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2024年5月26日(日)

11R
2024年5月26日(日)
2回東京12日
15:40発走

東京優駿 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サンライズアース
1 2 レガレイラ
2 3 ジューンテイク
2 4 ビザンチンドリーム
3 5 ダノンデサイル
3 6 コスモキュランダ
4 7 ミスタージーティー
4 8 アーバンシック
5 9 ダノンエアズロック
5 10 サンライズジパング
6 11 シュガークン
6 12 シックスペンス
7 13 シンエンペラー
7 14 ゴンバデカーブース
7 15 ジャスティンミラノ
8 16 メイショウタバル
8 17 ショウナンラプンタ
8 18 エコロヴァルツ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=11 15=9 15-2 15-12 11=9
綾恵 12=15 12=2 12-4 12-8 15=2
ナベ 14=15 14=17 14=3 14=8 14=9
たま 6=2 6=15 6=9 6=11 6=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はジャスティンミラノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから無傷の3連勝で皐月賞(G1)を制覇。これまで経験したことのないハイペースに難なく対応し、圧巻のコースレコードでライバルたちを一蹴した。好位で折り合えるセンスの良さがあり、末脚も非凡。距離が延びても不安がなく、今回の東京ではデビュー戦→共同通信杯(G3)を制してコース適性も証明済み。無敗のまま2冠を達成し、堂々と世代の頂点に立つ。

対抗はシュガークン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.2
G1・7勝を挙げたキタサンブラックの半弟。デビュー戦こそ2着に終わったが、その後は一気の3連勝で青葉賞(G2)を制してダービーに駒を進めてきた。兄同様に先行力があり、スタミナも豊富。過去に青葉賞からの臨戦でダービーを制した例はないが、まだ底を見せていない魅力がある。偉大な兄の主戦を務めた武豊騎手とのコンビで戴冠に挑む。

単穴はダノンエアズロック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
トライアルの前走・プリンシパルS(L)を快勝。骨折からの復帰戦だったが、不利な大外枠を克服して危なげなく差し切った。22年のセレクトセール(1歳)において4億5000万円(税抜)の高値がついた逸材で、東京コースは3戦3勝。中2週と詰まったローテーションだが、一度使われてデキはさらに上向いている。このメンバーでもポテンシャルは互角以上だ。

抑えはレガレイラ。穴はシックスペンス。

今週のワンポイントアドバイス

逆転王者、コスモキュランダ

2021年誕生のサラブレッド(外国産含む)は7906頭。その中から一生一度の大舞台に18頭が立った(メイショウタバルは出走取り消し)。ホースマンにとってダービー制覇は究極の夢。予想家はその的中に全神経を集中する。26日15時40分にゲートインする「東京優駿」のレース傾向を過去10年のデータで分析する。

連対馬は3−1、1−5、3−2、2−3、5−4、12−3、1−2、4−1、3−2、4−1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は2勝、2着3回とアテにしづらい面もあるが、2、3番人気がそれぞれ4、5連対と健闘。伏兵馬の台頭は2019年の12番人気ロジャーバローズ1頭だけ。

馬連配当は
3 け た......5回
1000円台...3回
7000円台...1回
万 馬 券......1回

その12番人気の大駆けで1万1200円と荒れ、18年にも7950円の高配当で決着したが、8回は2000円未満に堅く収まっている。

一方、3着に12、3、1、1、16、2、10、9、7、6番人気が入線した3連単配当は、10万円台、1万円台、4600円、1万円台、285万円台、19万円台、5140円、5万円、1万円台、2万円台。こちらは2けた人気の食い込みも珍しくなく、18年に285万馬券が飛び出し、10万、19万円台の高配当も2回と波乱含みの傾向を見せている。

路線別は
皐月賞 【8.9.6.70】
京都新聞杯 【1.1.0.18】
毎日杯 【1.0.0.7】
青葉賞 【0.0.3.19】
プリンシパルS【0.0.1.8】

