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2012年12月23日(日)

10R
2012年12月23日(日)
5回中山8日
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ローズキングダム
1 2 エイシンフラッシュ
2 3 スカイディグニティ
2 4 アーネストリー
3 5 ネヴァブション
3 6 オーシャンブルー
4 7 ダイワファルコン
4 8 トレイルブレイザー
5 9 ルーラーシップ
5 10 ダークシャドウ
6 11 トゥザグローリー
6 12 オウケンブルースリ
7 13 ゴールドシップ
7 14 ビートブラック
8 15 ナカヤマナイト
8 16 ルルーシュ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=16 13=9 13-2 13-3 16=9
綾恵 13=15 13=3 13-6 13-9 15=3
山田 2=9 2=10 2=11 9=10 9=11 10=11
たま 14=13 14=3 14=9 14=10 14=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はゴールドシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
皐月賞、菊花賞(ともにG1)を制し、2冠を達成。3歳牡馬の筆頭と言える存在だ。特筆すべきは菊花賞の内容。3角手前から早々にスパートし、早め先頭から悠々と押し切った。追えば追うほど伸びるタイプで、底知らずのスタミナを誇る。ズブい面があり、ダービー(5着)のような高速馬場のスピード勝負には不向きだが、週末の雨により馬場が渋りそうなのは好材料。菊花賞後はここを目標にゆとりのある臨戦過程で仕上がりは良好。現役トップのオルフェーヴル、ジェンティルドンナは不在。斤量差も踏まえれば勝機は十分あるとみる。

対抗はルルーシュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.29.9
前走・アルゼンチン共和国杯(G2)を四角2番手からの横綱相撲で快勝。未完の大器と言われる素質馬が初重賞制覇を飾り、いよいよ本格化ムードだ。好位で立ち回れるレース巧者で、終いの脚も堅実。前々走・オールカマー(G2)は馬体が重く4着に敗れたが、脚質的に小回りの中山は合うタイプ。父ゼンノロブロイも4歳秋に本格化し、有馬制覇(G1レース3連勝)。血統的にもまだ伸びていい。大外枠を引いたが、スムーズに先行できればチャンスがある。

単穴はルーラーシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.33.0
今秋は天皇賞・秋、ジャパンC(ともにG1)で連続3着。いずれもメンバー最速の上がりで追い込んだように、能力は現役トップクラスだ。いまだゲートに課題があり、トリッキーなコース形態の中山は決して合うタイプではない。ただ、不良馬場だったアメリカジョッキーCC(G2)を圧勝の実績があり、道悪は鬼。うまく条件がハマれば逆転の可能性まで。

抑えはエイシンフラッシュ。穴はスカイディグニティ。

今週のワンポイントアドバイス

春の天皇賞再現、ビートブラック

中央競馬の一年を締めくくる大一番。ファン投票1位のオルフェーヴル、ジャパンC優勝のジェンティルドンナが出走を回避したが、クラシック2冠を制したゴールドシップをはじめ現役屈指の強豪馬が集結した。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は2-13、1-4、1-3、4-1、1-6、9-5、1-14、2-1、2-1、1-7番人気の組み合わせで決まった。1番人気は8連対(5勝2着3回)と人気に応えているが、2、3番人気は3、1連対と不振。代わりに、6番人気以下から2けた人気馬2頭を含む計5頭が連対している。

馬連配当は
3けた…………3回
1000円台…3回
3000円台…1回
万馬券…………3回

1着馬は9番人気のマツリダゴッホ(07年)を除き、1〜4番人気以内から出ているが、ヒモに人気薄が絡むケースも多く、万馬券が3回も飛び出す難解なレースとなっている。
連対馬20頭は全馬重賞からの臨戦で、G1組19頭とG3組1頭。G1以外からの参戦馬は苦戦している。

ステップ別(成績)はジャパンC組が9連対(3、3、1、2、1、12、3、2、8着)でトップ。次いで3連対の天皇賞・秋組(15、2、6着)と菊花賞組(2、1、1着)となっている。

しかし、2走前を見てみると、天皇賞・秋に7頭が出走。この数字を前哨戦に加えると、天皇賞・秋組は計10連対で最多連対のジャパンC組を抜いて第1位となり、06年を除くと毎年連対の好相性となっている。ちなみに、今年はエイシンフラッシュなど8頭が該当する。

年齢別は3〜7歳以上馬が7、8、3、0、2連対。連対率は18、25、9、0、13%。4歳馬が他世代を一歩リードしている。


◎……本命に人気薄のビートブラックを推す。前走のジャパンCは残り1ハロンで後続に捕まったが、ラスト1000Mあたりからロングスパートして7着に踏みとどまった。今回はコーナーを6回通過する小回りの中山で、直線も短くなる。自分のペースで走れば天皇賞・春の再現がある。

○……相手はゴールドシップ。前走の菊花賞を快勝すると早々にジャパンCを見送り、グランプリへの出走を決めた。今年の3歳世代はジェンティルドンナのジャパンC制覇でもわかるようにハイレベル。世代代表馬として挑む資質を秘めている。

▲……スカイディグニティは早くから長距離戦を使われ、ステイヤーとしての力量の高さを前走の菊花賞2着で証明した。2走前のセントライト記念でもダービー2着のフェノーメノと1馬身差。ひと夏を越しての成長は著しく、3歳世代トップ級の能力を備えている。

△1……ルーラーシップはここ2戦連続で3着。2走前は出遅れて15番手からの競馬、前走もスタートで後手に回り不完全燃焼のレースとなった。ジャパンCを上がり3ハロン32秒7の豪脚で追い上げたように、決め手なら現役ナンバーワン。ゲートを五分に出られれば上位争いは必至だ。

△2……ダークシャドウはこの秋、天皇賞・秋、ジャパンCとも0秒4差の4着。勝ち運に恵まれないが、前走も上がり3ハロン32秒8の末脚で追い上げた。全5勝は東京コース。小回りの中山コースをどう克服するかがポイントとなる。

△3……ナカヤマナイトは中山で5戦して、3勝、2着2回。この舞台では連対率100%と底を見せていない。前走の天皇賞・秋は9着に凡走したが、秋初戦のオールカマーで苦手の道悪を克服。折り合って流れに乗ると強さを発揮する。

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