2016年11月27日(日)
11R
2016年11月27日(日)
5回東京8日
15:40発走
ジャパンカップ GI
芝・左 2400m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | キタサンブラック | |||||
2 | ビッシュ | |||||
3 | ゴールドアクター | |||||
4 | ルージュバック | |||||
5 | イキートス | |||||
6 | ラストインパクト | |||||
7 | ワンアンドオンリー | |||||
8 | イラプト | |||||
9 | ディーマジェスティ | |||||
10 | トーセンバジル | |||||
11 | フェイムゲーム | |||||
12 | サウンズオブアース | |||||
13 | ヒットザターゲット | |||||
14 | レインボーライン | |||||
15 | ナイトフラワー | |||||
16 | リアルスティール | |||||
17 | シュヴァルグラン |
買い目
大多 | 3=1 3=9 3-16 3-17 1=9 |
---|---|
綾恵 | 3=4 3=1 3-9 3-17 4=1 |
山田 | 9=16 9=3 9=4 16=3 16=4 3=4 |
たま | 4=16 4=9 4=1 4=3 4=14 |
予想
本命はゴールドアクター。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.8
昨年の有馬記念(G1)覇者。休み明けの前走・オールカマー(G2)では斤量58キロを背負って快勝し、グランプリホースの実力を見せつけた。一昨年の夏以降は(8.0.1.1)の好成績で、崩れたレースは輸送の影響でイレ込んだ天皇賞・春(G1)のみ。地元・関東圏のレースでは目下5連勝中(重賞4勝)と厚い信頼を置ける。血統的にも父スクリーンヒーローは08年の当レース優勝馬。レース史上5組目の父子制覇に期待がかかる。
対抗はキタサンブラック。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.5
非凡なレースセンスとスタミナを武器に通算(7.1.3.1)の好実績。菊花賞(G1)では最内から鮮やかに差し切り、天皇賞・春(G1)は二枚腰の粘りで逃げ切り勝ちを収めている。今回は速い逃げ馬不在で、単騎逃げも可能なメンバー構成。立ち回りの上手さを生かして押し切りたい。
単穴はディーマジェスティ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.1
今年の皐月賞(G1)をレースレコードで制覇。ハイレベルと言われる現3歳世代の中でもトップクラスの実力の持ち主だ。前走・菊花賞(G1)は京都への初輸送が応えた印象で4着に敗れたが、東京では共同通信杯(G3)を含め3戦2勝。日本ダービー(G1)では直線で寄られる場面から0秒1差3着まで盛り返した。斤量差を生かせば、古馬撃破も十分に可能だろう。
抑えはシュヴァルグラン。穴はリアルスティール。
今週のワンポイントアドバイス
世界に最強を発信、ルージュバック
2016年の東京開催を締めくくる国際招待レース。今年はドイツ馬2頭、フランス馬1頭、日本馬14頭で争われる。暮れの有馬記念と並び国内最高額の優勝賞金3億円を手にするのはどの馬か。過去10年のレースで傾向を見てみたい。
過去10年、連対馬は1-5、5-4、9-1、1-2、4-1、2-6、3-1、1-7、4-3、4-7番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は6、2、2連対とほめられた成績ではないが、人気薄馬の連対は4頭と少ない。
馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…1回
2000円台…2回
3000円台…1回
4000円台…1回
7000円台…1回
万 馬 券……1回
9番人気が勝利した08年に7620円の中穴配当となり、昨年も4、7番人気の決着で1万160円と荒れたが、8回は5000円未満。力関係を比較しづらいレースでも、平穏に収まる傾向を見せている。
