2004年9月11日(土)
11R
2004年9月11日(土)
阪神
15:45発走
朝日チャレンジカップ GIII
芝・右 2000m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (混合)(特指) 別定
本賞金:4300、1700、1100、650、430万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | エイシンチャンプ | |||||
2 | カナハラドラゴン | |||||
3 | メジロマントル | |||||
4 | オペラシチー | |||||
5 | ブラックコンドル | |||||
6 | サンライズシャーク | |||||
7 | ヴィータローザ | |||||
8 | マーブルチーフ | |||||
9 | オースミステイヤー | |||||
10 | ノーリーズン | |||||
11 | スズカマンボ |
買い目
大多 | 4=2 4=11 4-3 4-5 2=11 |
---|---|
綾恵 | 4=11 4=9 4-2 4-7 11=9 |
山田 | 4=3 4=11 4=2 3=11 3=2 11=2 |
たま | 3=4 3=11 3=7 3=10 |
予想
本命はオペラシチー。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.3
未だ準オープンの身であるが,デビューから無敗の3連勝中ということもあり,事前の評判はかなり高い。前走は7月の小倉1000万戦・玄海特別でレコードを更新,4角で内にササって多少迷惑をかけたが,クビ差の着差以上にインパクトのある勝ちっぷりであった。3週後に行われた小倉記念(G3)よりも0秒2秒速く,今夏の小倉2000M戦の一番時計であったことも好評価の一因となっている。過去の当競走での連対馬を見ると,前走で夏の中距離重賞(1800??2000M)を使ってきた馬がほとんどで,条件馬の当馬には荷が重い感じも否めない。ただ,99年にメイショウオウドウが,小倉1000万戦(当時は900万)からの臨戦で2着に食い込んでおり,素質さえ確かなら通用する余地はありそうだ。今週の追い切りでは,馬場が重いために終いは時計を要したが,栗東DWで6ハロン82秒,終い13秒台を出しており,デキはまずまずの様子。初の一線級相手に結果を出せるようなら,菊に楽しみな馬が1頭増えることになる。
対抗はカナハラドラゴン。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.9
休養前の2月に行われた白富士Sにて,同競走を2年連続での優勝。昨年は中山,今年は府中での開催とコースこそ違っていたが,ヤマノブリザードをクビ差退けて危なげない勝利。2000M戦での成績は(4・1・0・1)の好成績を残しており,当距離では実に手堅く走る。始動戦を予定していた新潟記念(G3)は動きが一息で見送られたが,その甲斐あってか先週と今週の動きはかなり良くなった印象。今週の追い切りでも美浦北Cコースで6ハロン83秒,終い12秒で一杯に追われており,阪神への輸送で十分に仕上がりそうだ。過去3回の重賞挑戦では,一昨年のカブトヤマ記念(G3)3着が最高であるが,得意の2000M戦となれば,昨年の当競走優勝馬カンファーベストに続く,アンバーシャダイ産駒の連覇も見えてくる。
単穴はスズカマンボ。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.1
春の大一番であったダービー(G1)では5着に健闘。オープンでの勝ち鞍こそ昨秋の萩Sの一度きりだが,京都新聞杯(G2)と若葉Sでハーツクライの2着など,現3歳世代の中では上位の評価を与えて良い存在であろう。ダービー後は放牧に出されていたが,8月には札幌競馬場へ移動。その後,函館競馬場に移動してからも徐々に時計を出して,順調に調整のペースをアップした。台風で栗東への帰厩が遅れた点が不安であったものの,今週の追い切りはCWで6ハロン81秒,終い12秒の好時計を叩き出しており,久々ながらもキッチリ仕上がった印象である。過去に掲示板を外したのは3戦のみだし,いずれも明快な敗因があったので,スムーズならば力を出し切れるはず。勝ち味に遅いタイプではあるが,春に残した実績からも軽視は禁物だ。
抑えはメジロマントル。穴はブラックコンドル。
今週のワンポイントアドバイス
有力馬に死角あり,メジロマントルV
過去10年の連対馬は3??1,4??2,1??2,2??8,4??8,5??1,1??4,1??3,5??2,2??10番人気の組み合わせで決まった(94年中京,95年京都開催)。馬連は3けた配当3回,1000円台3回,5000円台2回,7000円台と万馬券1回。1,2番人気はそれぞれ5連対と好調だが,相手に人気薄の食い込むケースも多く波乱含みの一戦となっている。
連対馬の前走は重賞17頭,オープン1頭,条件2頭。そこでの成績はオープン以下はすべて1着だったが,重賞組は前走着順に関係なく巻き返している。ステップは小倉記念組が8連対と好相性を見せている。出走間隔は連対20頭中18頭までが2カ月以内。7,8月の夏競馬で1度以上出走していた。休養明けは減点対象としたい。年齢別は3??6歳上馬が4,34,38,33頭出走し,1,7,10,2連対。5歳馬が世代をリードしている。
メジロマントルは前走2番手から逃げ粘る馬をゴール前でキッチリと差し切った。勝ち時計は平凡でも着差以上に強い内容。実績上位馬たちは休養明けで信頼度はいまいち。3戦無敗のオペラシチーも前走レコードVの反動が気になる。有力馬の間隙を突けばVチャンスはある。
相手はオペラシチー。小倉1000万下の芝2000Mを1分58秒3のレコードで快勝し3戦3勝。スケールの大きい勝ちっぷりで出世を続けている。3歳馬で52キロの斤量で戦えるのは有利だが,先述したように目に見えない激走の疲れが心配。Vの資格十分だが今回は2番手評価にしたい。
もう一頭の3歳馬スズカマンボ。夏は涼しい札幌と函館で調整され,栗東に戻ってきた。栗東での最終追い切りは3カ月ぶり感じさせないキビキビした動きを見せた。春は高レベルのダービーで5着。上位2頭と互角に戦える能力を備えている。
1年6カ月ぶりの実戦になるノーリーズン。02年の皐月賞(G1)馬で,骨折明けで神戸新聞杯(G2)を2着した力量馬。鉄砲駆けや実績に問題はないが,長い間レースから遠ざかっていたハンデはやはり大きい。能力を出し切られたら仕方がないが,常識的には1度叩かれてからが狙いだろう。
ヴィータローザは重賞2勝。このメンバーでも実績から見劣ることはないが,今回はエプソムC(G3)6着以来3カ月ぶりの実戦。阪神の芝は5戦して1勝,3着3回と相性はよい。他馬との比較で負担重量58キロは不利だが,展開に恵まれれば連下に食い込んでも不思議はない。