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2021年7月25日(日)

11R
2021年7月25日(日)
3回新潟2日
15:45発走

アイビスサマーダッシュ GIII

芝・直線 1000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) 別定 本賞金:3900、1600、980、590、390万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 バカラクイーン
1 2 モメチョッタ
2 3 ヒロイックアゲン
2 4 ジュランビル
3 5 リッチクレマチス
3 6 モントライゼ
4 7 グレイトゲイナー
4 8 タマモメイトウ
5 9 トキメキ
5 10 アルミューテン
6 11 ロードエース
6 12 ライオンボス
7 13 ビリーバー
7 14 オールアットワンス
8 15 セピアノーツ
8 16 ルドラクシャ
8 17 ロジクライ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=6 12=3 12-13 12-14 6=3
綾恵 6=12 6=14 6-8 6-11 12=14
ナベ 12=14 12=15 12=3 12=6
たま 14=6 14=12 14=8 14=11 14=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はライオンボス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・0.53.9
一昨年の当レース勝ち馬で、昨年はアタマ差2着。直線競馬では(4.2.0.1)と抜群の適性を見せている。前走・韋駄天S(オープン)は9着と崩れたが、ハンデ58キロに加えて時計のかかる馬場も合わなかった印象。開幕週の馬場でスピード勝負になるようなら、改めて力を示す場面があってもいいだろう。

対抗はモントライゼ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の京王杯2歳S(G2)勝ち馬。前走・葵S(重賞)は直線で囲まれ力を出し切れなかったが、0秒2差5着と大きくは負けていない。ここまで7戦を消化し、掲示板を外したレースは朝日杯FS(G1)のみ。直線競馬は初だが、斤量53キロならチャンスは十分とみる。

単穴はヒロイックアゲン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・0.54.3
こちらは昨年のルミエールオータムDでリステッド勝ち。今年もオーシャンS(G3)で小差4着に善戦するなど、7歳になっても衰えは感じられない。前走・韋駄天Sは最終日の荒れた馬場が合わず12着に敗れたが、開幕週の良馬場なら巻き返しが期待できそうだ。

抑えはオールアットワンス。穴はビリーバー。

今週のワンポイントアドバイス

斤量魅力、オールアットワンス


夏の新潟開幕週を飾る名物重賞。芝の直線1000Mにスピード自慢の韋駄天が16頭集結した。周回コース競走と異なるためサンプル数が少なく、舞台実績など見極めづらいところもあるが、過去10年のデータで傾向を見てみたい。

連対馬は1−5、7−5、1−3、1−5、1−9、1−2、8−1、1−2、1−3、2−1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は7勝2着1回と期待に応えているが、3、2番人気が3、2連対と不振で5、7、8、9番人気から3、1、1、1頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...4回
2000円台...1回
3000円台...1回
4000円台...2回

最高配当は1、9番人気で決まった2015年の4710円。2けた人気馬が台頭するようなことはなく、無理な穴狙いは避けた方が得策か。

一方、3着に11、4、6、3、4、3、4、8、9、9番人気が入線した3連単配当は、4万、8万、1万、2万、4万円台、1800円、6万、2万、2万、2万円台。こちらも12年に8万960円の万馬券が出たものの、全体としては平穏に収まっている。

連対馬20頭の前走は重賞組7頭、オープン特別組12頭、3勝クラス組1頭。今回が昇級戦、もしくは格上挑戦の馬は苦戦しているが、3着を見ると10頭中4頭が条件戦からの臨戦馬。格下というだけで切り捨てるのは危険か。

路線別(着順)は、韋駄天S(2、4、1、1、2、2、1着)組が7連対。次いで4連対のCBC賞(7、2、3、9着)組が続き、3連対で函館スプリントS(4、3、4着)組、2連対のバーデンバーデンC(2、5着)組の順。春にこの舞台で激戦を繰り広げた韋駄天S組が最多連対を果たしている。前走成績はCBC賞組の2頭を除くと、14頭は5着以内に好走。掲示板を外した馬は疑ってみた方がよさそうだ。ちなみに、上記以外の4頭の連対馬は1、13、3、2着からの臨戦だった。

