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2020年11月1日(日)

11R
2020年11月1日(日)
4回東京8日
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブラストワンピース
2 2 カデナ
3 3 ダイワキャグニー
4 4 ダノンキングリー
5 5 ウインブライト
5 6 フィエールマン
6 7 クロノジェネシス
6 8 キセキ
7 9 アーモンドアイ
7 10 スカーレットカラー
8 11 ダノンプレミアム
8 12 ジナンボー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=7 9=11 9-4 9-6 7=11
綾恵 11=9 11=12 11-3 11-8 9=12
山田 9=6 9=8 9=7 6=8 6=7 8=7
たま 7=9 7=11 7=4 7=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアーモンドアイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.56.2
G1通算7勝の実績を誇る女傑。前走・安田記念(G1)は2着に終わったが、出遅れて流れに乗れなかったことに加え、初めての中2週も響いたようだ。勝ったグランアレグリアとは距離適性の差もあった印象で、ベストパフォーマンスを出せるのは中距離だろう。昨年の当レースは1分56秒2の好時計を叩き出しての完勝。夏場は休養に充てリフレッシュし、安田記念からの直行ローテは昨年と同じだ。天皇賞(秋)連覇を果たし、史上初となる芝G1・8勝の偉業を達成する。

対抗はクロノジェネシス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.4
昨年の秋華賞(G1)を快勝し、今年の宝塚記念(G1)では牡馬を一蹴。道悪が向いた印象はあるものの、直線で流す余裕を見せながら後続を6馬身突き放した内容は圧巻だった。コースを問わないレース巧者で、通算(6.2.2.1)と抜群の安定感。4歳になって馬体も成長を遂げ、完全に充実期を迎えた。ここも首位争いに絡んできそうだ。

単穴はダノンプレミアム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.56.7
昨年の当レースはアーモンドアイに次ぐ2着に善戦。2017年の2歳王者で、2000Mの重賞を2勝している。前走・安田記念(G1)は13着と振るわなかったが、海外遠征明けだったうえ、緩んだ馬場も影響した印象。全6勝中4勝が休み明けの鉄砲巧者で、昨年も安田記念(16着)から巻き返している。ブリンカーなどの馬具の装着が功を奏せば、チャンスがありそうだ。

抑えはダノンキングリー。穴はフィエールマン。

今週のワンポイントアドバイス

新女王誕生、クロノジェネシス


大記録達成ラッシュの舞台は「淀」から「府中」へ。今週は「盾」連覇に挑戦するG1・7勝馬アーモンドアイに注目が集まる。勝利すればシンボリクリスエス(2002、03年)以来、史上2頭目となり、日本競馬史上初めて芝のG1・8勝馬が誕生する。シンボリルドルフら過去6頭は大記録目前にしてターフを去ったが、2週連続で大記録樹立の令和2年。勢いそのままにアーモンドアイが金字塔を打ち立てることができるか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1−4、7−2、5−1、5−1、5−2、1−10、1−7、1−2、2−4、1−3番人気で決着した。1番人気は5勝、2着2回と期待に応え、2番人気の4連対もまずまずの成績。1、2番人気が連からそろって消えた年はない。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...3回
2000円台...1回
3000円台...2回
7000円台...2回

11、15年に7000円台の高配当が出ているが、万馬券が飛び出すような波乱は起こっていない。

一方、3着に2、6、2、3、1、6、6、13、6、6番人気が入った3連単配当は、7480円、21万円台、3万円台、1万円台、2万円台、10万円台、3万円台、5万円台、2万円台、8860円。こちらは馬連が7000円台で決着した年に21万4010円、10万9310円の大荒れとなったが、残る8回は落ち着いた配当に収まっている。

路線別は6連対で毎日王冠組がトップ。次いで、宝塚記念組5連対、3連対で安田記念組と札幌記念組が並んでいる。

年齢別は3〜7歳以上馬が2、10、8、0、0連対。連対率はそれぞれ13、23、17、0、0%。成長期を迎えた4歳馬が世代をリードし、差なく5歳馬が続いている。6歳以上馬が連対したことはなく、13年のエイシンフラッシュの3着が最高成績となっている。

関東馬62頭と関西馬106頭で争い、8対12。連対率は13、11%。連対数で関西馬、率で関東馬が優勢となっている。

性別は、牡馬が155頭出走して16連対(連対率10%)、牝馬は13頭で4連対(同31%)。出走頭数の多い牡馬が連対数で牝馬を大きく引き離しているが、率では牝馬が大逆転。人気のアーモンドアイ、クロノジェネシスには心強いデータとなっている。

また、過去にG1・7勝を挙げたのは1985年シンボリルドルフ、2001年テイエムオペラオー、06年ディープインパクト、09年ウオッカ、14年ジェンティルドンナ、17年キタサンブラック、20年アーモンドアイの7頭。史上初の芝G1・8勝を目指すアーモンドアイに注目が集まる。

芝の2000Mコースは1コーナー奥のポケットからスタート。最初のコーナーまでわずか130Mと短く外枠不利が定説となっている。そこで、枠番別の成績を見てみると、
1枠【2.2.0.14】
2枠【1.1.0.17】
3枠【0.0.3.16】
4枠【4.2.2.12】
5枠【1.2.0.17】
6枠【2.1.1.15】
7枠【0.2.2.22】
8枠【0.0.2.25】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠が7勝、2着5回、3着5回で、外の5〜8枠が3勝、2着5回、3着5回。なるほど、勝利数で内枠が外枠を大きく上回り、馬券対象の3着以内でも17対13とリードしている。


◎......牝馬2強対決と見てクロノジェネシスを本命に指名する。今年は京都記念を勝ち、大阪杯2着、宝塚記念を圧勝。なかでも前走はG1馬8頭の超豪華メンバーの中で2着に6馬身差をつけた。2000Mは秋華賞Vに大阪杯2着で、東京も【2.0.1.0】と得意。女王を降してG1・3勝目を飾る。

○......相手はアーモンドアイ。芝G1・7勝の実績は素直に評価したい。休み明けは6戦6勝と勝率100%で、今年も昨年と同じ安田記念(2着)からの参戦と、ローテーションも青写真通り。これまでの強さは周知の通り。すんなりと勝たれても仕方ない。

▲......ダノンプレミアムは昨年、安田記念(16着)から直行してアーモンドアイの2着。3馬身離されたが、混戦の2着争いをきっちりと制した。デビューから4連勝で弥生賞を制覇した実力馬。今年も同じローテーション。変わり身があってもおかしくない。

△1......G1未勝利ながらダノンキングリーは、昨年の皐月賞3着、ダービー2着。あと一歩でG1に手が届かないが、後続には2馬身差以上の差をつけてきた。安田記念以来となるが、中10週以上の間隔で臨んだレースは3戦3勝。ぶっつけ本番に不安はない。

△2......キセキは17年の菊花賞以来勝ち星から遠ざかっているが、その間に2着が5回。今年は宝塚記念でクロノジェネシスの2着に健闘し、前走の京都大賞典では最速の上がりで勝ち馬に0秒1差まで迫った。秋にかけて気配は急上昇。はまれば一発が決まる。

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