2023年4月9日(日)

11R
2023年4月9日(日)
2回阪神6日
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:14000、5600、3500、2100、1400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブトンドール
1 2 ライトクオンタム
2 3 リバティアイランド
2 4 ドゥアイズ
3 5 ハーパー
3 6 モズメイメイ
4 7 コンクシェル
4 8 キタウイング
5 9 コナコースト
5 10 エミュー
6 11 シンリョクカ
6 12 シングザットソング
7 13 ドゥーラ
7 14 ペリファーニア
7 15 ジューンオレンジ
8 16 ムーンプローブ
8 17 ラヴェル
8 18 トーセンローリエ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=5 3=2 3-4 3-14 5=2
綾恵 3=17 3=13 3-5 3-18 17=13
ナベ 8=3 8=4 8=5 8=9 8=10
たま 4=3 4=2 4=6 4=9 4=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はリバティアイランド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.1
阪神JF(G1)を快勝して初戴冠。2走前のアルテミスS(2着)では終始包まれて不完全燃焼に終わったが、しっかりと巻き返して2歳女王の座を獲得した。新馬戦でマークした上がり3ハロン31秒4はJRA史上最速タイ(古馬含む)。今週の追い切りでも栗東CWで抜群の瞬発力を披露した。トライアルを使わない直行ローテは近年のトレンドで、仕上がりも不安なし。きっちりと結果を出して、まずは1冠目を奪取する。

対抗はハーパー。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.33.1
新馬戦は2着に終わったものの、その後2連勝。前走・クイーンC(G3)は直線で寄られる不利をものともせずに押し切り、重賞初制覇を飾った。稍重としては走破時計も優秀で、ドゥアイズ(阪神JF3着)に快勝。関東遠征で減った馬体重も立て直して回復し、本番に向けて臨戦態勢は整った。名手ルメール騎手との初コンビで戴冠を狙う。

単穴はライトクオンタム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.7
デビューから2戦2勝。新馬戦は逃げ切り勝ちだったが、スタートで出遅れたシンザン記念(G3)は後方から大外一気で豪快に差し切った。キャリア2戦目で牡馬を破ってタイトルを獲得したのだから、素質は十分。ディープインパクトが残した最終世代の逸材が、父譲りの末脚でクラシック制覇を目指す。

抑えはペリファーニア。穴はドゥアイズ。

今週のワンポイントアドバイス

逆転G1奪取、ドゥアイズ

いよいよ春のクラシックが開幕する。第1弾は牝馬3冠の「桜の女王」決定戦。そのルーツをたどると、1939年に英国クラシックの1000ギニーを模範に「中山四歳牝馬特別」(芝1800M)として創設された。47年に京都競馬場の芝1600Mへ舞台を移すのを機に「桜花賞」と改称。50年から阪神競馬場開催となり、今年83回目を迎える。仁川のターフに満開の花を咲かすのはどの馬か。2013年から過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は7−2、1−2、5−7、3−2、8−3、2−1、2−7、2−1、2−1、7−3番人気の組み合わせで決まった。1番人気は4連対とパッとしない成績だが、2番人気が7連対とカバーして、3番人気も3連対と善戦している。一方、人気薄の7、8番人気からも4、1頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
3000円台...2回
4000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......1回

上位人気の信頼度は高いが、8番人気が勝利した17年に1万7000円と荒れ、7番人気が絡んだ年に3000円以上の中穴配当が4回。伏兵馬の食い込みに警戒したい。

一方、3着に14、5、8、6、1、3、3、9、8、6番人気が入った3連単配当は、67万円台、2540円、23万円台、2万円台、9万円台、3780円、3万円台、4万円台、1万円台、7万円台。こちらは3着に14番人気が食い込んだ13年に67万馬券が飛び出し、上位3番人気がそろって着外に消えた15年にも23万円台の高配当が出ている。

