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2005年10月2日(日)

11R
2005年10月2日(日)
中山
15:40発走

スプリンターズステークス GI

芝・右・外 1200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:9400、3800、2400、1400、940万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ゴールデンキャスト
1 2 テイエムチュラサン
2 3 リキアイタイカン
2 4 デュランダル
3 5 ケープオブグッドホープ
3 6 シーイズトウショウ
4 7 シルキーラグーン
4 8 プレシャスカフェ
5 9 カルストンライトオ
5 10 キーンランドスワン
6 11 ゴールデンロドリゴ
6 12 アドマイヤマックス
7 13 サイレントウィットネス
7 14 マルカキセキ
8 15 タマモホットプレイ
8 16 ギャラントアロー

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=4 13=12 13-5 13-8 4=12
綾恵 8=4 8=13 8-6 8-16 4=13
山田 7=6 7=13 7=5 6=13 6=5 13=5
たま 9=12 9=13 9=4 9=5 9=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサイレントウィットネス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.08.4
前々走のチャンピオンズマイル(香港G1)2着でついに連勝は止まってしまったが,それでも当馬は02年12月のデビューから破竹の17連勝を達成した香港最強スプリンター。前走の安田記念(G1)は3着までであったが,初の海外に戸惑うことなく馬場にもスンナリ順応できた上,勝ち馬とクビ+アタマ差。負けたとはいえ収穫は大きかった。さらに,近2走は,当馬の本領を発揮できないマイル戦。適正抜群のスプリント戦へ出走するとなれば,久々であっても途中で止まる場面は想像し難い。

対抗はデュランダル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.8
香港最強スプリンターに対抗しうる日本馬は,一昨年,昨年と2年連続で最優秀短距離馬に選出されている当馬ぐらいなもの。爪の不安で今回10カ月の長期休養明けとなるが,ここへ向けキッチリ調整され,中間ではブランクを全く感じさせない動きを披露。舞台の地の利は,前走しか日本の競馬を体験していない本命馬に比べ,かなりのアドバンテージがあるだけに,本命馬が初体験の急坂を苦にするようならば,一気の差し切りまであってよいだろう。

単穴はアドマイヤマックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.08.2
本命,対抗馬と実績面で大きな差があるとはいえ,今年の高松宮記念(G1)を制した当馬の決め手は侮れまい。前走の安田記念は12着大敗も,距離が長かったことを考慮すれば度外視してよい結果。今回は4カ月ぶりの実戦となるが,調教の反応は鋭く,いきなりから地力が出せる状態にあり,得意の距離へ戻ったここは好走の期待十分。本命馬がハイペースで飛ばし,先行馬が潰れる展開が予想できるだけに,対抗馬と一緒に末脚を伸ばすようならば勝ち負けまであっても驚けない。

抑えはケープオブグッドホープ。穴はプレシャスカフェ。

今週のワンポイントアドバイス

スピード一番,カルストンライトオ


秋のG1シリーズ第1弾はスプリント王決定戦。今年は香港から2頭の大物が参戦して盛り上げる。
サイレントウィットネスはデビューから17連勝した香港のスーパーホース。1ハロン距離の長かった6月の安田記念でも見せ場たっぷりに3着と善戦した。もう1頭のケープオブグッドホープは昨年のこのレースの3着馬で,3連単10万馬券の片棒をかついだ。春先まではサイレントウィットネスより格下と見られていたが,前走で英国のゴールデンジュビリーS(G1)をレコード勝ちして評価が急上昇した。中山コースも経験済みで,去年以上の好走に期待がかかる。
一方,迎え撃つ日本馬は昨年の覇者カルストンライトオ,春秋スプリント連覇を目指すアドマイヤマックス,一昨年の優勝馬でG1を3勝したデュランダルなど,スピード自慢が顔をそろえた。
この時期に開催された過去5回,連対馬は16??1,4??3,1??3,5??1,5??2番人気の組み合わせで決着した。1番人気は3連対とまずまずの成績だが,2000年に最低(16番)人気のダイタクヤマトが1着になり,この2年も5番人気馬が優勝。馬連は2万5700円,3000円,590円,940円,2400円。伏兵馬の台頭を警戒したい。
連対馬の前走はG1が4頭とG3が6頭。全馬重賞をステップに参戦し,そこでの成績はG1組は1,14,1,2着。G3組が7,1,1,3,2,1着だった。路線別はセントウルS組が4連対,安田記念組とアイビスサマーダッシュ組がそれぞれ2連対となっている。
注目の外国馬は,94年に門戸が開放されてから延べ12頭が出走し,3着2回,7着以下10回の成績。まだ,連に絡んだ馬は1頭もいない。
年齢別は3??7歳上馬が9,17,22,16,6頭出走して0,2,5,3,0連対。連対数,率で5歳馬が世代をリードしている。

◎…前走のアイビスサマーダッシュでカルストンライトオは4着に敗れた。休養明けで12キロ減の体重とハンデ59キロが応えたようだ。昨年,得意の道悪だったとはいえ,2着のデュランダルをこのレースで4馬身ちぎって圧勝した。ここまで7歳馬の連対例はないが,出走頭数そのものも5頭と少なく気にする材料ではない。高齢馬といっても春の高松宮記念で抜群のスタートを決めてハナを奪った快速馬。スピードの衰えは全くない。

○…相手は春秋の短距離G1連馬を狙うアドマイヤマックス。春に高松宮記念を制覇して悲願のビックタイトルを手中にしたが,その後4,12着と不本意なレースが続いた。左回りの実績が目立ったが,一昨年,このレースでデュランダルの0秒2差3着に健闘した。末脚勝負になれば首位争いになるはずだ。

▲…単穴にサイレントウィットネスを指名する。安田記念は1600Mで距離を不安視する向きもあったが,先行してクビ,頭差の3着。短距離戦(1400M以下)で17連勝を飾った香港最強のスプリンターの底力を見せた。2度目の来日,適距離の1200Mでスピードで押し切るシーンも十分考えられる。

△…ケープオブグッドホープは先に述べたように前走G1を快勝してひと皮向けた。昨年はどしゃ降りの雨の中で追い込んだが,良馬場なら末の切れがさらに威力を増す。中山コースを熟知しているのも心強く,目の離せない存在だ。

△…短距離王者・デュランダルの取捨が難しい。ツメの不安はすっかりなくなったが,今回は10カ月ぶりの実戦となる。調教を見る限り末脚の切れは鈍っていないが,ここまで10カ月の休養明けで連対した馬は1頭もいない。G1を3勝の実績馬だが,過去データからは2着争いまでと見たい。

△…夏の英国遠征でキーランドスワンは,芝1200M(G1)を2戦して,10,12着。2けた着順の大敗をしているが,59キロと59.5キロの斤量を背負っていた。春の高松宮記念ではカルストンライトオと2馬身半差の2着。人気薄だが波乱を演じるスピードは秘めている。

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