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2019年10月27日(日)

11R
2019年10月27日(日)
4回東京9日
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 カデナ
1 2 アーモンドアイ
2 3 ケイアイノーテック
2 4 スワーヴリチャード
3 5 アエロリット
3 6 ユーキャンスマイル
4 7 スティッフェリオ
4 8 マカヒキ
5 9 ダノンプレミアム
5 10 サートゥルナーリア
6 11 ゴーフォザサミット
6 12 ドレッドノータス
7 13 ランフォザローゼス
7 14 ワグネリアン
8 15 ウインブライト
8 16 アルアイン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=10 2=9 2-4 2-14 10=9
綾恵 14=2 14=16 14-1 14-8 2=16
山田 2=4 2=10 2=15 4=10 4=15 10=15
たま 4=2 4=10 4=5 4=9 4=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアーモンドアイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.5
前走の安田記念(G1)はスタート直後の不利が響いて3着に終わったものの、勝ち馬とは同タイム。上がり3ハロン最速32秒4の豪脚で後方から猛追し、負けて強しを印象づけた。昨年は牝馬3冠達成に加え、ジャパンC(G1)をレコードで制して年度代表馬の座を獲得。休養を経て秋初戦となるが、今週の追い切りでは軽快な動きを見せており、仕上がりは良好だ。現役最強の女傑がライバルたちを一蹴し、堂々と復権を果たす。

対抗はサートゥルナーリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.1
今年の皐月賞(G1)を制するなど、デビューから6戦5勝。日本ダービー(G1)では気性面の若さを見せて初黒星を喫したものの、前走・神戸新聞杯(G2)はしっかりと折り合い、4角先頭の横綱相撲で他馬を圧倒した。現3歳世代トップクラスの能力を誇り、ひと夏を越えての成長が顕著。ポテンシャルの高さで古馬撃破の可能性もありそうだ。

単穴はダノンプレミアム。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.00.1
前哨戦のマイラーズC(G2)を快勝して臨んだ安田記念(G1)だったが、結果はまさかの最下位(16着)。本馬もアーモンドアイと同様にスタートの不利に泣かされ、後方のまま馬群に沈んだ。本来は軽快な先行力が持ち味で、好位で立ち回れるタイプ。2000Mは弥生賞(G2)、金鯱賞(G2)を制して2戦2勝と距離も守備範囲だ。スムーズな競馬なら一変が期待できる。

抑えはワグネリアン。穴はスワーヴリチャード。

今週のワンポイントアドバイス

能力互角、スワーヴリチャード

今年は天皇陛下が御即位されたことを祝して「慶祝競走」として実施される。フルゲートにこそならなかったものの、レース史上最多10頭のG1馬を含む16頭の豪華メンバーで「盾」争奪戦が繰り広げられる。大方の見方は「絶対王者アーモンドアイ」と「3歳最強馬サートゥルナーリア」の一騎打ち。2強でアッサリと決まるのか、それとも第3の馬が出現するのか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は5-7、1-4、7-2、5-1、5-1、5-2、1-10、1-7、1-2、2-4番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は6、4、0連対。1番人気はまずまずの成績を残しているが、3番人気がなぜか0連対の絶不調で、7、10番人気から計4頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た……1回
1000円台…3回
2000円台…1回
3000円台…2回
7000円台…2回
万 馬 券……1回

2009年に5、7番人気の順でゴールして1万6490円と荒れ、7000円台の高配当も2回。波乱含みとなっている。

また、3着に1、2、6、2、3、1、6、6、13、6番人気が入った3連単配当は、10万円台、7480円、21万円台、3万円台、1万円台、2万円台、10万円台、3万円台、5万円台、2万円台。こちらも10〜21万円台の万馬券が3回も飛び出している。

連対20頭のクラス別はG1組7頭とG2組13頭。G3以下からの参戦はなく、3着を見てみても全馬G1、G2レースからの臨戦馬。G3以下からの出走馬は割引材料となる。

ステップは毎日王冠(1、5、1、9、2、3、7着)組が7連対でトップ。宝塚記念(5、2、3、9、9、1着)組が6連対で続き、3連対の札幌記念(1、2、1着)組の順。上記3路線が有力で、連対馬の80%を占めている。ちなみに、残る4頭はセントライト記念(1着)、京都大賞典(1着)、安田記念(11着)、オールカマー(1着)からの参戦だった。

年齢別は3〜7歳以上馬が2、8、9、0、1連対。連対率はそれぞれ14、19、20、0、3%。5歳馬が他世代を一歩リードしている。なお、3歳馬は【0.2.1.11】の成績。ここまで優勝したことはなく、2着2回。サートゥルナーリアにとっては気になるデータとなっている。

所属別は、関東馬62頭、関西馬107頭、地方馬1頭で争って、8、12、0連対。連対率は各13、11、0%。連対数で関西馬、率で関東馬が優勢となっている。

東京の芝2000Mは1コーナー奥のポケットからスタートする。一般に外枠不利が定説。そこで枠番別の成績を見てみると、
1枠【1.3.0.14】
2枠【2.1.0.16】
3枠【0.0.2.17】
4枠【4.2.3.11】
5枠【1.1.0.18】
6枠【2.1.1.15】
7枠【0.2.2.23】
8枠【0.0.2.26】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠が13連対(7勝2着6回)、外の5〜8枠が7連対(3勝2着4回)。定説通り、勝利数、連対数とも内枠が外枠を上回っている。

過去10年のデータでは、安田記念から直行した馬の連対は1頭だけ。また、3歳馬は2連対しているものの、優勝馬はなし。「絶対女王アーモンドアイ」と「3歳最強馬サートゥルナーリア」の2強対決に付け入るスキはある。


◎……昨年の大阪杯馬スワーヴリチャードを本命に推す。そのG1タイトルを奪取してから勝ち星はないが、6戦中4戦で3着。昨年のジャパンC、今春のドバイシーマクラシックでも3着の実績からここで通用する能力は明らか。東京では【2.2.2.1】と底を見せておらず、芝2000Mも3勝の実績。適度に時計のかかる今の馬場も歓迎だ。

○……アーモンドアイの前走・安田記念3着はスタート直後に隣の馬に寄られたのが敗因。前残りの展開の中、レース最速32秒4の末脚でクビ+ハナ差まで迫った。絶対能力の高さは周知の事実。秋初戦でどんなパフォーマンスを見せてくるか。

▲……サートゥルナーリアは出遅れたダービーこそ4着に敗れたが、そのほかの5戦はすべて完勝。特に前走の神戸新聞杯はスローペースの2番手で折り合い、2着を3馬身突き放す勝利だった。世代トップの決め手の持ち主。V争いは必至だ。

△1……秋初戦の毎日王冠でアエロリットは0秒2差の2着。マイペースの逃げでゴール前まで粘ったが、勝ち馬の決め手が一枚上だった。左回りは得意で、東京コースも【3.4.0.2】と好相性。距離1ハロン延長でも軽視できない。

△2……ダノンプレミアムは8戦して【6.0.0.2】の成績。2度の着外は距離が長かったダービー(6着)とスタート直後に大きな不利があった前走の安田記念(16着)だけ。2000Mは2戦2勝と負け知らず。能力だけ走れれば当然V戦線に浮上する。

△3……前走の札幌記念でワグネリアンはレース中に落鉄のアクシデント。それでも好位でしぶとく立ち回って0秒2差の4着と地力を見せた。4カ月半ぶりをたたき2戦目。舞台は東京スポーツ杯2歳S、ダービーを勝利した東京コース。G1馬の意地を見せられるか。

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