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2015年6月28日(日)

11R
2015年6月28日(日)
3回阪神8日
15:40発走

宝塚記念 GI

芝・右 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ショウナンパンドラ
1 2 トーセンスターダム
2 3 ネオブラックダイヤ
2 4 アドマイヤスピカ
3 5 カレンミロティック
3 6 デニムアンドルビー
4 7 ワンアンドオンリー
4 8 ディアデラマドレ
5 9 トウシンモンステラ
5 10 オーシャンブルー
6 11 ヌーヴォレコルト
6 12 レッドデイヴィス
7 13 ラキシス
7 14 トーホウジャッカル
8 15 ゴールドシップ
8 16 ラブリーデイ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=16 15=13 15-7 15-11 16=13
綾恵 15=13 15=16 15-5 15-11 13=16
山田 15=11 15=16 15=14 11=16 11=14 16=14
たま 15=16 15=5 15=7 15=11 15=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はゴールドシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.13.2
現役最多のG1レース6勝。中でも前走、天皇賞・春の勝ちっぷりはまさに型破りだった。スタートで行き脚がつかず、序盤は最後方を追走。向正面の残り1000M以上もある地点から一気にマクり上げ、無尽蔵のスタミナで押し切った。稀代の“気分屋 として知られ、まさかの凡走も度々あるが、阪神では6戦5勝、2着1回のパーフェクト連対。宝塚記念連覇の実績は誰もが認めるところだ。歴史に残る名騎乗で完全に手の内に入れた横山典とのコンビなら、史上初の同一G1レース3連覇が現実味を帯びる。不動の中心。

対抗はラブリーデイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.5
今年前半だけで重賞3勝をマーク。2月の京都記念ではキズナ・ハープスターの2強を破る大金星を挙げ、ついに本格化した。立ち回りの上手さが抜群でコーナー4つのコースはベスト。年明け初戦の中山金杯がコースレコードでの快勝だったように、得意の中距離でスピード勝負に持ち込めばG1でも上位を狙える。

単穴はラキシス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.12.3
今季初戦の大阪杯で強豪牡馬を軽く一蹴。道悪も意に介さず、ダービー馬キズナを子ども扱いにし、強烈なインパクトを残した。その前走がプラス10キロでデビュー以来最高体重。今なら牡馬相手のG1でもと思わせる充実ぶりだ。阪神3勝は全て内回りコースで挙げており、立ち回りの上手さも兼備。前走に続いて馬場が渋りそうな点も追い風になる。

抑えはヌーヴォレコルト。穴はワンアンドオンリー。

今週のワンポイントアドバイス

偉業達成、ゴールドシップ

暮れに中山競馬場で行われる有馬記念と同様に、ファン投票で出走馬が選ばれる競走を関西にもという趣旨で1960年に創設された伝統のレース。当初は出走資格、距離など変更が続いたが、66年に現在の2200メートルとなり、出走条件も87年に4歳以上から3歳以上に変更となった。

今年も16頭の強豪が集結した。注目はJRA史上初の同一平地G1レース3連覇に挑むゴールドシップ。大偉業を達成するのか、それとも5頭参戦した強力牝馬がその野望を打ち砕くのか。はたまた思わぬ伏兵馬が頂点を射止めるのか。

06年に京都で行われた分を含めた過去10回のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は11-3、1-10、3-2、5-1、2-3、8-1、6-1、1-2、2-5、1-9番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝2着3回。2、3番人気はそれぞれ4、3連対とまずまずの成績。ただ、6〜11番人気からも計5頭の伏兵馬が連に絡んでいる。

馬連配当は
1000円台…5回
2000円台…1回
5000円台…2回
8000円台…1回
万馬券……1回

05年に11番人気のスイープトウショウが勝ち、1万1390円の万馬券決着に。昨年も8000円台の高配当だった。一方で、2000円未満の人気サイドも5回ある。

3着には2、9、4、11、1、3、3、6、1、8番人気が入線。3連単配当は、17万円台、4万円台、1万円台、5万円台、1万円台、7万円台、1万円台、1万円台、2万円台、25万円台。05年が17万馬券と昨年が25万馬券と波乱もあるが、他の8回は1〜7万円台で収まっている。