馬券対象の30頭中29頭が重賞からの臨戦で、唯一の例外は20年にエルフィンS(L=1着)から参戦したデアリングタクト。オープン特別組は大きな減点対象になる。

複数の連対馬を輩出しているステップは、チューリップ賞組12連対と阪神ジュベナイルF組3連対。残る5頭の路線はバラバラとなっている。最多連対のチューリップ賞組は21年を除く9回で連対を果たしているが、その一昨年は阪神ジュベナイルFから直行した白毛のソダシ、サトノレイナスが連を独占。近年は前哨戦をパスする馬も珍しくなく、ローテーションは多様化する傾向を見せている。

キャリアは
2戦 【1.0.0.7】
3戦 【3.5.2.20】
4戦 【3.3.5.34】
5戦 【2.2.2.39】
6戦 【1.0.1.25】
7戦上【0.0.0.23】

連対率は13、27、13、9、4、0%。1〜3着馬の30頭中22頭がデビュー戦を飾り、残る8頭も2戦目で勝利を挙げていた。初戦Vが理想で、遅くても2戦目。3戦目以降の未勝利勝ち馬は狙いづらい。

関東馬VS関西馬は64頭と114頭で争い、5連対(4勝、2着1回)と15連対(6勝、2着9回)。連対率はそれぞれ8%、13%。関西馬は出走数も多いが、勝利数、連対数で関東馬を上回っている。

毎年フルゲート18頭(17年3番、18年は2番取り消し)で、枠順も気になるところ。枠番別の成績は
1枠【0.1.3.15】
2枠【1.0.2.16】
3枠【1.2.0.17】
4枠【3.1.0.16】
5枠【2.0.4.14】
6枠【0.2.0.18】
7枠【2.1.1.26】
8枠【1.3.0.26】

内の1〜4枠が9連対(5勝、2着4回)、外の5〜8枠は11連対(5勝、2着6回)。外枠は不利と見られがちだが、桜花賞では枠順の内外による有利不利はない。ちなみに、3着も5頭、5頭と五分の成績となっている。(たま)


◎......ドゥアイズは前々走・阪神ジュベナイルFで出遅れ。直線でも前が壁になり、まともに追い出せたのは残り200Mから。それでも0秒4差の3着なら力がある。前走クイーンCは意識的に前に付けて直線伸びを欠いたが、先行勢で唯一残ってクビ差の2着。人気のリバティアイランドを逆転できる底力を秘めている。

〇......リバティアイランドは昨年12月の阪神ジュベナイルFを中団から鋭く伸びて差し切り勝ち。レース史上2位タイの1分33秒1で後続に2馬身半差つけた。トライアルをパスしての参戦は予定通りで、21年のソダシに続く桜の女王を目指す。

▲......ライトクオンタムは新馬戦(東京)→シンザン記念を連勝。初戦を逃げ切り、2戦目はスタートであおり、道中でも幼さを見せながらも直線大外から差し切った。18年にアーモンドアイがシンザン記念から直行してG1初勝利を飾った。ディープインパクトの最終世代が伝説の走りを見せられるか。

△1......モズメイメイはスタートの速さでスッと前に付けられ、ラストも上がり34秒台でまとめられるスピード馬。前走チューリップ賞も好ダッシュからハナに立ち、楽な手応えで直線を迎えて後続を振り切り、重賞初制覇を果たした。阪神芝1600Mでの連勝は心強い材料。ペースひとつで押し切りもある。

△2......コナコーストはチューリップ賞でハナ差の2着。7枠13番から好発でハナに立つ勢いだったが、内の馬を行かせて6番手を追走。直線でエンジンのかかりが遅く、わずかに届かなかったが、ゴール前の伸び脚は光っていた。レースが上手で、長い直線も合う。使われつつ状態もベストだ。

△3......ペリファーニアは前走チューリップ賞でハナ+クビ差の3着。大外17番枠で出遅れたが、ポジションを挙げて先団へ。直線のたたき合いで上位1、2着馬に及ばなかったが、最後までしぶとい脚で食い下がった。デビュー2戦目のG2で馬券に絡んだように能力は確か。コース2度目の上積みも大きい。

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