2007年9月30日(日)
11R
2007年9月30日(日)
中山
15:40発走
スプリンターズステークス GI
芝・右・外 1200m
天気:
馬場:
不良
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:9500、3800、2400、1400、950万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | アイルラヴァゲイン | |||||
2 | プリサイスマシーン | |||||
3 | アグネスラズベリ | |||||
4 | オレハマッテルゼ | |||||
5 | タマモホットプレイ | |||||
6 | サンアディユ | |||||
7 | アストンマーチャン | |||||
8 | エムオーウイナー | |||||
9 | アンバージャック | |||||
10 | コイウタ | |||||
11 | ペールギュント | |||||
12 | ローエングリン | |||||
13 | メイショウボーラー | |||||
14 | クーヴェルチュール | |||||
15 | スズカフェニックス | |||||
16 | キングストレイル |
買い目
大多 | 6=7 6=15 6-1 6-2 7=15 |
---|---|
綾恵 | 7=14 7=6 7-1 7-15 14=6 |
山田 | 6=7 6=15 6=2 7=15 7=2 15=2 |
たま | 6=16 6=7 6=1 6=11 6=15 |
予想
本命はサンアディユ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.1
もともとダートで使われていたが,芝コース初挑戦となったアイビスサマーダッシュでは,32秒台の上がりをマークして差し切り勝ち。前々走の北九州記念こそ先行馬総崩れの展開となり7着に敗れたが,前走のセントウルS(G2)を5馬身差で圧勝し,芝コースに確かな適性があることを証明した。今回は芝転向4戦目でのG1挑戦となるが,インフルエンザの影響で外国馬がおらず,有力馬の調整も順調ではない。揉まれずに運ぶことさえできれば,ここは当馬の独壇場となる可能性は十分とみた。
対抗はアストンマーチャン。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.08.1
2歳時には小倉2歳S(G3),ファンタジーS(G3)と連勝し,阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)でウオッカとクビ差の接戦を演じたこともある素質馬。前走の北九州記念は差し馬有利の展開に泣かされたが,その中で0秒4差の6着に踏ん張るあたりは,能力の高さがあってこそだろう。同じく展開が合わず7着に敗れたサンアディユが次走のセントウルS(G2)を圧勝していることから,当馬もここでの一発は十分に考えられる。高レベルの3歳牝馬,決して侮れない存在だ。
単穴はスズカフェニックス。
実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.08.9
前々走の高松宮記念(G1)は初のG1挑戦,1200Mも初体験と厳しい条件だったが,中団からアッサリ抜け出すと2馬身半差を付けて快勝し,見事にG1タイトルを獲得。久々のマイル戦となった前走・安田記念(G1)でも上がりトップタイムで5着まで追い上げるなど地力の高さは折り紙付き。しかし,今回は約4カ月ぶりでのレースとなることに加え,インフルエンザの影響で帰厩が遅れるなど決して万全の状態とは言えない。実績の面では一枚上の存在だが,当日の気配次第では疑ってかかる必要もあるだろう。
抑えはアイルラヴァゲイン。穴はプリサイスマシーン。
今週のワンポイントアドバイス
今夏一番の上がり馬,サンアディユ
この時期に開催された過去7年,連対馬は16??1,4??3,1??3,5??1,5??2,1??2,1??10番人気の組み合わせで決着した。1??3番人気は5,2,2連対とまずまずの成績で,上位3番人気がそろって連から消えた年はない。
馬連は3けた配当3回,2000??5000円台3回,万馬券1回。00年に16番人気ダイタクヤマトが優勝して2万5700円と荒れたが,残る6回は6000円以下。比較的平穏に収まっている。
しかし,過去3回の3連単を見てみると,10万9810円,3320円,263万7570円。3着には伏兵馬を視野に入れた馬券検討が必要のようだ。
ステップは6連対のセントウルS組がトップで,3連対の安田記念組,2連対のアイビスサマーダッシュ組と続いている。なお,4カ月以上の休養馬が4連対しているが,いずれもG1組で,うち3頭は安田記念からの直行馬だった。
年齢別は3??7歳上馬が12,19,31,26,14頭出走して0,2,6,5,1連対。5歳馬と6歳馬の対決ムードが強い。性別は牡馬77頭と牝馬25頭で争い,11対3。牝馬は苦戦している。
今年はアストンマーチャンとクーヴェルチュールの挑戦で3歳牝馬に注目が集まるが,ここまで3歳牝馬は3頭が出走して16,11,15着と全く歯が立たない。しかし,ウオッカがダービーを制したように今年は3歳牝馬のレベルが非常に高い。古馬牡馬の57キロに対して,3歳牝馬は53キロと軽い。この4キロ差をハンデ戦として単純計算すると,3歳牝馬は約4馬身のアドバンテージとなる。斤量差を生かし切れば逆転してもおかしくない。
決め手は逃げ3頭,先行6頭,差し1頭,追い込み4頭。1200Mの電撃戦らしく,前に行く馬が好成績を挙げている。
◎…サンアディユは初出走の芝(13戦目)でいきなり重賞を制覇。続く北九州記念では7着に敗れたが,前走のセントウルSで2着を5馬身ちぎって,重賞2勝目をもぎ取った。今夏一番の上がり馬が,短距離の頂点に一気に駆け上がる。
○…キングストレイルはサンデーサイレンス産駒の素質馬。前走の京成杯AHでは,好位追走から直線楽々と抜け出して完勝した。1200Mは初めてとなるが,血統的には対応できる。
▲…アストンマーチャンは阪神JFでウオッカに首差まで迫った。ハイレベルと評されている3歳牝馬世代のトップ級のスピードを備えている。古馬牡馬が57キロ,3歳牝馬は53キロ。4キロ差の斤量を生かし切れば逆転も可能だ。
△1…高松宮記念を制したスズカフェニックスは春秋スプリント制覇を目指して参戦。馬インフルエンザの影響で帰厩が遅れたのが気がかりだが,このメンバーならスピード上位は明らか。
△2…アイルラヴァゲインは今年1月にサンライズSを勝ちオープンに返り咲き,3月のオーシャンSで悲願の重賞制覇を果たした。ここ2戦連続で◎サンアディユに敗れているが,中山1200Mは5戦3勝。勝ち負けはともかく,2着争いなら出番は十分にある。
△3…3カ月半ぶりとなるペールギュントだが,1200Mでの決め手は一級品。ぶっつけでのG1出走に不安はあるが,高松宮記念2着でわかるように6ハロン戦なら力を出し切れる。大駆けに警戒した。