年齢別は3〜7歳以上馬が11、18、46、37、47頭出走して、2、5、11、0、2連対。連対率は18、28、24、0、4%。連対数で5歳馬が他世代を圧倒しているが、率で4歳馬がトップとなっている。

また、関東馬72頭と関西馬87頭で争った東西比較は9対11。連対率はそれぞれ13、13%。連対数で関西馬が一歩リードしているが、率は全くの互角。東西対決は気になくてもしよさそうだ。

性別は牡馬が87頭出走して10連対(連対率11%)、牝馬は72頭で10連対(同14%)。連対数は互角でも、「夏は走る」といわれる牝馬が率で牡馬を3ポイント上回っている。ちなみに、今年は11頭の牝馬が参戦して盛り上げる。

また、枠別の成績を見ると、
1枠(0.0.0.17)
2枠(2.2.1.12)
3枠(0.0.0.17)
4枠(1.1.0.18)
5枠(1.1.1.17)
6枠(1.2.2.15)
7枠(1.2.5.16)
8枠(4.2.1.17)

内の1〜4枠は3勝2着3回、外の5〜8枠が7勝2着7回。開幕週は内、外ともに痛みのない馬場だが、スタートから外ラチ沿いのポジションを取れる外枠が断然有利というデータが出ている。なお、レースは15、18、18、12、14、13、16、17、18、18頭立てだった。(たま)


◎......本命は3歳牝馬オールアットワンス。前走・葵Sは0秒1差の3着に敗れたが、前半3ハロン33秒2のハイラップを6番手で手綱を持ったまま追走。あのスピードは間違いなく千直向き。母はスプリント重賞で活躍したシュプリームギフト。格上挑戦でも軽量51キロは大きな魅力。V奪取のチャンスとみた。

○......相手も3歳馬モントライゼ。こちらも前走・葵Sに出走して5着。向正面で挟まれて後退したが、直線馬群をさばいて0秒2差まで盛り返した。昨秋に京王杯2歳Sを勝ち、朝日杯フューチュリティSで逃げてレコード決着を演出した快速馬。古馬との斤量差を生かし切れば出番は十分ある。

▲......ライオンボスは韋駄天Sでまさかの9着。開催終盤の荒れた馬場に加えて58キロの斤量が響いたようだ。新潟芝1000Mは一昨年の当レースを制し、昨年の準優勝も含めて(4.2.0.1)と抜群の成績を残している。前走大敗は気になる材料だが、開幕週の高速馬場は好材料。千直の鬼の巻き返しに警戒したい。

△1......初の千直だった前走・韋駄天Sでタマモメイトウは内枠から差し切り勝ち。外枠有利な舞台で出遅れ、最後も前が壁になる不利の中で力強く抜け出した。スタート直後に津村騎手が外ラチ沿いへ移動した好判断も光ったが、舞台適性は相当に高そう。2連勝で重賞初制覇があっても驚けない。

△2......前走・韋駄天Sでロードエースは0秒2差の3着。7枠14番でスタートを決めると、絶好のポジションをキープ。芝は3年半ぶり、初の直線競馬だったが、早めスパートから馬券圏を確保した。別定戦に変わり斤量が2キロ増となるが、コース慣れが見込める2戦目。引き続き上位を狙える。

△3......セピアノーツは昨年10月に直線競馬に初挑戦して勝利。18頭立ての4枠8番から一気にハナを奪い、そのまま押し切った。ゲートが速く、スピードも抜群。勝ち時計も前日の1勝クラスと0秒2差なら悪くない。1勝馬の身で格上挑戦となるが、藤田騎手とコンビ復活なら大駆けが期待できる。

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