2021年7月11日(日)
11R
2021年7月11日(日)
1回福島4日
15:45発走
七夕賞 GIII
芝・右 2000m
天気:
馬場:
稍重
3歳以上
オープン (国際)(特指) ハンデ
本賞金:4100、1600、1000、620、410万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マウントゴールド | |||||
2 | ロザムール | |||||
3 | ワンダープチュック | |||||
4 | トーラスジェミニ | |||||
5 | ブラックマジック | |||||
6 | ショウナンバルディ | |||||
7 | カウディーリョ | |||||
8 | アールスター | |||||
9 | クレッシェンドラヴ | |||||
10 | クラージュゲリエ | |||||
11 | スカーフェイス | |||||
12 | ツーエムアロンソ | |||||
13 | プレシャスブルー | |||||
14 | ワーケア | |||||
15 | トラストケンシン | |||||
16 | ヴァンケドミンゴ |
買い目
大多 | 4=9 4=16 4-8 4-14 9=16 |
---|---|
綾恵 | 9=10 9=6 9-4 9-16 10=6 |
ナベ | 14=16 14=4 14=2 14=7 |
たま | 6=8 6=10 6=9 6=14 6=16 |
予想
本命はトーラスジェミニ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.1
オープン3勝の力量馬。軽快な先行力が持ち味で、前走・安田記念(G1)では一線級を相手に5着と健闘した。3走前の東風S(L)を58キロで快勝しており、今回のハンデ57キロにも難なく対応できそう。今回は2ハロン延長となるものの、小回りの福島なら押し切ってもいいだろう。
対抗はクレッシェンドラヴ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.7
昨年の当レースを制するなど、福島2000Mで重賞2勝。近3戦はG1の壁に阻まれているが、適鞍のG3なら見直しが必要になるだろう。休養を挟んで立て直され、今週の追い切りでは抜群の動きを披露。トップハンデを克服し、連覇を果たしたい。
単穴はヴァンケドミンゴ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.5
今年は案外な結果が続いているが、福島コースは(4.1.1.0)と好相性。4走前の福島記念(G3)ではクビ差2着に好走し、タイトル獲得にあと一歩まで迫った。3カ月空いたものの、昨年の当レース(3着)も休み明け。警戒はしておきたい。
抑えはアールスター。穴はワーケア。
今週のワンポイントアドバイス
重賞初制覇、ショウナンバルディ
全5戦で争われる「サマー2000シリーズ」の第1戦。歴代チャンピオンの14頭中8頭がこのレースに出走し、昨年は2着ブラヴァスが最終戦の新潟記念を制して、シリーズチャンピオンの座に輝いた。今年は昨年の覇者クレッシェンドラヴなど16頭が激戦を繰り広げる。シリーズ初戦を制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。
連対馬は7−2、14−1、1−7、5−10、2−8、3−5、1−5、11−4、3−2、3−7番人気の組み合わせで決まった(2011年は中山競馬)。上位1〜3番人気は3、3、3連対とほめられた成績とはいえず、人気薄の6〜14番人気から7頭が連対している。
馬連配当は
1000円台...1回
2000円台...2回
3000円台...2回
4000円台...2回
万 馬 券......3回
2けた人気が連に絡んだ年に1万6450円、1万5840円、2万3250円の万馬券が出る波乱。どの馬にもチャンスのあるハンデ戦、伏兵馬の食い込みにも十分警戒したい。
一方、3着に4、7、14、1、16、11、7、12、12、6番人気が入線した3連単配当は、8万、59万、31万、12万、100万、9万、2万、256万、17万、11万円台。こちらも100万馬券や256万馬券が飛び出し、ほかにも11〜59万円台の6けた配当が5回も出る大荒れ。穴党にはたまらないハンデ戦となっている。
連対馬20頭のクラス別は重賞組15頭とオープン特別組5頭。実績で上回る重賞組がオープン特別組を圧倒している。
また、路線別(着順)を見ると、鳴尾記念(3、11、5、3着)組が4連対でトップ。次いで、新潟大賞典(6、4、4着)組3連対、2連対でエプソムC(7、10着)組と福島民報杯(1、2着)組が並んでいる。なお、上記路線からの参戦馬なら、着順に関係なく巻き返しが可能となっている。
年齢別は4〜7歳以上馬が16、41、53、43頭出走して4、7、7、2連対。連対率はそれぞれ25、17、13、5%。7連対で5歳馬と6歳馬がトップ争いを繰り広げている。ただ、率に目を移すと4歳馬が他世代を大きくリードしている。一方で、7歳以上馬になると急降下。4歳馬ブラックマジックやワーケアにとっては追い風となるが、連覇を目指すクレッシェンドラヴにとっては気になるデータとなっている。
牝馬優勢の時代で性別も気になるところだが、牝馬は10年前に1着と3着にそれぞれ1頭入線したものの、その後は9年連続で牡馬が1〜3着を独占。牝馬は出走数も少ないが、このレースでは苦戦が続いている。
トップハンデ馬の成績は12、14、(2、11)、(3、9)、7、2、11、(8、9、中止)、1、(1、15着)着。ハンデ頭は2勝、2着2回と平凡な成績だが、目下、19、20年と連勝して馬券に貢献している。(たま)
◎......ショウナンバルディは前走の鳴尾記念で0秒6差の2着。逃げ切ったユニコーンライオンは続く宝塚記念でも2着に粘っており、相手が悪かったとしかいいようがない。一時期のスランプから完全に脱出。ここ2戦は崩れていない。開幕2週目の高速馬場。スタートを決めて重賞初タイトルを奪取する。
○......ここ3戦のアールスターは中山金杯5着、小倉大賞典4着、日経賞9着。前走は2500Mの距離が長く、スローの流れも向かなかった。G3戦では道中脚をため、馬群をさばきながらしっかりと掲示板を確保している。小回りコースで小倉記念勝ちの実績。全4勝の2000Mで巻き返す。
▲......クラージュゲリエは4番人気に支持された前走の鳴尾記念で7着。好スタートから上位1、2着をマークするいい位置で運べたが、馬体重8キロ増と久々が影響したか、直線で伸び切れなかった。もともと2歳時から活躍した素質馬で、皐月賞5着、ダービー6着。たたき2戦目の一変に期待したい。
△1......クレッシェンドラヴは昨年、半年ぶりでトップハンデ57キロを背負い、重馬場を苦にせず後続を1馬身突き放した。ここ3戦は13、8、11着とG1の壁に跳ね返されているが、福島は(2.3.0.0)と好相性。芝2000M戦でも4勝の実績。トップハンデ58キロは気になるが、G3戦なら首位争い可能だ。
△2......ヴァンケドミンゴは昨年の七夕賞で小差の3着。秋の福島記念でもクビ差2着と好走した。ここ3戦は案外なレースが続いているが、前走は実績のない左回りで、不良馬場もこたえた。福島は(4.1.1.0)とまだ底を見せていない。ベストコースで背負い慣れた56キロ。流れひとつで上位争いに食い込める。
△3......ワーケアは新馬、アイビーSと連勝し、弥生賞ディープインパクト記念でも2着に好走した。その実力からダービーで3番人気に支持されたが、距離2400Mが合わなかったか8着に敗れた。3歳時の活躍から勝ち負けに持ち込める力を秘めているが、今回は8カ月半ぶりの実戦。△の評価とした。