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2024年6月16日(日)

11R
2024年6月16日(日)
4回京都6日
15:35発走

マーメイドステークス GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際) 牝 (特指) ハンデ 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ベリーヴィーナス
1 2 ジューンオレンジ
2 3 ピンハイ
2 4 ミッキーゴージャス
3 5 ラヴェル
3 6 ホールネス
4 7 マリネロ
4 8 セントカメリア
5 9 コスタボニータ
5 10 ゴールドエクリプス
6 11 インザオベーション
6 12 タガノパッション
7 13 アリスヴェリテ
7 14 エリカヴィータ
8 15 エーデルブルーメ
8 16 ファユエン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=4 9=15 9-3 9-12 4=15
綾恵 4=8 4=9 4-5 4-12 8=9
ナベ 8=6 8=13 8=4 8=15
たま 4=12 4=15 4=3 4=9 4=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコスタボニータ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.1
前走・福島牝馬S(G3)を制して待望の重賞タイトルを獲得。直線で前が壁になる場面もあったが、外に出すと鋭く差し切った。好位で運べるセンスの良さがあって小回りも得意。力をつけた今なら重賞連勝も可能だろう。

対抗はミッキーゴージャス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.9
前々走・愛知杯(G3)を制し、3連勝で重賞制覇。前走・大阪杯(G1)は相手が強かったが、G3の牝馬限定戦なら見直しが必要になるだろう。休養を挟んで立て直され、1週前には栗東CWコースで自己ベスト。トップハンデを克服し、2つ目のタイトルを狙う。

単穴はエーデルブルーメ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.8
転厩初戦の前走・ダイワスカーレットCを快勝してオープン入り。相手を問わず堅実に走り、ほとんど崩れたことがない。2000Mで4勝を挙げ、小回りも苦にしないタイプ。ハンデ戦なら初の重賞でも出番はありそうだ。

抑えはタガノパッション。穴はピンハイ。

今週のワンポイントアドバイス

素質開花、ミッキーゴージャス

京都開催は2006年以来18年ぶり。その時は9→3→11番人気で決着して、3連単は30万円超の大荒れとなった。久々でも距離2000Mに変更はなく、ここでは過去10年に阪神で行なわれたレースから傾向を見てみたい。

連対馬は1−13、8−1、6−7、3−2、10−9、7−10、7−2、10−5、10−4、1−3人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、2、2連対と人気に応えられず、人気薄の6〜13番人気から11頭が連対している。

馬連配当は
1000円台...2回
3000円台...1回
5000円台...1回
6000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......4回

3けた配当で収まったことはなく、10回中4回で1万馬券が出る波乱となっている。一方、3着に2、10、5、6、4、5、3、6、1、10番人気が入った3連単配当は、12万、15万、14万、1万、26万、39万、12万、33万、11万、2万円台。こちらも10回中8回で11〜39万円台の高配当が飛び出す大荒れ。2けた人気が馬券に絡むことは珍しくなく、思い切った穴狙いができる。

連対馬20頭のクラス別は重賞組5頭、オープン特別組3頭、3勝クラス組10頭、2勝クラス組2頭。半数以上の12頭を条件組が占め、波乱の牝馬限定戦を象徴するにふさわしいレースとなっている。

路線別(着順)はパールS(2、4、1、4、3、3着)組が6連対でトップ。3連対で福島牝馬S(3、6、2着)組が続き、京都記念(8、6着)組と大阪城S(13、5着)組が2連対で並んでいる。今年は福島牝馬S組3頭とパールS組1頭が出走する。

連対馬のハンデは(53、50)(53、53)(53、51)(55、54)(51、53)(51、51)(50、55)(50、51)(54、55)(55、56)キロの組み合わせで決まった。軽、中量馬が好走し、56キロ以上の重量馬の連対は昨年のウインマイティー1頭だけ。ただ、56キロ以上は出走自体が少なく【0.1.1.6】の成績。連対率13%、複勝率26%なら、そんなに大きな減点は必要なさそうだ。(たま)


◎......ミッキーゴージャスは昨年9月の2勝クラスから3連勝で愛知杯を制し、重賞初勝利を飾った。オークス馬ミッキークイーン産駒の素質がようやく開花した。大阪杯(14着)は牡馬相手のG1、内枠でもまれて流れにも乗れなかった。トップハンデ56.5キロでも、牝馬限定G3なら負けられない。

○......タガノパッションは前走・福島牝馬Sで6着。ダッシュがつかず、内有利な馬場で外から追い上げ、終い伸び切れなかった。3走前に愛知杯でミッキーゴージャスと半馬身差の2着。続く中山牝馬Sでも0秒3差の6着と健闘した。芝2000Mは【1.1.1.2】と好相性で、ハンデ53キロも恵まれた。

▲......エーデルブルーメは牡馬相手の前走ダイワスカーレットCで55キロを背負って快勝。外枠で終始外を回るロスがありながらも、メンバー最速の上がり33秒9で後続を1馬身半差突き放した。休み明けも苦にしないタイプで、4勝は全て芝2000M。昇級戦がいきなり重賞でも、牝馬同士なら通用する。

△1......コスタボニータは前走・福島牝馬Sを勝利して待望の重賞初制覇。最内1番枠を生かしてロスなく運び、直線で挟まれる場面があったが、外へ切り返して差し切った。好位からしぶとく伸びる脚があり、ここにきて充実期に突入。芝2000Mは3走前に愛知杯3着。重賞連覇も視野に入る。

△2......アリスヴェリテは昨年9月に格上挑戦のローズSで13着に敗れたが、その後は2、2、2、1、2、1着とパーフェクト連対。1勝クラスを5馬身差で逃げ切り、前走はハイペースの大逃げで押し切る強い競馬だった。2勝クラスを勝ち上がったばかりだが、ハンデ50キロなら大駆けが期待できる

△3......ピンハイは一昨年のチューリップ賞2着馬で、桜花賞5着、オークス4着と牝馬クラシックで活躍した。ここ2戦は展開などが合わず結果を出せずにいるが、3走前に今回と同じ芝2000Mの中日新聞杯で牡馬相手に0秒1差の3着と地力は上位。流れが向けば一気に首位争いへ浮上する。

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