連対馬の前走クラスはG1組14頭、G2組3頭、G3組2頭、オープン特別1頭。20頭中17頭はG1、G2からの臨戦馬となっている。また、3着馬を見ると、G1組6頭、G2組3頭、G3組1頭。こちらも10頭中9頭が前走G1かG2出走馬だった。

路線別は天皇賞・春が9連対と他路線を圧倒。次いで、3連対で金鯱賞(12年に5月→12月に移設)、2連対でヴィクトリアマイル、クイーンエリザベス2世C、鳴尾記念と続いている。

なお、最多連対の天皇賞(春)が馬券に絡まなかったのは2010年の1度だけ。また、前哨戦として金鯱賞と入れ替わった鳴尾記念は、現在3年連続で3、2、2着と馬券圏内をキープしている。

年齢別は3〜8歳以上馬が0、9、6、4、1、0連対。連対率はそれぞれ0、21、14、15、6、0%。4歳馬が連対馬の約半数を占め、率でも他世代をリードしている。

所属別は、関東馬28頭、関西馬114頭、地方馬4頭が出走して1、19、0連対。連対率は4、17、0%。関東馬は10年に勝利したナカヤマフェスタの1連対のみ。関西馬が圧倒的な強さを見せている。

今年ファン投票10位以内からゴールドシップ(1位)、ラキシス(3位)、トーホウジャッカル(7位)、ワンアンドオンリー(8位)の4頭が参戦する。

過去55回の歴史の中で「ファン投票最上位馬」は23勝、2着16回で、勝率42%、連対率71%。他の出走馬を圧倒する成績で、現在、2012年のオルフェーヴルから3連勝中。しかも馬券圏の3着以内に限れば、04年から11年連続で入線している。ファン投票第1位のゴールドシップには強烈な追い風となっている。


◎……ゴールドシップを本命に指名する。G1レース6勝、重賞11勝は現役ナンバーワンの実績で、前走も苦手とされた京都を克服して、堂々と悲願の天皇賞・春を制した。阪神の芝コースでは史上最多の重賞6勝を挙げており、最も能力を発揮できる舞台。JRA史上初の同一平地G1レース3連覇の偉業を達成する。

○……ラブリーデイは適距離に戻った前走・鳴尾記念で2馬身差の完勝。中団で脚をため、直線楽々と抜け出して、今年3勝目の重賞制覇を決めた。相手は強化されるが、中距離なら崩れることはなく、引き続き勝ち負けに持ち込める。

▲……カレンミロティックは前走天皇賞・春で0秒1差の3着。好位追走から4コーナーで先頭に立ち、いったんは後続を引き離す見せ場たっぷりの内容だった。昨年2着が示すように、この舞台の適性十分で、先行脚質も大きな武器となる。

△1……ラキシスは昨年暮れの有馬記念で0秒2差の6着と健闘。今年始動の大阪杯でキズナを一蹴した。ファン投票で3位に選ばれ、素質馬がいよいよ本格化の道を歩むか。梅雨時だけに前走不良馬場での勝利も心強い。一線級の牡馬相手でも軽視できない。

△2……ヌーヴォレコルトは断然の1番人気に推された前走・ヴィクトリアマイルで6着敗退。スピード能力が問われる展開となり、距離適性の差がはっきりと出た一戦で悲観する必要はない。皐月賞馬2頭を撃破した中山記念だけ走れればV争いに浮上する。

△3……ワンアンドオンリーは世界の舞台ドバイシーマクラシックで3着。初の海外遠征でダービー馬の底力を見せた。阪神コースは(3.1.0.0)と得意。帰国初戦で休み明けがポイントとなるが、互角の能力を秘めている。

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