一方、3着に3、1、2、6、8、14、2、11、6、1番人気がゴールした3連単配当は、3830円、1万、6万、1万、2万、32万、5550円、22万、9万、5万円台。こちらは11年に32万馬券が飛び出し、13年にも22万馬券と荒れた。2けた人気馬の台頭は少ないが、波乱を視野に入れた馬券検討が必要となっている。
連対馬20頭はすべて重賞(海外を組む)からの参戦で、内訳はG1組19頭とG2組1頭。G1以外からの臨戦馬は苦戦している。人気を集めているキタサンブラックやゴールドアクターなど9頭にとっては気になるデータとなっている。
路線別(着順)は天皇賞・秋(6、4、3、3、4、1、4、1、2、6、4、12着)組が12連対でトップ。次いで、凱旋門賞(3着入線もその後失格、2、8着)組が3連対、菊花賞(2、2着)組2連対の順。上記3路線が有力ステップで、残る3頭はエリザベス女王杯(5着)、秋華賞(1着)、アルゼンチン共和国杯(1着)からの参戦だった。
また、その時の成績は20頭中18頭が9着以内で、3着を見てみても9頭までが該当。前哨戦で2けた着順に敗れた馬の巻き返しは厳しくなっている。
外国馬は41頭出走して0連対、日本馬は127頭で20連対。日本馬が外国馬を寄せ付けない強さを見せている。
今年、外国馬は昨年に続き来日したイラプト(仏)、ナイトフラワー(独)に加え、初来日のイキートス(独)が参戦する。しかし、先に述べたように近年の外国馬は大不振。過去10年で馬券対象となったのはウィジャボード(英)1頭で、その後は馬券に絡まないどころか、掲示板に載ったのも2頭だけ。日本馬の優勢は動かず、外国馬は静観したほうが得策か。
年齢別は3〜7歳以上馬が5、9、5、1、0連対。連対率は16、19、11、4、0%。6歳以上馬は1連対と振るわず、軸馬は3〜5歳馬から選びたい。
性別は牡馬が13連対(5勝2着8回)、牝馬は7連対(5勝2着2回)。それぞれの勝率が3、20%で、連対率は9、28%。牝馬は連対数で見劣るものの、勝率と連対率で牡馬を大きく上回っている。
◎……前走のルージュバックは後方でじっくりと構え末脚勝負にかけたが、勝負どころで2着馬リアルスティールに内へ押し込められ外へ出せず。追い出しが遅れて0秒6差まで詰めるのが精一杯だった。2走前の毎日王冠勝利から能力G1級は間違いなく、最強牝馬を世界に発信するチャンスだ。
○……5カ月ぶりの前走天皇賞・秋でリアルスティールは0秒2差の2着。中団やや後ろに付けレース最速上がりでモーリスに1馬身半差まで迫った。M.デムーロ騎手から乗り替わるが、ドバイターフを勝利したムーア騎手なら全く問題はない。
▲……前走の菊花賞でディーマジェスティは4着。道中で外々を回るコースロスが、直線のたたき合いに影響したか。共同通信杯、皐月賞と連勝し、ダービーでも追い込んで3着。さすがディープインパクト産駒という切れ味を見せた。休み明け3戦目の今がピークのデキ。一気に突き抜けても驚けない。
△1……レインボーラインは2走前の札幌記念で外から追い込んで2着モーリスとクビ差。前走の菊花賞でも一気の距離延長を克服して2着に激走している。人気はないが距離に問題なく、ジョッキーも大舞台に強いルメール。過去10年で2連対した菊花賞組はともに2着とデータも後押しする。
△2……秋初戦の京都大賞典をキタサンブラックは快勝し、たたき2戦目。絶好のローテーションで臨めるが、過去12戦で唯一馬券圏外に敗れたのが、この舞台でのダービー14着。当時はテンションが高かったため同情の余地もあるが、G2からの参戦というマイナス材料もあり、今回は評価を下げた。
△3……ゴールドアクターはG2レース1勝の身で挑んだ昨年の有馬記念で大金星。スタート直後から猛然と追い出して行き、力づくで戴冠をもぎ取って見せた。2走前の天皇賞・春では12着と崩れたが、今年は日経賞、オールカマーを制して3戦2勝と悪くない。ただ、キタサンブラック同様、前走がG2というのは気がかりな材料。△の評価に留めた。
過去10年、連対馬は1-5、5-4、9-1、1-2、4-1、2-6、3-1、1-7、4-3、4-7番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は6、2、2連対とほめられた成績ではないが、人気薄馬の連対は4頭と少ない。
馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…1回