皐月賞組が17連対と圧倒的に強く、うち13頭は3着以内からの臨戦。馬券に絡んでいればさらに信頼度は高まる。残る3頭は京都新聞杯(1、2着)組2連対、毎日杯(1着)組1連対となっている。

前走着順は【8.5.3.1.1.2】(1〜5着、着外)。馬券対象の8割は3着以内に好走し、4着以下の4頭はいずれも皐月賞組の巻き返しだった。なお、トライアルの青葉賞とプリンシパルSからは連対馬がなく、3着止まりとなっている。

キャリア別は
3戦 【1.2.0.8】
4戦 【4.4.2.31】
5戦 【4.2.5.38】
6戦上【1.2.3.71】

連対率は27、20、12、4%。4戦馬が最多8連対し、次いで5戦馬の順だが、率で3戦馬がトップに立っている。

所属別は
関東馬【3.6.6.51】
関西馬【7.4.4.97】

連対率は14、10%。関西馬がリードしているものの、率で関東馬が逆転。所属別はあまり気にしなくても良さそうだ。

スタート地点は先週のオークスと同じ正面スタンド前で、最初のコーナーまで約350Mある。枠順別成績は

1枠 【2.2.1.15】
2枠 【1.1.2.16】
3枠 【1.1.1.17】
4枠 【0.2.1.16】
5枠 【1.0.0.19】
6枠 【2.2.3.13】
7枠 【2.1.1.25】
8枠 【1.1.1.27】
(21年は17頭)。

内の1〜4枠は【4.6.5.64】、外の5〜8枠が【6.4.5.84】。勝利数で外、2着数で内がリードしているが、連対数は10対10と互角。かつて1コーナー10番手以内が「ダービーポジション」といわれ、外枠不利が定説だったが、データからは見受けられない。(たま)


◎......コスモキュランダは初勝利まで時間はかかったが、2走前の弥生賞を制してクラシックロードに乗った。皐月賞は7番人気の低評価だったが、長くいい脚を使って直線外から猛追。クビ差の2着に好走し、地力をアピールした。母系から距離延長は歓迎。今回は主役の1頭として堂々と天下取りに向かう。

○......レガレイラは牡馬に挑戦した皐月賞で6着。発馬直後に寄られ、さらに1コーナーでも他馬と接触する不利があった。思い通りのポジションにつけられなかったが、最後は大外から上がり最速タイの33秒9の末脚を発揮。同じ舞台のホープフルSから2秒6も時計を短縮した。紅一点が戴冠を狙う。

▲......ジャスティンミラノは前走・皐月賞を1分57秒1のコースレコードで快勝。直線でコスモキュランダとの激しいたたき合いを制し、1冠目を獲得した。馬体重10キロ増は本番を見据えた余裕の仕上げ。激走の反動に不安はあるものの、無敗で2冠制覇となれば20年のコントレイル以来4年ぶり、史上8頭目の偉業達成となる。

△1......シックスペンスは昨年9月にデビュー勝ちして目下3戦3勝。休養を挟んだひいらぎ賞で2勝目を挙げると、3勝目のスプリングSは好位から楽々と突き抜けた。初戦がアタマ差、2戦目は1馬身半差、前走が3馬身半差。走るたびに2着馬を引き離した。皐月賞に向かわずダービー一本に絞ったローテ。無敗で頂点を目指す。

△2......シュガークンは偉大なキタサンブラックの弟。デビューは兄と同じ3歳年明けで遅かったが、未勝利から3連勝で青葉賞を制覇した。1、2勝目を時計のかかる馬場で挙げ、3勝目は良馬場で2分24秒2の好タイム。今回のメンバーで唯一、東京芝2400Mを勝利。良血馬が大舞台で兄(ダービー14着)の無念を晴らすことができるか。

△3......ダノンエアズロックはセレクトセール1歳で4億9500万円(税込み)の高馬。デビュー戦、アイビーSと連勝して評判通りの船出を果たした。弥生賞は18キロ増の太め残りで7着に敗れたが、トライアルのプリンシパルSを勝利した。東京は【3.0.0.0】と得意。最後に滑り込んだ逸材が台風の目になるか。

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