2023年11月12日(日)

11R
2023年11月12日(日)
3回京都4日
15:40発走

エリザベス女王杯 GI

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブレイディヴェーグ
2 2 ルージュエヴァイユ
2 3 ハーパー
3 4 ローゼライト
3 5 イズジョーノキセキ
4 6 ディヴィーナ
4 7 ジェラルディーナ
5 8 シンリョクカ
5 9 アートハウス
6 10 ククナ
6 11 ライラック
7 12 ゴールドエクリプス
7 13 サリエラ
8 14 マリアエレーナ
8 15 ビッグリボン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=7 1=11 1-3 1-13 7=11
綾恵 7=6 7=1 7-3 7-14 6=1
ナベ 6=11 6=1 6=7 6=9 6=14
たま 11=7 11=2 11=1 11=3 11=6

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブレイディヴェーグ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・ローズS(G2)は上がり最速32秒9で追い込み、レコード決着の2着。勝ち馬のマスクトディーヴァは次走・秋華賞(G1)でリバティアイランドの2着に好走しており、ハイレベルな一戦だった。2度の骨折で出世は遅れたものの、ここまで(2.2.0.0)と連対率100%。今回も栗東に滞在して入念に調整されており、1週前にCWコースで好時計をマークした。底知れぬポテンシャルで古馬を一蹴し、一気にヒロインの座を射止める。

対抗はジェラルディーナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.4
昨年の当レースを制して初戴冠。続く有馬記念(G1)は出遅れながらも3着まで追い上げ、一線級の牡馬相手とも互角に戦えることを証明した。休み明けの前走・オールカマーはスタートでアオッて不完全燃焼の6着に終わったものの、ひと叩きされデキは上向き。昨年と同じローテで順調に調整されているため、牝馬同士なら連覇のチャンスも十分にあるだろう。

単穴はライラック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.12.7
昨年の当レースは12番人気の低評価ながらジェラルディーナの2着(同着)に健闘。今年は牡馬相手に苦戦が続いていたが、休み明けの前走・府中牝馬(G2)は過去最高の馬体重で3着に入り、復調をアピールした。4歳秋を迎え、心身ともに円熟期に突入。再度の大駆けを警戒したい。

抑えはハーパー。穴はサリエラ。

今週のワンポイントアドバイス

G1奪取の好機、ライラック

今週からG1が再開。暮れのホープフルSまで8週連続開催となる。初戦は秋の最強牝馬決定戦。最近は天皇賞(秋)やジャパンCで牡馬に挑む牝馬も多く、今年も3冠牝馬リバティアイランド、昨年の2冠馬スターズオンアースが不在だが、3〜6歳の華やかなメンバー15頭によって争われる。4年ぶりに淀で行なわれる牝馬の頂上決戦を制するのはどの馬か。過去10年のデータを参考にレースを徹底分析する。

連対馬は2−6、3−1、6−1、3−12、5−9、3−9、3−7、1−5、10−7、4−5=12番人気の組み合わせで決まった(2020〜22年は阪神競馬、22年は2着同着)。上位1〜3番人気は3、1、4連対とアテにならず、人気薄の6〜12番人気から9頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...2回
2000円台...2回
3000円台...1回
8000円台...1回
9000円台...1回
万 馬 券......3回

2けた人気が連対した年に1万3710円、5万1870円、1万5500円の万馬券が出る波乱となっている。

一方、3連単配当は6万円台、1万円台、2万円台、15万円台、12万円台、5万円台、2万円台、2万円台、339万円台、20万円台=28万円台。こちらも一昨年に339万馬券が飛び出すなど荒れている。ちなみに3着には5、6、4、2、3、1、1、3、9、5=12(2着同着)番人気が入線している。

クラス別はG1組5頭、G2組15頭、2勝クラス組1頭。条件組の台頭は厳しく、3着を見ても10頭すべてが重賞組となっている。

路線別は府中牝馬S組9連対でトップ。次いで秋華賞組5連対、オールカマー組4連対、札幌記念組2連対、鳴滝特別組1連対。最多連対の府中牝馬S組は昨年は連を外したが、16〜21年に3回の1、2着独占を含めて6年連続連対の実績がある。今年も上記有力路線から8頭が参戦している。

年齢別は
3歳馬【2.4.2.30】
4歳馬【7.3.6.44】
5歳馬【1.3.1.54】
6歳馬【0.1.0.13】
7歳上【0.0.0.4】

連対率は16、17、7、7、0%。7勝を挙げている4歳馬が抜けた成績で、ここ5年で4勝を挙げている。5歳馬は少し置かれているが、馬券圏内の5頭は全て前年出走のリピーター。今年はジェラルディーナが唯一該当する。6歳以上の高齢馬は割り引きが必要となっている。

所属別は
関東馬【1.4.0.45】
関西馬【9.7.9.99】
外国馬【0.0.0.1】

連対率は10、13%。関東馬は苦戦しているが、15年に連を独占し、昨年は2、3着に入線している。(たま)


◎......ライラックは昨年2着の4歳馬。今年はチグハグなレースが続いていたが、前走・府中牝馬Sで3着。勝ち馬が逃げ残るスローの流れ、直線でも進路を外へ切り替えるロスがありながら0秒1差まで迫った。距離延長はプラスで、たたき2戦目の上積みも十分。いい位置で脚をためられれば、G1初制覇のチャンスだ。

○......ジェラルディーナは昨年の優勝馬であり、出走馬中で唯一のG1馬。芝2200Mで重賞2勝。6月の宝塚記念ではイクイノックスと0秒2差の4着。実績では頭一つ抜けている。短期免許で来日した名手ライアン・ムーア騎手との新コンビで連覇達成に挑む。

▲......ルージュエヴァイユはオープン入りして勝ち切れずにいるが、道悪や不利で不完全燃焼が続いている。前走・府中牝馬Sもスタート直後に挟まれてポジションを下げ、道中外を回るロスがありながらもハナ差の2着に迫った。もともとは先行力がある馬。スタートを決めれば自慢の末脚がさく裂する。

△1......3歳勢も虎視眈々。ブレイディヴェーグはデビューから4戦全てで上がり最速をマーク。まだ上がり馬の域を出ないが、レコード決着の前走ローズSで2着に健闘。勝ったマスクトディーヴァは秋華賞でも2着と力を見せた。実績では一歩譲るものの、一気にG1突破の可能性も秘めている。

△2......ハーパーは桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着。世代トップ級の活躍でスタンドを沸かせた。スパッと切れるタイプではないが、長くいい脚を使って掲示板を確保し続けている。前走と同じ京都コースでも外回り向きで、2400M2着の実績から距離1ハロン延長も歓迎。たたき2戦目の上積みも大きい。

△3......ディヴィーナはヴィクトリアマイル4着で長かったスランプを抜け出し、前走・府中牝馬Sで重賞初勝利を飾った。その前走は5歳にして初めての逃げ。道中力みながらも何とか我慢し、ルージュエヴァイユの追い上げをハナ差しのいだ。2ハロン延長でどう立ち回るかがカギとなる。

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