前々走・ステイヤーズS(G2)は断然の1番人気に応えて連覇達成。先に抜け出したファタモルガーナをゴール寸前できっちり捕らえた。前走・有馬記念(G1)は7着に敗れたが、G3ならトップハンデでも主役の座は譲れない。名手・ムーアとの再タッグで重賞3勝目を狙う。

長距離重賞で活躍を続け、前走・ステイヤーズS(G2)では同レース3度目の2着。早め先頭の積極策であわやの場面を演出しており、明け9歳でも衰えはなさそうだ。当レースは過去3年ともに今回と同じローテで6、2、3着。走り慣れた舞台でベテランの底力を見せる。

折り合いに不安がないタイプで、2500M戦の前々走を制してオープン入り。前走・日経新春杯(G2)は5着に入り、重賞でも通用することを証明した。エンジンのかかりが遅いため、直線の長い東京は歓迎。ハンデ54キロで最終週なら一発を警戒しておきたい。

過去10年、連対馬は(1)(6)、(1)(2)、(2)(12)、(1)(6)、(2)(4)、(15)(1)、(1)(4)、(1)(5)、(1)(2)、(4)(2)番人気の組み合わせで決まった。3番人気の連対は見られないが、1、2番人気がそろって連を外したことはない。

馬連配当は
3けた…………1回
1000円台…4回
2000円台…2回
3000円台…1回
万馬券…………2回

12、15番人気が連対した2009年と12年に、1万4890円、5万2520円の万馬券が飛び出したが、8回は4000円未満。

一方、3連単配当は10万、17万、30万、15万、4万、94万、3万、1万、2万、5万円台。半数の5回が10万超の高配当決着となっているが、ここ4年は5万円台未満に収まっている。ちなみに、3着は10、12、7、10、6、2、6、3、8、8番人気だった。

路線別(着順)は4連対で万葉S(2、4、1、5着)組がトップ。次いで、アメリカJCC(3、3、12着)組が3連対、2連対の日経新春杯(1、12着)組、迎春S(1、2着)組の順。前走2けた着順から巻き返した馬も目立ち、前哨戦の成績は気にしなくてもよさそうだ。


最多8連対で世代をリードしている4歳馬カフジプリンスで勝負する。芝2200メートルで未勝利勝ちすると、その後は長距離戦ばかりで3勝。スタミナ戦で確実に地力アップしてきた。左回りは3戦2勝の実績で、東京2300メートルでもV。実績馬との斤量差を生かせれば一発があっても驚けない。

馬単は(8)←→(12)、(8)←→(1)、(8)←→(11)、(8)←→(7)、(8)←→(4)。

3連単は(8)←→(12)ら(1)(11)(7)(4)と、(8)←→(1)から(12)(11)(7)(4)への3着流し。