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2021年7月4日(日)

11R
2021年7月4日(日)
1回福島2日
15:45発走

ラジオNIKKEI賞 GIII

芝・右 1800m 天気:
小雨
馬場:
稍重
3歳 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 デルマセイシ
1 2 ヴァイスメテオール
2 3 アサマノイタズラ
2 4 プレイイットサム
3 5 ボーデン
3 6 リッケンバッカー
4 7 シュヴァリエローズ
4 8 ロードトゥフェイム
5 9 スペシャルドラマ
5 10 ワールドリバイバル
6 11 タイソウ
6 12 アイコンテーラー
7 13 ワザモノ
7 14 ノースブリッジ
8 15 グランオフィシエ
8 16 ヴェイルネビュラ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=3 6=5 6-2 6-4 3=5
綾恵 3=6 3=2 3-5 3-16 6=2
ナベ 5=6 5=4 5=3 5=11 5=14
たま 6=5 6=12 6=2 6=3 6=4

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はリッケンバッカー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.48.8
前々走・アーリントンC(G3)で2着に入ると、前走・NHKマイルC(G1)では4着と善戦。出遅れながらも上がり最速の末脚で追い込み、世代上位の力をアピールした。今回は距離延長や小回りへの対応が課題だが、末脚が生きる展開となればタイトルにも手が届きそうだ。

対抗はアサマノイタズラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.51.2
前々走・スプリングS(G2)でアタマ差2着。道悪を苦にせず、3角から早めに動いてタイトル獲得にあと一歩まで迫った。前走・皐月賞(G1)は他馬との接触もあって最下位に沈んだが、G3なら見直しが必要だろう。小回り向きの器用さを武器に巻き返しを狙う。

単穴はボーデン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.2
未勝利戦を6馬身差で圧勝。前走・スプリングSは馬場の悪いインを通ることになったが、0秒3差3着と力は見せた。フレグモーネの影響で皐月賞は回避となったが、立て直されて気配は上々。まだキャリアは3戦と浅く、伸びしろに期待してみたい。

抑えはヴァイスメテオール。穴はプレイイットサム。

今週のワンポイントアドバイス

末脚G1級、リッケンバッカー


過去10年、連対馬は2−3、2−1、8−14、5−1、1−4、1−9、2−8、2−1、3−9、8−7番人気の組み合わせで決まった(2011年は中山競馬)。上位1〜3番人気は5、4、2連対とアテにならず、人気薄の7番人気以下から7頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...4回
3000円台...1回
4000円台...1回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

半数の5回は2000円未満で決着しているが、上位3番人気がそろって連から消えた13、20年に4万460円、1万1240円の万馬券が飛び出す波乱。伏兵馬の台頭を視野に入れておきたい。

一方、3着に1、16、5、7、12、5、9、9、6、5番人気が入線した3連単配当は、8390円、30万、91万、3万、7万、6万、15万、2万、14万、17万円台。こちらも10回中5回で6けた配当となる大荒れ。一筋縄でいかない難解な一戦となっている。

連対馬20頭のクラス別は重賞(9、8、8、6、11着)組5頭、オープン特別(1、2、1、3、3、1着)組6頭、2勝クラス(7着)組1頭、1勝クラス(1、1、1、1、1、1、1、1着)組8頭。格上のオープン組が11連対とかろうじて過半数を超えているものの、1勝クラス組が8連対と大活躍。昇級戦で相手強化となるが、前哨戦を勝利した勢いは無視できない。

ステップ(着順)は白百合S(1、2、3、1着)組が4連対でトップ。次いで、プリンシパルS(1、3着)組と早苗賞(1、1着)組が2連対で続いている。なお、今年は白百合S組からの参戦はないが、残る2路線から3頭が出走している。

性別は牡馬が19連対と強く、牝馬は1連対のみ。牝馬は出走が19頭と少ないこともあり、ここまで苦戦している。

東西対決は関東馬が5勝2着7回、関西馬は5勝2着3回。優勝回数は互角でも、2着回数で関東馬が関西馬を上回っている。

連対馬のハンデは
53キロ............3頭
54キロ............9頭
55キロ............5頭
56キロ............2頭
56.5キロ......1頭

連対馬の斤量は53〜56.5キロと幅広いが、54キロ組が最多9連対をマークし、次いで55キロ組5連対の順。また、トップハンデ馬の成績は、9、(11、12)、(4、5、15)、11、1、5、6、(1、6)、15、(2、5、6、7、10)着。ハンデ頭は2勝、2着1回と威張れる成績とはいえないが、10回中3回で連対を果たしている。(たま)

◎......リッケンバッカーは未勝利脱出に6戦を要したが、重賞初挑戦のアーリントンCを中団から鋭く伸びて2着。続く前走のNHKマイルCでもメンバー最速の上がりで4着と、一戦ごとに末脚に磨きがかかっている。距離延長は歓迎で、決め手はG1級。相手関係が楽になるここは重賞奪取のチャンスとみた。

○......相手は前走のスプリングSで3着だったボーデン。態勢が整わず皐月賞を見送ったが、2走前に未勝利戦を6馬身差で圧勝。その時計1分45秒2は同開催の共同通信杯を2秒4も上回った。3カ月半ぶり、キャリアも3戦と浅いが、ここに入っても見劣らない能力を秘めている。

▲......アイコンテーラーは未勝利、1勝クラスを連勝。その前走・早苗賞は2番手追走から馬場の真ん中を突き抜ける完勝だった。過去10年で51キロから連対した馬は出ていないが、早苗賞組は17年と昨年に1着馬が優勝している好ローテーション。先行力を生かし切れば、大駆けが期待できる。

△1......ヴァイスメテオールは新馬戦をやや重で、2勝目を芝2000Mの不良馬場で勝利した。道悪の鬼に思えるが、良馬場の前走・プリンシパルSでもメンバー最速の上がりで4着と好走した。馬場に左右されないのは大きな強みだが、ここ2戦はスタートがひと息。発馬互角なら上位争いに絡める。

△2......アサマノイタズラはスプリングS2着から挑んだ皐月賞で16着。外枠からポジションを取りに行って掛かったか。2走前のスプリングSは直線でいったん先頭に立ったものの、アタマ差2着の惜敗だった。トップハンデといっても56キロは背負い慣れた斤量。反撃に警戒。

△3......プレイイットサムはデビュー戦から芝2000Mに照準を合わせて2、1、1着。不良馬場の新馬戦で2着に敗れたが、2戦目を逃げ切り、前走は好位から攻めの競馬で連勝した。持ち時計からあまり速い決着となると厳しいが、鞍上は今乗れているデムーロ騎手。距離短縮も問題ない。

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