2009年12月6日(日)
11R
2009年12月6日(日)
阪神
15:40発走
ジャパンカップダート GI
ダート・右 1800m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | エスポワールシチー | |||||
2 | サクセスブロッケン | |||||
3 | アドマイヤスバル | |||||
4 | ヴァーミリアン | |||||
5 | マコトスパルビエロ | |||||
6 | メイショウトウコン | |||||
7 | ティズウェイ | |||||
8 | ダイショウジェット | |||||
9 | ゴールデンチケット | |||||
10 | ボンネビルレコード | |||||
11 | ラヴェリータ | |||||
12 | シルクメビウス | |||||
13 | スーニ | |||||
14 | ワンダースピード | |||||
15 | マルブツリード | |||||
16 | ワンダーアキュート |
買い目
大多 | 4=1 4=16 4-12 4-14 1=16 |
---|---|
綾恵 | 1=4 1=5 1-11 1-16 4=5 |
山田 | 16=1 16=12 16=4 1=12 1=4 12=4 |
たま | 14=4 14=12 14=1 14=2 14=16 |
予想
本命はヴァーミリアン。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.49.3
前走のJBCクラシック(交流G1)を快勝し,3連覇。これでG1で積み上げた勝ち星は8つとなり,ディープインパクトらを上回る最多記録を樹立した。どんな舞台でも力を出せる器用なタイプで,馬場状態も問わない万能型。昨年の当レースは道中に接触して3着に終わったものの,それで勝ち馬からアタマ・クビ差だったのだから,スムーズなら違う結果もあっただろう。今回は有力視されていたサマーバードが回避したこともあり,更なる記録更新を期待してみたい。
対抗はエスポワールシチー。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.50.4
3走前のマーチS(G3)で重賞初勝利を挙げると,交流G1のかしわ記念,南部杯も勝って3連勝。特に南部杯では今年のフェブラリーS(G1)勝ち馬,サクセスブロッケンに4馬身差を付けて圧勝したのだから,相当に力を付けていることは間違いない。ダートでは9戦7勝と全く底を見せおらず,前走のプラス14キロもほとんどが成長分。阪神1800Mにも実績があるため,逆転の可能性まで考えておきたい一頭だ。
単穴はワンダーアキュート。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.51.6
3走前のオークランドRCT(準OP)を勝ってオープン入りすると,シリウスS,武蔵野Sと重賞を連勝。G3のため格では一枚落ちるものの,かなりの素質を感じさせる好内容だった。マイナス体重が続いた馬体はすっかりと回復しており,輸送が短く,3勝の実績を持つ阪神へのコース替わりも歓迎。さすがに古馬のトップクラスが相手の今回は楽ではないが,今の勢いを軽視するのは危険だろう。
抑えはシルクメビウス。穴はワンダースピード。
今週のワンポイントアドバイス
弟に負けられない,ワンダースピード
過去9回,連対馬は4-5,1-3,5-13,11-1,4-1,1-11,7-1,1-6,4-7番人気の組み合わせで決着した(02年は中山競馬,08年が阪神競馬で距離1800M戦)。1番人気は6連対とまずまずの成績だが,2番人気に連対がなく,3番人気も1連対と精彩を欠いている。
馬連配当は3けた〜1000円台4回,3000〜5000円台3回,万馬券2回。万馬券が2度出ている一方で,2000円以内の堅い配当も4回。堅い馬券と高配当が混在する難解なレースになっている。
連対馬のクラス別(着順)はG1組(2,5,4,1,3,1,6,2,1,3着),G2組(3着),G3組(1,1,2,4,9)着,条件組(6,1)着。昨年カネヒキリが9着から巻き返したが,19頭は6着以内からの反撃。前哨戦で大負けしているようでは国際舞台で通用しない。
ステップはJBCクラシック組が7年連続で計8連対と好調で,5連対の武蔵野S組が続いている。
日本馬117頭と外国馬24頭で争い,17対1。今年は米国からティズウェイが参戦しているが,外国馬に多大な期待はできない。
年齢別は3〜7歳上馬が3,2,8,5,0連対。5歳馬が他世代を抑えてトップで,7歳以上の高齢馬が苦戦している。しかし,現7歳馬は05年にカネヒキリが優勝し,一昨年,昨年と2年連続で1〜4着を独占している近年まれに見るハイレベル世代。今年の7歳馬は軽視できない。
◎…ワンダースピードは前走のJBCクラシックでヴァーミリアンとアタマ+クビ差の3着。2番手追走からゴール寸前までしぶとく粘った。重賞4勝中3勝を6歳の12月以降にマークした晩成型で,1800M戦でも全11勝中6勝をマークしている。休養明けを2戦した今回がベストの仕上がり。4つ年下の弟・ワンダーアキュートが人気だが,兄にもG1奪取のチャンスは十分にある。
○…ヴァーミリアンは前走のJBCクラシックを快勝し,史上最多のG1レース8勝をマークした。道中手綱を持ったままで,直線インから強襲した決め手は,7歳馬を全く感じさせないものだった。昨年3着のリベンジがあってもおかしくない。
▲…シルクメビウスは7月のジャパンダートダービーで2着。同期のワンダーアキュートに1秒3先着した。前走も古馬相手に2着を5馬身突き放した。追い込み脚質で展開に注文が付くが,はまった時の決め手は強烈だ。
△1…休養をはさんでエスポワールシチーは目下3連勝。前走の南部杯では,5カ月ぶり,14キロ増の馬体で逃げて後続を4馬身ちぎった。1ハロン距離延長も,G3勝ちしている1800Mなら問題はない。
△2…ワンダーアキュートは準オープン→G3→G3を連勝中。前走の武蔵野Sでは前半1000Mの通過58秒8のハイペースで飛ばして,後続を0秒3引き離した。阪神コースは6勝中3勝を挙げている相性のいい舞台。勢いでG1制覇も十分ありそうだ。
△3…サクセスブロッケンは今年のフェブラリーSをレコードで制した。その後放牧に出されて,復帰戦の南部杯が2着で,武蔵野S10着。前走は思ったよりも59キロが響いたようだ。今回は前走より2キロ減。上位争いに浮上してもおかしくない。