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2019年12月8日(日)

11R
2019年12月8日(日)
5回阪神4日
15:40発走

農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
2歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:6500、2600、1600、980、650万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヤマカツマーメイド
1 2 カワキタアジン
2 3 ウーマンズハート
2 4 レシステンシア
3 5 ボンボヤージ
3 6 クリスティ
4 7 ロータスランド
4 8 オータムレッド
5 9 マルターズディオサ
5 10 クラヴァシュドール
6 11 ルーチェデラヴィタ
6 12 ヒメサマ
7 13 ジェラペッシュ
7 14 スウィートメリナ
8 15 リアアメリア
8 16 エレナアヴァンティ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=3 15=10 15-4 15-9 3=10
綾恵 3=15 3=13 3-2 3-6 15=13
山田 10=4 10=3 10=15 4=3 4=15 3=15
たま 4=15 4=10 4=1 4=3 4=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はリアアメリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.3
休養を挟んでデビューから2連勝。いずれのレースも出遅れたうえに折り合いを欠く場面もあったが、後方から豪快に差し切った。特に前走・アルテミスS(G3)はラスト2ハロン11秒0-11秒3のハイラップ。まだ荒削りな面はあるものの、驚異的な決め手を持っている。秋初戦をひと叩きされ、状態はグンと良化。無傷の3連勝で2歳女王の座を奪取する。

対抗はウーマンズハート。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.0
夏の新潟2歳S(G3)覇者。新馬戦と同様に上がり3ハロン32秒台の末脚を繰り出し、マイルで2連勝を飾った。非凡な末脚に加えて気性面の不安もなく、完成度は高い。今回は休み明けで初の急坂コースと課題はあるが、あっさり克服しても驚けない。

単穴はクラヴァシュドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.9
デビュー2戦目の前走・サウジアラビアRC(G3)で連対を確保。強力な牡馬の末脚に屈したものの、本馬も従来のレコードより速い時計を叩き出し、3着には3馬身半差をつけた。この阪神1600Mでデビュー戦を快勝しており、急坂は対応済み。高速決着になれば出番は十分にある。

抑えはレシステンシア。穴はマルターズディオサ。

今週のワンポイントアドバイス

スピード上位、レシステンシア

2戦無敗馬3頭が激突する2019年の「2歳女王決定戦」。リアアメリアは8馬身差の衝撃デビュー勝ちに続き、アルテミスSを33秒0の末脚で重賞初制覇。レシステンシアは歴代2位の高速タイムでファンタジーSを勝利した。さらに、ウーマンズハートはスローペースの新潟2歳Sを鮮やかに差し切った。無傷の3連勝で頂点レースを制する馬は誕生するのか。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は2-5、1-4、4-8、5-15、5-1、5-2、1-10、1-2、2-3、1-2番人気の組み合わせで決着した。1〜5番人気は5、5、1、2、4連対の成績。勝ち馬10頭を含む17頭を上位5番人気が占めている。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…2回
2000円台…2回
3000円台…1回
4000円台…1回
万 馬 券……1回

12年に5、15番人気の順でゴールして3万5990円の大荒れとなったが、ほかは荒れても4870円止まり。毎年フルゲート18頭で行われている割には平穏に収まる傾向を見せている。

また、3連単配当は2万、2万、6万、304万、4万、2万、3万円台、4250円、8560円、5020円。こちらは12年に304万馬券が飛び出す大波乱となったが、その後はほぼ人気サイド配当で決まっている。ちなみに、3着は6、8、1、10、8、4、3、3、4、4番人気だった。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組13頭、オープン特別組2頭、500万下組4頭、新馬組1頭。格上のオープン組が15連対を果たしているが、500万下組以下にも出番はある。

ステップ(着順)はアルテミスS(2、2、5、1、1着)組が5連対でトップ。14年にG3に昇格すると4年連続で連対し、連を外した昨年も3着を確保している。ほかはファンタジーS(3、1、2、1着)組4連対、2連対でアイビーS(1、1着)組が続いている。

なお、前走成績に注目すると、【14.4.1.1】(1〜3着、着外)。20頭中18頭が前走でも連対し、さらに3着を見ても8頭が2着以内。馬券対象の30頭中26頭が2着以内からの臨戦馬だった。

東西対決は関東馬は56頭が出走して8連対(連対率14%)、関西馬が124頭で12連対(同10%)。連対数で関東馬は劣勢だが、率で逆転している。


◎……デビュー2連勝でレシステンシアは重賞ファンタジーSを制覇。ハイペースの2番手追走から早め先頭に立ち、そのまま押し切る強い競馬だった。勝ちタイムはレコードに0秒4届かなかったものの、過去10年で最速と非凡なスピードを見せつけた。マイルに問題はなく、無傷の女王誕生だ。

○……リアアメリアは阪神で新馬、東京で重賞アルテミスSを勝利した。初戦が8馬身差の楽勝で、前走はスローペースの後方から直線で8頭をごぼう抜きにした。2戦はともに芝1600M戦。父ディープインパクト譲りの瞬発力でG1奪取のチャンスも十分にある。

▲……クラヴァシュドールは前走のサウジアラビアロイヤルCでレコード決着の0秒2差2着。直線のたたき合いで遅れたが、1分32秒9の走破タイムは3週後のアルテミスSより1秒4も速く、負けて強しの内容だった。阪神はデビュー勝ちの舞台。長距離輸送がないのも好材料だ。

△1……ウーマンズハートも2戦2勝馬。ともに平たんの新潟マイル戦だったが、2戦連続で32秒台の強烈な決め手を見せた。中でもデビュー戦の32秒0は古馬の重賞でもなかなかお目にかかれない数字。初の右回り、直線の坂を克服できれば上位勢と差はない。

△2……マルターズディオサは未勝利、サフラン賞を連勝。デビュー戦でウーマンズハートの末脚に屈したが、3戦連続で上がり33秒台をマークしている。逃げ、追い込みとどんな競馬にも対応できるのは強み。混戦になれば一気に上位に浮上する。

△3……前走のファンタジーSでヤマカツマーメイドは4着。直線で伸び負けしたが、3走前は逃げ切り、2走前は好位から差す競馬で勝利を挙げた。この時期に自在に立ち回れる脚質は大きな武器。リズムよく流れに乗れば大駆けも期待できる。

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