2009年1月18日(日)
11R
2009年1月18日(日)
中山
15:35発走
京成杯 GIII
芝・右 2000m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (国際)(特指) 別定
本賞金:4000、1600、1000、600、400万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ファインビスティー | |||||
2 | ナカヤマフェスタ | |||||
3 | ケニアブラック | |||||
4 | サクラルーラー | |||||
5 | サンライズキール | |||||
6 | アーリーロブスト | |||||
7 | トゥリオンファーレ | |||||
8 | フサイチナガラガワ | |||||
9 | ハイローラー | |||||
10 | モンテトウルヌソル | |||||
11 | モエレビクトリー | |||||
12 | サトノエクスプレス | |||||
13 | セイクリッドバレー |
買い目
大多 | 2=7 2=12 2-3 2-13 7=12 |
---|---|
綾恵 | 2=10 2=6 2-7 2-8 10=6 |
山田 | 13=7 13=2 13=6 7=2 7=6 2=6 |
たま | 6=2 6=12 6=7 6=10 6=13 |
予想
本命はナカヤマフェスタ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
東京スポーツ杯2歳S(G3)を制し,デビューから2連勝。9番人気の伏兵だったが,スローペースにうまく折り合い,ブレイクランアウト(のちに朝日杯FSで3着)との激しい叩き合いを制した能力は,間違いなく本物だ。前走後は当レース1本に絞って調整されており,今週の追い切りではポリトラックコースで5ハロン62秒,終い11秒台と抜群の動き。デキは前走をはるかに凌ぐだけに,無傷の3連勝の可能性は十分にある。
対抗はトゥリオンファーレ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.6
素質馬の集まったラジオNIKKEI杯(G3)で3着に善戦。勝ち馬のロジユニヴァースには水を開けられたが,時計のかかる馬場を考慮すればマークした時計は優秀なものだった。血統背景も優れており,半兄は高松宮記念(G1)を制したオレハマッテルゼ。父がスペシャルウィークに変わったことで,距離に融通性が出た。前走と比較すれば,相手関係も楽になった印象。ナカヤマフェスタより斤量が1キロ軽いことも踏まえれば,当馬も争覇圏に入ってくる。
単穴はサトノエクスプレス。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
阪神遠征した前走(500万下)で0秒2差の2着。ミクロコスモス(阪神JFで3着)には先着を許したものの,デビュー2戦目だったことを考えれば健闘といえる内容だった。好位で流れに乗れる器用さがあるので,小回りの中山コースに舞台が替わる点は好材料。気性も素直なことから,2000Mへの距離延長にも対応できるはず。西高東低の競馬が続く昨今だが,当レースでは近5年,東4勝:西1勝で関東馬にも大いに出番がある。重賞でも押さえておきたい一頭だ。
抑えはケニアブラック。穴はセイクリッドバレー。
今週のワンポイントアドバイス
重賞初制覇の好機,アーリーロブスト
皐月賞と同じ舞台(中山2000M)で行われる。過去10年で優勝馬は出ていないが,2着に3頭を輩出。春の牡馬クラシックにつながる重要な一戦となっている(02年は東京開催で,1着は同着)。
1??3番人気は6,5,3連対と好調で,6番人気以下からは9,12番人の2頭が連に絡んだだけ。馬連配当は伏兵馬が2着に食い込んだ00年と昨年に5410円,8380円の高配当となったが,8回は2000円以下。キャリアの浅い若駒による重賞でも,ここまでは平穏に収まっている。
連対馬の前走は重賞組8頭,オープン特別組3頭,500万下組4頭,新馬・未勝利組5頭。前走着順は,重賞組なら5着以内,オープン特別組なら3着以内,それ以外は1着。例外は00年ののマイネルビンテージ(500万下2着)と昨年のベンチャーナイン(東京スポーツ杯2歳S6着)の2頭。前走で大敗した馬の連対は見られない。
路線別はラジオNIKKEI杯2歳S(旧ラジオたんぱ杯3歳S)組が4連対で,朝日杯FS組とホープフルS組が3連対で続く。しかし,先に述べたように500万下や新馬,未勝利からの連対馬も多く,格を気にする必要はなさそうだ。
◎…アーリーロブストはクビ差でデビュー勝ちを逃したが,未勝利を好位4番手から差し切り。続く,エリカ賞は逃げ切った。2戦はいずれも後続を3馬身ちぎっての圧勝。自在に立ち回れるレースぶりは,小回りの中山コースにぴったり。重賞初制覇で春のクラシックに弾みをつける。
○…ナカヤマフェスタは評判馬ぞろいの新馬戦を快勝し,東京スポーツ杯2歳Sと連勝した。2戦はいずれもクビだったが,若駒ばなれしたレースぶりで奥の深さを感じさせた。急坂の中山コースでも,折り合えばあっさり3連勝も可能だ。
▲…前走のサトノエクスプレスはゴール前でミクロコスモス(阪神JF3着)強襲に合い2着。2番手追走から一旦先頭に立ったが,前走は相手が強すぎた。初距離になるが中山の内回りなら互角に立ち回れる。
△1…セイクリッドバレーはここ2戦で2,3着。あとひと押しが利かずに勝ち切れずにいるが,前走のレース内容は悪くはなかった。ゲートの不安もなくなり,流れに乗れば上位争いに浮上する。
△2…前走のトゥリオンファーレは,未勝利勝ちから挑戦したラジオNIKKEI杯2歳Sで3着。差し切りはかなわなかったが,持ち時計を大幅に詰めて2着とは0秒2差だった。まだ仕上がり途上だが,良血馬だけに目が離せない。
△3…モンテトウルヌソルは2戦目で未勝利勝ち。芝2000Mの走破時計は目立たないが,2戦のラスト3ハロンが33秒1,33秒6と速い。実績では見劣るが,混戦になれば侮れない存在だ。