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2016年4月10日(日)

11R
2016年4月10日(日)
2回阪神6日
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9200、3700、2300、1400、920万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 キャンディバローズ
1 2 ブランボヌール
2 3 メイショウスイヅキ
2 4 ソルヴェイグ
3 5 メジャーエンブレム
3 6 ビービーバーレル
4 7 デンコウアンジュ
4 8 アッラサルーテ
5 9 ジープルメリア
5 10 アットザシーサイド
6 11 レッドアヴァンセ
6 12 シンハライト
7 13 ジュエラー
7 14 カトルラポール
7 15 ラベンダーヴァレイ
8 16 ウインファビラス
8 17 アドマイヤリード
8 18 メイショウバーズ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 5=12 5=13 5-7 5-15 12=13
綾恵 5=13 5=12 5-4 5-11 13=12
山田 5=12 5=13 5=8 12=13 12=8 13=8
たま 5=11 5=13 5=7 5=12 5=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はメジャーエンブレム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.5
昨年の2歳女王が3歳を迎えて更にスケールアップ。今年初戦のクイーンC(G3)は従来のレースレコードを1秒5も更新する逃げ切りVでケタ違いのスピードを改めて見せつけた。これでデビューから(4.1.0.0)と連対率100%。3走前のアルテミスS(G3)が唯一の黒星だが、敗因となった折り合い面の課題を克服したことで、もはや死角は見つからない。堂々の押し切りで1冠目を奪取する。

対抗はシンハライト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.8
前哨戦のチューリップ賞(G3)でジュエラーとの激戦に競り勝ち、重賞初制覇。小柄なタイプながら阪神の急坂を苦にせず、無傷の3連勝を飾った。走破時計は2007年のウオッカの記録を塗り替えるレースレコード。引き続き同舞台ならメジャーエンブレムのスピードにも太刀打ちできるはず。まだ底を見せていない魅力があり、潜在能力の高さに期待したい。

単穴はジュエラー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.8
近2走の重賞で連続2着。前々走・シンザン記念(G3)は牡馬相手にクビ差、前走・チューリップ賞(G3)はレースレコード決着に対応し、ハナ差の大接戦に持ち込んだ。ともに上がり3ハロン最速を叩き出し、3歳牝馬屈指の決め手を証明。課題の折り合いもレース毎に成長してきた。メジャーエンブレムら先行勢が競り合えば、展開に乗じて差し切る可能性も。

抑えはラベンダーヴァレイ。穴はデンコウアンジュ。

今週のワンポイントアドバイス

桜の女王奪取、メジャーエンブレム

春のクラシックシーズンが開幕。牝馬3冠の第1弾「桜花賞」に18頭が集結した。

今年は2歳女王のメジャーエンブレムがクイーンC(東京芝1600M)を5馬身差で圧勝。トライアルのチューリップ賞(阪神芝1600M)では、シンハライトとジュエラーが上がり33秒0の末脚を発揮して並んでゴールした。走破時計はいずれも1分32秒台。この時期の3歳牝馬とは思えない破格の時計で駆け抜けた。

トライアル戦でかつて見たことのないようなスピードを発揮した3頭で決着するのか、それともライバルが待ったをかけるのか。過去10年のレースを参考に傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は6-1、3-1、12-15、1-2、1-3、2-1、2-4、7-2、1-2、5-7番人気の組み合わせで決着。上位1〜3番人気は計13連対の成績で、連対馬の65%を占めている。しかし、6、7、12、15番人気の伏兵馬も1、2、1、1頭連対している。

馬連配当は
3 け た……4回
1000円台…3回
3000円台…1回
7000円台…1回
万 馬 券……1回

2008年に12、15番人気の組み合わせで19万6630円と大きく荒れたが、2000円未満の堅い決着も7回。全体としての波乱度は低い。

一方、3着に5、7、5、5、11、4、3、14、5、8番人気が入った3連単配当は、2万円台、1万円台、700万円台、5680円、3万円台、5880円、2万円台、67万円台、2540円、23万円台。馬連で19万馬券が飛び出した年に700万2920円の大波乱となっている。ちなみに、この700万馬券は重賞史上4番目の高配当で、3歳クラシックでは最高の払い戻し金額となっている。

連対馬20頭のクラス別はG1組1頭、G2組1頭、G3組16頭、オープン特別組2頭。重賞から臨戦した馬が連対馬の9割を占め、オープン特別組以下は苦戦している。

路線別(着順)はチューリップ賞(1、2、1、1、2、4、3、7、1、3、11着)が11連対と他路線を圧倒。7勝2着4回と断然の成績を残している。次いで、3連対でクイーンC(6、1、1着)が続き、2連対のフラワーC(1、1着)、エルフィンS(1、1着)の順。残る2頭は阪神ジュベナイルF(1着)、フィリーズレビュー(3着)から連対している。

関東馬は74頭が出走して5連対(連対率7%)で、関西馬は104頭で15連対(同14%)。関西馬が関東馬を圧倒している。なお、07年に出走した地方馬は15着に敗退している。


◎……昨年の2歳女王メジャーエンブレムが今年初戦のクイーンCを5馬身差で逃げ切り勝ち。芝1600Mを1分32秒5という、この時期の3歳牝馬とは思えない破格のタイムで突き抜けた。舞台は東京→阪神に移るが、2走前に阪神マイルは経験済み。「桜の女王」奪取に万全態勢で臨む。

○……相手筆頭にレッドアヴァンセを抜擢する。チューリップ賞は0秒6差の8着。上位2頭にちぎられたが、大外16番枠で出遅れて最後方。直線大外から33秒1の末脚で追い込んだが、位置取りが後ろだった分だけ届かなかった。2勝はともに上がり最速。決め手勝負は望むところだ。

▲……前走のチューリップ賞でジュエラーは2着。スタートは鈍かったが、終始勝ち馬と併走し、直線でいったん先頭に立ったものの、ゴールでハナ差だけ交わされた。こちらは1勝馬だが、2回の2着はクビ、ハナ差。勝利はならなかったが、Vに匹敵する内容だった。流れひとつで差し切りも十分ある。

△1……シンハライトは前走のチューリップ賞でジュエラーをハナ差抑えて1着。スタートを決められなかったが、中団後方でじっくりと構え、上がり3ハロン33秒0の強烈な末脚で無傷の3連勝を飾った。父ディープインパクトは11年の初年度産駒からこのレースを4連覇しており、舞台適性は高い。

△2……デンコウアンジュは出遅れた前走のチューリップ賞で5着。馬群をさばきながら伸びてきたが、0秒3差まで追い込むのが精一杯だった。スタートに不安を抱えているが、2歳女王に唯一先着した馬。大駆けがあっても驚けない。

△3……ラベンダーヴァレイは休み明けの前走チューリップ賞で0秒2差の3着。直線内の狭いところから馬群を割ってし烈な3着争いを制して本番への切符をもぎ取った。全3戦で33秒台の末脚を発揮しているように決め手は非凡。展開ひとつで首位争いに浮上する。

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