワンポイントアドバイス

斤量有利、サクセスハーモニー


東京五輪が終わり、夏競馬もいよいよ残り1カ月。新潟競馬は後半戦に突入し、札幌、小倉競馬が再開する。
土曜の新潟メインは直線1000Mで争われる「稲妻S」。従来は準メインで行なわれることが多かったが、今年は「五輪日程」で11レースとなり、条件も定量戦からハンデ戦に変更となる。ここでは過去5回のデータで傾向を見てみたい。

レースは12、13、11、17、12頭立て。連対馬は2−3、3−7、6−1、4−12、2−3人気の組み合わせで決まった。1番人気は勝利がなく、2着1回と低調な成績に終わっているが、3着には3頭が入線。かろうじて馬券圏を確保して面目を保っている。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...2回
4000円台...1回
万 馬 券......1回

一昨年、上位3番人気がそろって連から外れ1万6210円と荒れたが、ほかはほぼ平穏に収まっている。

一方、3連単配当は6830円、2万、1万、9万、1万円台で決着。こちらは6けた配当が飛び出すような波乱は起こっていない。ちなみに、3着には1、1、2、1、9番人気が入線している。

連対馬10頭の前走は芝9頭とダート1頭で、距離別は1000M組5頭(ダートを含む)、1200M組5頭。ダートや1400M以上からの臨戦馬は割り引き対象となる。

また、クラス別(着順)は、オープン特別(13着)組1頭、3勝クラス(7、15、12、5、2着)組5頭、2勝クラス(2、1着)組2頭、1勝クラス(1、1着)組2頭。3勝クラス組以上は成績に関係なく連対可能だが、2勝クラス組以下は前走1、2着が連対への条件となっている。

路線別は直線1000Mの驀進特別が2勝、3着4回と好相性を見せているが、今年は出走間隔が「中2週→連闘」となる変則日程。データを鵜呑みにできない部分もあることを知っておきたい。

年齢別は3〜7歳以上馬が4、12、19、14、16頭出走して3、0、3、3、1連対。連対率は75、0、16、21、6%。今年は断然の実績を残している3歳馬の出走はなく、データからは5、6歳馬が有力となっている。

また、関東馬50頭と関西馬15頭で争った東西対決は6対4。連対率は12、27%。出走頭数で勝る関東馬が関西馬をリードしているが、率で関西馬が逆転している。

性別は牡馬が33頭出走して4連対(連対率12%)、牝馬は32頭で6連対(同19%)。「夏走る」といわれる牝馬が面目躍如。目下3連勝中で、連対数、率でも牡馬を上回っている。今年は11頭が参戦する。

また、枠別の成績を見ると、
1枠(1.1.0.4)
2枠(0.0.0.6)
3枠(0.0.1.5)
4枠(0.0.0.7)
5枠(2.0.1.6)
6枠(1.2.0.7)
7枠(0.0.3.7)
8枠(1.2.0.8)

内の1〜4枠は1勝、2着1回、3着1回、外の5〜8枠が4勝、2着4回、3着4回。フルゲート18頭で行なわれたことはないが、「直線1000Mは外枠が有利」の定説通りの結果が出ている。(たま)


◎......サクセスハーモニーはデータからは狙いづらい4歳馬だが、前走の驀進特別で0秒3差の4着。スタートを決めて5番手で折り合い、追い出しをぎりぎりまで我慢して後半グングンと勝ち馬に迫った。走破時計は2週前のアイビスサマーダッシュと0秒5差。51キロの軽ハンデなら十分に勝ち負けになる。

○......昇級戦の前走TVh杯でキーダイヤは逃げて0秒9差の11着。相手強化の上に勝ち馬以外の先行馬が壊滅する流れはさすがに厳しかった。前半3ハロンを33秒台で楽々と通過できるスピードがあり、今回はクラス2戦目で斤量も前走より3キロ減。流れひとつでオープン入りを勝ち取れる。

▲......グッドマックスは3勝全てを芝1200Mで挙げている快速馬。脚をためて直線勝負にかける競馬で成績にムラはあるが、3走前の4着が示すように現級で通用する力があることは確か。直線1000Mは3歳時にはやぶさ賞に出走して4着と経験積み。絶好の外枠14番なら好勝負が期待できる。

△1......全3勝中2勝をブルスクーロは逃げ切り勝ち。スタートを決めてハナに立つスピードを武器に好走している。前走・雲雀S(芝1400M)は直線で失速したが、残り2ハロンまで先頭を譲らなかった。距離短縮は好材料で、直線1000M競馬は向くはずだ。

△2......前走アクアマリンSでジュニパーベリーは不良馬場をものともせずに果敢な逃げ。結果7着に敗れたが、道中内からプレッシャーをかけられる中、最後までしぶとい粘りを見せた。2走前の芝1200M勝ちは同日の3勝クラスと0秒1差。5カ月ぶりで評価を下げたが、速力はここでも十分通用する。

△3......アルミューテンは格上挑戦で挑んだG3アイビスサマーダッシュで10着。好スタートから好位に付け末脚勝負に出たが、最後はオープンの壁に跳ね返された。この舞台は一昨年に稲光特別を勝ち、昨年このレースで2着とクビ差の3着。自己条件に戻り、1キロ減の斤量なら上位争いに食い込める。

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