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2010年11月21日(日)

11R
2010年11月21日(日)
6回京都6日
15:40発走

マイルチャンピオンシップ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ファイングレイン
1 2 スマイルジャック
2 3 ライブコンサート
2 4 オウケンサクラ
3 5 テイエムオーロラ
3 6 ジョーカプチーノ
4 7 ショウワモダン
4 8 ダノンヨーヨー
5 9 トゥザグローリー
5 10 マイネルファルケ
6 11 ワイルドラズベリー
6 12 アブソリュート
7 13 エーシンフォワード
7 14 ガルボ
7 15 ゴールスキー
8 16 サプレザ
8 17 キンシャサノキセキ
8 18 キョウエイストーム

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=16 8=17 8-9 8-11 16=17
綾恵 16=8 16=9 16-4 16-17 8=9
山田 7=2 7=8 7=17 2=8 2=17 8=17
たま 2=8 2=5 2=4 2=7 2=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はダノンヨーヨー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.8
今春の時点では500万クラスの身だったが,1000万クラスからオープン特別を連勝すると,重賞初挑戦の前走・富士S(G3)も勝って4連勝を達成。G1の今回は一気に相手強化されて楽ではないものの,前残りの流れを豪快に差し切った前走の勝ちっぷりを見る限り,ここでも通用する可能性は十分だろう。6勝の全てを1600Mで挙げており,京都へのコース替わりにも不安なし。瞬発力勝負の展開となれば,5連勝でのG1制覇があっても驚けない。

対抗はサプレザ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.4
昨年の当レース3着馬。英サンチャリオットS(G1)を制しての来日は昨年と同じローテーションで,暫定国際レーティングは今回のメンバーで最高の118となっている。日本の馬場への適性は証明済みであり,今年は昨年の優勝馬・カンパニーのように抜けた馬も不在。ここで結果を出せば賞金倍増とあって,陣営の本気度もかなりのものだろう。好位でスムーズに運べるようなら,アッサリと決めてしまうだけの力は持っている。

単穴はキンシャサノキセキ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.8
昨秋のスワンS(G2)から重賞4連勝で高松宮記念を制し,悲願のG1タイトルを獲得。その後は一頓挫あったものの,前走のスプリンターズS(G1)では取り消し明けながらも2着に入り,改めて力のあるところを見せ付けた。近走はスプリント戦メインとなっているが,3歳時に当レース5着の実績があり,要は折り合いが付くかどうか。ひと叩きされた上積みも順当に期待できるため,一発を警戒しておく必要がありそうだ。

抑えはトゥザグローリー。穴はワイルドラズベリー。

今週のワンポイントアドバイス

悲願のG1奪取,スマイルジャック


過去10年,連対馬は13-1,4-2,11-3,5-2,1-4,3-4,1-3,1-4,4-1,1-14番人気の組み合わせで決着した。

馬連配当は3けた〜2000円台5回,3000円台2回,6000円台1回,万馬券2回。上位1〜3番人気が連からそろって消えた年は1度もないが,2けた人気馬が連に絡んだ00年と02年に万馬券が出ている。

連対馬20頭はすべて前走重賞からの出走で,内訳はG1組10頭,G2組5頭,G3組5頭。オープン特別や条件からの臨戦馬は苦戦している。

前走成績は1〜5着馬の7,3,1,0,2頭と6〜10着馬の計7頭。前走で掲示板を外した馬でも巻き返し可能となっているが,7頭中5頭はG1からの臨戦馬だった。頂上決戦でもまれてきた馬なら,着順を気にする必要はなさそうだ。

ステップは天皇賞(秋)組が7連対でトップ。次いで毎日王冠組4連対,スプリンターズS組と富士S組が3連対の順。なお,最多連対の天皇賞(秋)組は8,2,7,1,6,9,1着からの臨戦で,7頭中5頭(4勝2着1回)はここ5年に集中している。

年齢別は3〜8歳以上馬が各3,8,6,2,0,1連対。連対率は8,20,12,7,0,33%。昨年,8歳馬のカンパニーが史上最年長の優勝を果たしたが,一昨年までは7歳以上馬の最高成績は08年の4着。高齢馬は苦戦している。

牡馬は149頭が出走して16連対(連対率11%),牝馬が28頭で4連対(同14%)。牡馬が連対数で牝馬を圧倒しているが,率では牝馬が牡馬を上回っている。


◎…本命にスマイルジャックを推す。マイルに路線変更して,昨年関屋記念を勝ち,今春オープン特別の六甲Sを快勝。さらに安田記念で半馬身差の3着と確実に実績を積み上げてきた。ここ2戦はコース取りや馬群をさばき切れずに敗退しているが,もともとはスプリングSを制し,ダービー2着の実力馬。ベストの距離に戻って,たたき3戦目。悲願のG1タイトル奪取の好機だ。

○…ダノンヨーヨーはマイルに的をしぼって4連勝。重賞初制覇を飾った前走の富士Sではインを突いた馬が上位を占める中,大外からけた違いの末脚で差し切った。ここ3戦の上がりはすべて33秒台。マイルの頂点を射止める決め手も十分に備えている。

▲…テイエムオーロラは春に3連勝を飾ってマーメイドS3着。秋は降級戦で返り咲くと,前走・府中牝馬Sで重賞初制覇を果たした。相手はそろうが,今年は6戦5勝の好成績。充実一途の4歳牝馬から目が離せない。

△1…秋始動の2戦でオウケンサクラは凡走したが,3戦目の前走・天皇賞(秋)で古馬相手に4着と健闘した。マイルへの距離短縮はプラスで,春の桜花賞でアパパネと半馬身差2着の実績。鞍上が武豊騎手にスイッチするのも大きな魅力だ。

△2…サプレザは昨年同様に英国のマイルG1サンチャリオットSを楽勝しての来日。昨年は内をロスなく回ったカンパニーが優勝したが,15番枠から外々を回ってクビ差3着に追い上げた決め手は脅威。体調が良好なら上位争いに浮上する。

△3…今秋のショウワモダンは9,14,16着。3連勝で安田記念を制した春の勢いはすっかり影をひそめている。しかし,状態面に不安はなく,前走の天皇賞(秋)でも直線不利がなければ上位争いに加われる手応えを見せていた。得意のマイルでG1馬の底力が爆発しても驚けない。

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