デビューから3連勝で朝日杯FS(G1)まで制した昨年の2歳王者。非凡な砂適性も秘めており、昨秋のオキザリス賞(500万下)を7馬身差で圧勝している。2戦2勝のダートに戻って再度注目してみたい。

前走の端午S(OP)は外を回って差し切る強い内容。2月のヒヤシンスS(OP)では逃げて2着しており、自在に動ける点は大きな強みだ。輸送にも不安がなく、重賞でも期待が大きい。

前走の青竜S(OP)で3着に好走。これまでのレースぶりとは一転、追い込む競馬で新味を見せた。当舞台では(2・1・1・0)の実績。昨秋のオキザリス賞(500万下)ではアジアエクスプレスの2着に敗れたが、着実に成長した今なら警戒が必要。

過去10年、連対馬は(5)(2)、(1)(4)、(4)(7)、(1)(2)、(1)(3)、(1)(2)、(1)(2)、(3)(1)、(1)(2)、(3)(1)番人気で決まった。1〜3番人気は8、5、3連対と好調。中でも1番人気は6勝2着2回と現在7年連続で連対を続けている。

馬連配当は
3けた…………7回
1000円台…2回
5000円台…1回

06年に4、7番人気で決着した5920円が最高配当。この年以外はすべて2000円未満で収まっている。

連対馬20頭の前走はダート18頭と芝2頭。芝からの臨戦馬は少なく、アジアエクスプレスにとってはちょっと気になる数字だ。

ステップは6連対の端午S組がトップ。次いで、兵庫チャンピオンシップ(地方交流G2)組5連対、昇竜S組3連対と続いている。

逃げ一手のペアンが前走の青竜Sで出負け。直線でも前が壁になる苦しい競馬だったが、1馬身1/4差の3着と崩れなかった。2歳時にアジアエクスプレスに完敗しているが、ここ2戦の内容を見ると当時より大きく成長している。ダート一筋で東京コースも【2110】と底を見せておらず、重賞でも逆転Vのチャンスは十分にある。

馬単は(7)←→(2)、(7)←→(4)、(7)←→(9)、(7)←→(15)、(7)←→(10)。

3連単は(7)←→(2)から(4)(9)(15)(10)と、(7)←→(4)から(2)(9)(15)(10)への3着流し。