前々走の稲村ヶ崎特別で現級勝ちを収め,前走の松島特別でも半馬身差の2着と,このクラスで力量上位であることは証明済み。新潟コースには今回が初挑戦となるが,当馬の能力なら不利にはならないだろう。ここはあっさりと決めて,次へのステップとしたい。

オープン戦でも良積を残している当馬だけに,1000万クラスで力不足ということはないはず。前走の佐渡特別ではゴール前での不利もあって4着に終わったが,今回のメンバーなら本命馬との一騎打ちに持ち込める公算は高い。ここは巻き返しを期待したいところだ。

過去5年は10,9,9,9,15頭立て(01,05年はハンデ戦)。連対馬は5??4,1??2,4??2,4??3,2??6番人気の組み合わせで決まり,馬連は1940円,350円,2170円,1070円,2100円。1番人気は1連対と不調だが,ちょい荒れ程度で収まっている。
連対馬の前走は芝2000メートルが6頭,芝1800メートル3頭,芝2500メートル1頭。中距離戦から出走した馬が活躍している。ステップは04年に弥彦特別組がワンツーを決めたが,それ以外は同一路線から連対していない。
年齢別は3??7歳上馬が7,12,9,17,7頭出走して,それぞれ1,5,2,2,0連対。7歳以上の高齢馬が苦戦している。
牡馬は45頭で10連対,牝馬が7頭で0連対。牝馬の連対は一度もないが,その時の人気は9,9,6,8,9,8,4番人気。上位人気に推された牝馬がおらず,データだけで切り捨ててしまうのは危険か。
東西対決は関東馬38頭と関西馬14頭で争い,4対6。関西馬がリードしているが,ここ2年は関東馬が1,2着を独占し,巻き返す勢いを見せている。
エイシンニーザンはオープンから降級して3,4着と敗れたが,着差は0秒4と0秒2の小差。1番人気を裏切り続けているが,現級をいつ勝ち抜けてもいいパワーを備えている。