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2021年7月17日(土)

11R
2021年7月17日(土)
1回函館5日
15:25発走

函館2歳ステークス GIII

芝・右 1200m 天気:
馬場:
2歳 オープン (国際)(特指) 馬齢 本賞金:3100、1200、780、470、310万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 グランデ
2 2 フェズカズマ
3 3 イチローイチロー
4 4 ポメランチェ
5 5 カワキタレブリー
6 6 カイカノキセキ
6 7 ラブミードール
7 8 トーセンヴァンノ
7 9 メリトクラシー
8 10 リトス
8 11 ナムラリコリス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=9 4=6 4-2 4-10 9=6
綾恵 4=11 4=8 4-6 4-9 11=8
ナベ 4=6 4=9 4=2 4=8
たま 4=2 4=10 4=6 4=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はポメランチェ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.9
札幌1200Mで行われたデビュー戦を1分07秒9のレコードで圧勝。発馬を決めて先手を奪うと、後続を寄せ付けることなく逃げ切った。母オレンジティアラは小倉2歳S(G3)3着のスピードタイプで、早期から期待できる血統。前走だけ走ればチャンスは十分とみる。

対抗はメリトクラシー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.10.7
中京1200Mでデビュー勝ち。負かした2、4、5着馬は次走で上位を独占しており、メンバーのレベルも高かった。父シルバーステートは今年の新種牡馬で、先週までに最多タイの4頭が勝ち上がり。強力な同型もいて楽ではないが、引き続き注目したい一頭だ。

単穴はカイカノキセキ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらは札幌1000Mでレコード勝ち。積極的にハナを切って主導権を握ると、そのまま危なげなく逃げ切りを決めた。気性的に短距離向きで、使われたことによりデキは更に上向き。距離延長に対応できれば出番はありそうだ。

抑えはリトス。穴はフェズカズマ。

今週のワンポイントアドバイス

重賞制覇濃厚、ポメランチェ


2021年にJRAで最初に行われる2歳重賞戦。1969年に創設された伝統のG3戦に11頭のスピード自慢が結集して激戦を繰り広げる。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は2−5、3−5、1−9、4−11、1−3、2−1、1−12、2−7、4−2、14−4番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、4、2連対とパッとしない成績で、人気のない7番人気以下から5頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...2回
2000円台...1回
3000円台...2回
5000円台...1回
万 馬 券......3回

2000円未満の人気サイド決着も3回あったが、2けた人気が連対した14、17、20年に、1万6810円、1万5620円、2万1980円の高配当が飛び出す波乱となっている。

一方、3着に4、2、8、2、10、13、4、3、11、3番人気が入線した3連単配当は、3万、5万、13万、22万、3万、6万、17万、6万、7万、57万円台。上位1、2番人気が馬券圏外にそろって消えたのは昨年の1回だけだが、10回中4回で13〜57万円台の6けた配当となる難解なレースとなっている

連対馬20頭の前走は、新馬組が15連対(8勝2着7回)、未勝利組5連対(2勝2着3回)。新馬VS未勝利の構図で、3着を見てみても、8対1(11年はラベンダー賞3着)。新馬組が馬券圏の30頭中23頭を占め、未勝利組を圧倒している。

連対馬20頭の前走は芝19頭とダート1頭。昨年はルーチェドーロがダート1000Mの新馬勝ちから2着に入線している。距離別は1000M組3頭(ダートを含む)、1200M組15頭、1400M組1頭、1800M組1頭。今年は1200M組から7頭が参戦する。

所属別は関東馬73頭、関西馬61頭、地方馬20頭で争い、9、11、0連対。連対率は12、18、0%。地方馬に連対はなく、関西馬が関東馬を一歩リードしている。

性別は、牡馬は78頭出走して5勝、2着5回(連対率13%)、牝馬が76頭で同じく5勝、2着5回(同13%)。ここまで全く互角となっている。(たま)


◎......ポメランチェは札幌のデビュー戦(芝1200M)をレコード勝ち。好スタートからハナに立ち、直線を向いてもスピードは落ちず、そのまま楽々と押し切った。1分7秒9は1週前の古馬・函館スプリントSと0秒3差と衝撃的だった。392キロの小型馬に激走の反動がなければ、重賞制覇濃厚だ。

○......相手にフェズカズマを抜擢する。デビュー戦はダッシュが鈍く、道中も馬群の中でもまれる厳しい競馬。それでも直線で前が開くと鋭く伸びて1馬身半差でゴールした。ダートからの臨戦馬は苦戦しているが、母系が芝得意の血統。時計がかかる洋芝なら2歳重賞一番槍も狙える。

▲......リトスは2戦目の未勝利勝ち。その前走は好スタートからハナに立ちマイペースの逃げ。手応え十分で直線を向くと、後続を3馬身半突き放した。デビュー戦は若さを見せるなど力を出し切れなかったが、2戦目で一変した。同型馬は多いが、初戦で控える競馬を経験済み。洋芝も合っている。

△1......札幌の芝1000M戦でカイカノキセキは果敢にハナを切ると、直線でもグイグイと伸びて後続の追撃を許さず快勝。56秒9の時計は2歳コースレコードだった。2着に完封したリトスが次走を3馬身半で楽勝。その評価はさらに高まった。距離延長に問題はなく、疲れが出なければ上位争いになる。

△2......メリトクラシーは中京の芝1200Mで新馬勝ち。マイペースの逃げに持ち込んだとはいえ、4コーナーで後続に並びかけられても余力十分。二の脚を使って後続を寄せ付けなかった。勝ちタイムは平凡だったが、雨が降る中で力のいる馬場での勝利。直線の伸び脚から洋芝に替わっても対応可能だ。

△3......デビュー戦でナムラリコリスは4馬身ちぎられたが、自身も従来のレコードを0秒4更新した。前走は半馬身差の勝利だったが、追い出しを待つ競馬だったことを考慮すれば着差以上に強い内容だった。逃げ切り勝ちした馬が多い中で、控える競馬を2度経験できたのは大きな収穫。展開ひとつで大駆けもある。

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