休養を挟みつつの出走ながら、ここまで4戦3勝、2着1回。前走・菊花賞(G1)は約3カ月半ぶりとなる異例の直行ローテだったが、接戦を制して最後の1冠をつかみ取った。ハイレベルと言われる現4歳世代の中でもポテンシャルはトップクラス。仕上がりは上々なだけに、始動戦からG1ホースの貫禄を見せてくれそうだ。

中山で(3.0.1.0)のコース巧者。非凡な先行力を武器に、昨年は京成杯(G3)、セントライト記念(G2)を快勝した。前走・菊花賞(G1)は9着に敗れたものの、瞬発力を問われる展開で持ち味を発揮できなかった印象。実績のある舞台に戻れば、一変の可能性もあるだろう。

昨年の当レース覇者。秋のオールカマー(G2)でも3着に善戦するなど、中山コース(1.0.3.0)では崩れたことがない。前走・チャレンジC(G3)4着後も順調に調整され、中間は坂路で好調ぶりをアピール。相手は揃ったものの、連覇の場面は考えておきたい。

過去10年、連対馬は(4)(2)、(5)(9)、(1)(6)、(1)(2)、(3)(5)、(2)(11)、(4)(7)、(2)(3)、(7)(1)、(2)(1)番人気で決まった。上位1〜3番人気は4、5、2連対とパッとしない成績で、人気薄の6〜11番人気から計5頭が連対している。

馬連配当は
3けた…………2回
1000円台…3回
2000円台…1回
3000円台…1回
万馬券…………3回

2010、14、15年に9、11、7番人気が2着に入線して、1万円台の万馬券が3回出ている。一方、2000円未満の人気決着も半数の5回。堅いか荒れるか両極端の結果が出ている。

一方、3連単配当は、2万円台、11万円台、1万円台、1270円、2万円台、29万円台、16万円台、3万円台、2万円台、2万円台。馬連が万馬券で決まった年に11万〜29万円台の高配当が飛び出している。ちなみに、3着は7、3、3、4、2、6、2、7、3、8番人気だった。

ステップ(着順)は6連対で有馬記念(3、12、9、5、4、10着)組がトップ。次いで、金鯱賞(8、2着)組、中山金杯(5、9着)組、福島記念(1、2着)組、ディセンバーS(1、2着)組が2連対で並んでいる。

東西対決は関東馬が89頭出走して14連対(連対率16%)、関西馬は48頭で6連対(同13%)。関東馬が強い。


ダンビュライトは昨年このレースで重賞初勝利を飾り、秋には同距離のオールカマーでレイデオロの3着。この舞台を得意にしている。前走チャレンジCは4着だったが、敗因は出遅れ、馬体14キロ増とハッキリしている。たたき2戦目。ベストの舞台で2個目のタイトルを狙う。

馬単は(5)←→(4)、(5)←→(1)、(5)←→(11)、(5)←→(10)。

3連単は(5)←→(4)から(1)(11)(10)と、(5)←→(1)から(4)(11)(10)への3着流し。