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2015年11月22日(日)

11R
2015年11月22日(日)
5回京都6日
15:40発走

マイルチャンピオンシップ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヴァンセンヌ
1 2 ケイアイエレガント
2 3 レッツゴードンキ
2 4 ダイワマッジョーレ
3 5 イスラボニータ
3 6 アルマワイオリ
4 7 アルビアーノ
4 8 サトノアラジン
5 9 レッドアリオン
5 10 フィエロ
6 11 カレンブラックヒル
6 12 レッドリヴェール
7 13 リアルインパクト
7 14 トーセンスターダム
7 15 ダノンシャーク
8 16 モーリス
8 17 ロゴタイプ
8 18 クラリティスカイ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=10 16=5 16-8 16-15 10=5
綾恵 10=5 10=16 10-1 10-7 5=16
山田 10=16 10=8 10=17 16=8 16=17 8=17
たま 5=8 5=10 5=3 5=7 5=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はモーリス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.0
春秋マイルG1制覇を狙う安田記念覇者。今季は芝1600Mで破竹の4連勝。今回の出走馬のうち半数が参戦した春の頂上決戦では、好位からの正攻法でフィエロ、ヴァンセンヌらを完璧にねじ伏せ、勢いそのままにマイルシーンの頂点へ上り詰めた。毎日王冠を回避してぶっつけ本番となったが、入念な調整を重ねて臨戦態勢は整った。鞍上には世界の名手・ムーアを確保。逃げ・差し自在の脚質で、さらなる高みを目指す。

対抗はフィエロ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.5
レースレコードの激闘を演じた昨年がわずかハナ差の2着。戴冠まであと一歩と迫った。意外にもまだタイトルはないが、京都の重賞では2、3、2、3、2着とすべて馬券に絡む抜群の安定感を誇っている。秋初戦のスワンSは5カ月ぶりで0秒2差の2着。本番を意識して4角13番手から追い込み、叩き台としては上々の内容だった。昨年と同じローテで順調に調整され、仕上げにも余念がない。タッグ2戦目のM.デムーロを背に1年越しのリベンジに燃える。

単穴はイスラボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.0
前走の天皇賞・秋は不利な外枠に加え、2角で外に弾かれるアクシデント。後方を追走する異例の厳しい展開だったが、皐月賞馬の底力で逆境を乗り越え、ラブリーデイを0秒2差まで追い詰めた。2年連続の天皇賞3着でも、復調を感じさせる中身のある3着だった。今回は2歳戦以来の芝1600M戦。気性面を考慮すればプラスに出る可能性が極めて高い。重賞4勝の実績馬が叩き3戦目で完全復活をもくろむ。

抑えはサトノアラジン。穴はダノンシャーク。

今週のワンポイントアドバイス

新マイル王誕生、イスラボニータ

過去10年、連対馬は3-4、1-3、1-4、4-1、1-14、13-1、5-11、4-1、2-3、8-3番人気の組み合わせで決まった。

1番人気は6連対で、連対率トップの6割を記録している。ただ、2番人気がわずか1連対と不調。代わりに3、4番人気がそれぞれ4頭ずつ連対。2ケタ人気馬も11〜14番人気まで3頭が連対している。

馬連配当は
3けた……2回
1000円台…2回
2000円台…1回
3000円台…2回
6000円台…1回
万馬券……2回

13番人気が勝利した2010年に1万4240円、11番人気が連に絡んだ翌11年に1万2800円の高配当が出たが、万馬券はその2回だけ。最近10回のうち7回は4000円未満の決着だった。堅いか荒れるかを見極めたい。

ちなみに、3着には2、8、5、10、2、6、4、5、1、9番人気が入線。3連単配当は6万円台、1万円台、2万円台、5万円台、10万円台、47万円台、27万円台、5万円台、1万円台、19万円台となっている。前述した2010年に47万円台が飛び出すなど、10万円以上の波乱が4回と荒れ模様。1番人気が連対の6割を占めている割に、3連単は高配当が多く出ている。

路線別は6連対で天皇賞・秋がトップ。次いで、スワンS5連対、富士S4連対、毎日王冠2連対と続き、上記4路線で連対馬の85%を占めている。なお、昨年、一昨年と最多連対の天皇賞・秋からの参戦がなく、軸馬探しに悩まされたが、今回はイスラボニータとヴァンセンヌの2頭が出走してきた。

出走間隔は中2週11頭、中3週4頭、中4週1頭、中5週3頭、中6週1頭。最も間隔が長い馬でも11年2着フィフスペトルの中6週(スプリンターズS)。連対馬20頭すべてが秋競馬に1回以上出走している。2カ月以上間隔を空けて連に絡んだ馬はなく、休養明けのモーリスやレッドリヴェールにとっては気になるデータとなっている。

年齢別は3〜7歳以上馬が0、9、8、2、1連対。連対率は0、25、15、6、6%。4歳馬が他世代をリードしている。

牡馬VS牝馬の連対数は18対2で、連対率はそれぞれ13、7%。牝馬は苦戦傾向にある。

関東馬は59頭出走して6連対(連対率10%)、関西馬が111頭で14連対(同13%)。ホームで迎え撃つ関西馬が好成績を残している。今年参戦のない外国馬は8頭出走して3着が最高成績となっている。


◎……イスラボニータは昨年の皐月賞馬で、天皇賞・秋で2年連続3着。その能力の高さは衆目の一致するところ。芝1600M戦は新潟2歳S(2着)以来となるが、2戦して1、2着と適性はある。マイル路線の新チャンピオン誕生に1票を投じたい。

○……サトノアラジンは昨年の菊花賞6着以降、1600〜1800Mに矛先を変更。特に今年は2勝2着3回と連対率100%を誇っている。重賞勝ちはないが、エプソムC、富士Sとクビ差で連続2着。この距離ならG1でも差はない。

▲……フィエロはマイル戦線で上位争いをしてきた実力馬。実際、昨年のマイルCS2着、今年の安田記念でも4着とG1級の走りを見せてきた。前哨戦のスワンSを叩いて本番へ向かうローテは昨年と同じ。遅咲きのディープインパクト産駒。末脚がさく裂しても驚けない。

△1……アルビアーノは休み明けの京成杯AHをひと叩きして、スワンSを快勝。これまでとは一転、差す競馬で古馬を一蹴した。過去の傾向から劣勢の3歳牝馬で重い印は付けづらいが、今年のNHKマイルC2着馬。ハマれば一発が決まる。

△2……同じ3歳牝馬のレッツゴードンキ。データ的には飛びつけないが、今春の桜花賞で2着を4馬身ちぎって逃げ切った快速馬。馬場の荒れた今の京都はぴったりだ。アッと驚く逃走劇があってもいい。

△3……ロゴタイプは2013年の皐月賞以来の勝利を目指す。現在13連敗中だが、過去にヤエノムテキ、ダイワメジャーが5歳で2年半ぶりにG1制覇を果たしている。今年は中山金杯、中山記念で2着となり、前走の富士Sで0秒2差の3着。展開ひとつで上位争いに浮上できる資質を秘めている。

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