2000円台…2回
3000円台…1回
4000円台…1回
7000円台…1回
万 馬 券……1回
9番人気が勝利した08年に7620円の中穴配当となり、昨年も4、7番人気の決着で1万160円と荒れたが、8回は5000円未満。力関係を比較しづらいレースでも、平穏に収まる傾向を見せている。
一方、3着に3、1、2、6、8、14、2、11、6、1番人気がゴールした3連単配当は、3830円、1万、6万、1万、2万、32万、5550円、22万、9万、5万円台。こちらは11年に32万馬券が飛び出し、13年にも22万馬券と荒れた。2けた人気馬の台頭は少ないが、波乱を視野に入れた馬券検討が必要となっている。
連対馬20頭はすべて重賞(海外を組む)からの参戦で、内訳はG1組19頭とG2組1頭。G1以外からの臨戦馬は苦戦している。人気を集めているキタサンブラックやゴールドアクターなど9頭にとっては気になるデータとなっている。
路線別(着順)は天皇賞・秋(6、4、3、3、4、1、4、1、2、6、4、12着)組が12連対でトップ。次いで、凱旋門賞(3着入線もその後失格、2、8着)組が3連対、菊花賞(2、2着)組2連対の順。上記3路線が有力ステップで、残る3頭はエリザベス女王杯(5着)、秋華賞(1着)、アルゼンチン共和国杯(1着)からの参戦だった。
また、その時の成績は20頭中18頭が9着以内で、3着を見てみても9頭までが該当。前哨戦で2けた着順に敗れた馬の巻き返しは厳しくなっている。
外国馬は41頭出走して0連対、日本馬は127頭で20連対。日本馬が外国馬を寄せ付けない強さを見せている。
今年、外国馬は昨年に続き来日したイラプト(仏)、ナイトフラワー(独)に加え、初来日のイキートス(独)が参戦する。しかし、先に述べたように近年の外国馬は大不振。過去10年で馬券対象となったのはウィジャボード(英)1頭で、その後は馬券に絡まないどころか、掲示板に載ったのも2頭だけ。日本馬の優勢は動かず、外国馬は静観したほうが得策か。
年齢別は3〜7歳以上馬が5、9、5、1、0連対。連対率は16、19、11、4、0%。6歳以上馬は1連対と振るわず、軸馬は3〜5歳馬から選びたい。
性別は牡馬が13連対(5勝2着8回)、牝馬は7連対(5勝2着2回)。それぞれの勝率が3、20%で、連対率は9、28%。牝馬は連対数で見劣るものの、勝率と連対率で牡馬を大きく上回っている。
◎……前走のルージュバックは後方でじっくりと構え末脚勝負にかけたが、勝負どころで2着馬リアルスティールに内へ押し込められ外へ出せず。追い出しが遅れて0秒6差まで詰めるのが精一杯だった。2走前の毎日王冠勝利から能力G1級は間違いなく、最強牝馬を世界に発信するチャンスだ。
○……5カ月ぶりの前走天皇賞・秋でリアルスティールは0秒2差の2着。中団やや後ろに付けレース最速上がりでモーリスに1馬身半差まで迫った。M.デムーロ騎手から乗り替わるが、ドバイターフを勝利したムーア騎手なら全く問題はない。
▲……前走の菊花賞でディーマジェスティは4着。道中で外々を回るコースロスが、直線のたたき合いに影響したか。共同通信杯、皐月賞と連勝し、ダービーでも追い込んで3着。さすがディープインパクト産駒という切れ味を見せた。休み明け3戦目の今がピークのデキ。一気に突き抜けても驚けない。
△1……レインボーラインは2走前の札幌記念で外から追い込んで2着モーリスとクビ差。前走の菊花賞でも一気の距離延長を克服して2着に激走している。人気はないが距離に問題なく、ジョッキーも大舞台に強いルメール。過去10年で2連対した菊花賞組はともに2着とデータも後押しする。
△2……秋初戦の京都大賞典をキタサンブラックは快勝し、たたき2戦目。絶好のローテーションで臨めるが、過去12戦で唯一馬券圏外に敗れたのが、この舞台でのダービー14着。当時はテンションが高かったため同情の余地もあるが、G2からの参戦というマイナス材料もあり、今回は評価を下げた。
△3……ゴールドアクターはG2レース1勝の身で挑んだ昨年の有馬記念で大金星。スタート直後から猛然と追い出して行き、力づくで戴冠をもぎ取って見せた。2走前の天皇賞・春では12着と崩れたが、今年は日経賞、オールカマーを制して3戦2勝と悪くない。ただ、キタサンブラック同様、前走がG2というのは気がかりな材料。△の評価に留めた。