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2018年10月21日(日)

11R
2018年10月21日(日)
4回京都7日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:12000、4800、3000、1800、1200万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アイトーン
1 2 グレイル
2 3 ブラストワンピース
2 4 ジェネラーレウーノ
3 5 エポカドーロ
3 6 メイショウテッコン
4 7 ユーキャンスマイル
4 8 カフジバンガード
5 9 エタリオウ
5 10 アフリカンゴールド
6 11 コズミックフォース
6 12 フィエールマン
7 13 タイムフライヤー
7 14 グロンディオーズ
7 15 オウケンムーン
8 16 ステイフーリッシュ
8 17 シャルドネゴールド
8 18 グローリーヴェイズ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=5 3=9 3-4 3-14 5=9
綾恵 9=3 9=4 9-5 9-12 3=4
山田 3=14 3=9 3=6 14=9 14=6 9=6
たま 3=5 3=9 3=4 3=6 3=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブラストワンピース。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・新潟記念(G3)で古馬を一蹴し、3歳馬として35年ぶりの同レース制覇を達成。デビューから5戦4勝の戦績を誇り、唯一の黒星となった日本ダービー(G1)でも直線でスムーズさを欠きながら0秒2差(5着)と世代トップクラスの力を示した。夏の新潟から菊花賞に向かうローテは異例だが、この臨戦過程は青写真通りで仕上がりはすこぶる良好。折り合い面に不安がないことから、未知の3000Mにも対応できるはず。春の実績馬をまとめて破り、最後の1冠を奪取する。

対抗はエポカドーロ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春の皐月賞(G1)を制し、日本ダービー(G1)では半馬身差の2着。2011年のクラシック3冠馬オルフェーヴル産駒の筆頭格で、さらなる飛躍が見込める器だ。前走・神戸新聞杯(G2)で初めて馬券圏外(4着)に敗れたものの、スタートで躓いて持ち味の先行力が発揮できなかったため、度外視していいだろう。ダービー馬ワグネリアン不在の今回は実績上位の存在。発馬を決めてスムーズなら、2冠達成も可能だ。

単穴はエタリオウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前哨戦の神戸新聞杯(G2)で2着。休養明けで馬体重14キロ増だったが、メンバー最速の上がりを発揮して、ワグネリアンに半馬身差まで迫った。前々走・日本ダービー(G1)でも先行有利な展開で後方から小差4着に追い込んだように、末脚は一級品。スタミナ豊富なステイゴールド産駒だけに、距離延長は好材料だろう。まだ1勝馬の身だが、展開次第では勝機もある。

抑えはグロンディオーズ。穴はジェネラーレウーノ。

今週のワンポイントアドバイス

ラスト1冠奪取、ブラストワンピース

クラシック3冠の最終戦。例年、「春の実績馬」VS「夏の上がり馬」で争われる。ダービー馬ワグネリアンは不在だが、そこで0秒2差の激戦を繰り広げた2〜5着馬がそろって参戦する。

一方、夏に新潟記念や佐渡Sで古馬を破った「上がり馬」も顔をそろえ、今年は大混戦となった。

ラスト1冠の「菊の大輪」を手にするのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1-15、8-7、7-1、1-2、1-5、1-5、3-4、5-2、1-9、1-10番人気の組み合わせで決まった。1番人気は7連対(6勝2着1回)と期待に応えているものの、2、3番人気が2、1連対と不振。代わりに、7〜15番人気から6頭の伏兵馬が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た……3回
2000円台…2回
3000円台…2回
9000円台…1回
万 馬 券……2回

2008年に1万7820円、昨年も1万660円と荒れたが、4000円未満の配当も7回。毎年フルゲート18頭で争われている割に波乱度は低い。

一方、3着に9、6、13、3、7、3、7、1、6、13番人気が入った3連単配当は、52万円台、31万円台、33万円台、2190円、1万円台、1万円台、5万円台、3万円台、6万円台、55万円台。4けた配当で平穏に収まったこともあるが、10万超の万馬券が4回も飛び出す難解な一戦となっている。

クラス別は重賞組19頭と条件組1頭。条件組は09年の野分特別(1000万下)から臨戦したスリーロールス1頭と苦戦している。しかし、3着を見ると10頭中4頭が前走1000万下(1着)から馬券圏内を確保。実績は乏しくても勢いで入線して何度もアッといわせている。ちなみに、その4頭の人気は13、3、7、13番人気だった。

また、連対馬の前走成績を見てみると【7.5.6.2】(左から1、2、3着、着外)。20頭中18頭は3着以内。前哨戦で複勝対象に好走していることが理想となっいる。

ステップは神戸新聞杯組が14連対と他路線を圧倒し、セントライト記念組が4連対。東西のトライアルを経由した馬が、連対馬の90%を占めている。なお、残る2頭は札幌記念と野分特別からの参戦だった。

中3週組15頭、中4週組4頭、2カ月組1頭。神戸新聞杯とセントライト記念が有力ステップとなっているため、レース間隔も中3、4週組が有力となっている。

毎年18頭の多頭数で戦われるため、枠順による有利不利も気になるところ。そこで、枠別の成績を見ると、
1枠【3.1.1.15】
2枠【3.3.0.14】
3枠【1.0.1.18】
4枠【0.0.0.20】
5枠【0.1.2.17】
6枠【0.2.2.16】
7枠【3.2.3.22】
8枠【0.1.1.28】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠が11連対し、外の5〜8枠が9連対。内枠と外枠に大きな差は見られないが、勝利数を見ると7勝と3勝。馬単、3連単の軸には内枠が有利になっている。


◎……本命にブラストワンピースを指名する。トライアル神戸新聞杯を使わず新潟記念に出走。大外から歴戦の古馬を子ども扱いにして豪快に突き抜けた。ダービーは5着だったが、着差はわずか0秒2。ラスト1冠を奪取できる資質を備えている。

○……皐月賞馬エポカドーロは秋初戦の神戸新聞杯4着。スタート直後に落馬寸前のつまずきで今までにない位置取り。1番人気には応えられなかったが、G1馬の意地で掲示馬を確保した。ダービー馬不在。2冠獲りのチャンスは十分ある。

▲……エタリオウは1勝、2着5回。1勝馬の身ながらダービー4着(0秒2差)、前走の神戸新聞杯(2着)でも長くいい脚を使ってワグネリアンを半馬身差まで追い詰めた。重賞勝ちはないが、菊花賞向きのステイヤー。決め手もG1級だ。

△1……ハイペースのセントライト記念をジェネラーレウーノは2番手から抜け出して完勝。心肺機能の高さをアピールして2個目のタイトルを手にした。前走は2番手に下げたが、ハナに立つのが理想。持久力勝負に持ち込めれば簡単には止まらない。

△2……メイショウテッコンは持ち前の先行力を生かして、ラジオNIKKEI賞を含む4勝の実績馬。前走の神戸新聞杯も、果敢に先頭を奪って0秒1差の3着と地力の高さを見せた。同型馬との兼ね合いがカギとなるが、たたき2戦目で前進は必至だ。

△3……前走の佐渡Sでグローリーヴェイズは古馬を相手に1分56秒6で差し切り勝ち。開幕週、展開に恵まれたとしても優秀な時計だった。春はきさらぎ賞2着、京都新聞杯4着とひと息だったが、夏を越えての成長に警戒したい。

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