2023年9月24日(日)

11R
2023年9月24日(日)
4回中山7日
15:45発走

産経賞オールカマー GII

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 本賞金:6700、2700、1700、1000、670万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ロングラン
2 2 タイトルホルダー
2 3 アサマノイタズラ
3 4 マテンロウレオ
3 5 アラタ
4 6 ジェラルディーナ
4 7 ガイアフォース
5 8 ゼッフィーロ
5 9 チェスナットコート
6 10 エヒト
6 11 ノースブリッジ
7 12 ハヤヤッコ
7 13 ローシャムパーク
8 14 マリアエレーナ
8 15 ウインマリリン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=6 2=7 2-11 2-13 6=7
綾恵 13=2 13=11 13-6 13-7 2=11
ナベ 7=10 7=2 7=6 7=14
たま 2=6 2=13 2=4 2=7 2=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はタイトルホルダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.09.7
G1で3勝を挙げており、このメンバーでは実績最上位。前々走・日経賞(G2)ではスピードの違いでハナを奪うと、直線で後続を8馬身突き放した。前走の天皇賞・春(G1)は後半に失速し競走中止となったが、この中間はじっくりと調整され仕上がり良好。4勝を挙げている中山コースで押し切りを狙いたい。

対抗はジェラルディーナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.4
昨年の当レース勝ち馬で、続くエリザベス女王杯(G1)も制してG1タイトルを獲得。年末の有馬記念(G1)では出遅れながらも3着まで追い上げ、一線級の牡馬相手とも互角以上に戦えることを証明した。前走・宝塚記念(G1)は上位勢の決め手に屈するも0秒2差4着。末脚の生きる展開となればチャンスはありそうだ。

単穴はガイアフォース。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.11.8
前々走・マイラーズC(G2)でタイム差なしの2着。前走・安田記念(G1)でも小差4着に入り、地力強化を印象づけた。中山2200Mでは昨年のセントライト記念(G2)を勝っており、3ハロンの距離延長に不安なし。相手は強いが、決して軽くは扱えない。

抑えはローシャムパーク。穴はノースブリッジ。

今週のワンポイントアドバイス

Vで秋の大舞台へ、タイトルホルダー

秋の古馬G1戦線を占う上で見逃せない重要な前哨戦。ここをステップに大一番に駒を進めたい15頭の強豪が集結して中山芝2200Mで激戦を繰り広げる。1着馬に天皇賞(秋)への優先出走権が与えられるG2を制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみる。

連対馬は9−2、2−7、3−1、1−3、5−1、1−3、4−3、5−2、2−5、5−6番人気の組み合わせで決まった(2014年は新潟競馬)。上位1〜3番人気は4、4、4連対と人気に応え、伏兵馬の連対は6、7、9番人気3頭だけ。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...4回
2000円台...1回
6000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......1回

昨年は上位3番人気がそろって連から消えて1万970円と荒れたが、15〜21年の7回は3000円未満の堅い配当で決着。無理な穴狙いは避けたい。

一方、3着に1、12、7、6、3、2、6、3、3、7番人気が入線した3連単配当は、6万円台、25万円台、2万円台、8070円、2万円台、1640円、5万円台、2万円台、2万円、24万円台。9年前と昨年に20万馬券が出たものの、ほかは順当に5けた配当に収まっている。

連対馬のクラス別(着順)はG1(15、3、5、12、8、10、7、4、5、7、5着)組11頭、G2(2、9着)組2頭、G3(10、1、3、1、2、3着)組6頭、3勝クラス(1着)組1頭。昨年ロバートソンキーが3勝クラスから2着に飛び込んだが、これは例外と見てよく、重賞組を重視。中でも6勝、2着5回のG1組を有力視したい。なお、G1、G2組は前走着順に関係なく巻き返しが可能だが、G3組以下なら3着以内を理想としたい。

ステップは宝塚記念組が4連対でトップ。2連対で天皇賞(春)組、ヴィクトリアマイル組、七夕賞組、小倉記念組が並んでいる。ただ、最多連対の宝塚記念組はここ3年連対がなく、ほかの組もわずか2連対のみ。前哨戦から有力馬を絞るのは難しいG2戦となっている。

年齢別は
4歳馬【4.5.2.13】
5歳馬【5.3.6.37】
6歳馬【1.2.1.28】
7歳上【0.0.1.30】

連対率は38、17、9、0%。4、5歳馬で17連対を占め、3着にも8頭が入線。この2世代に注目したい。

東西比較は
関東馬【6.5.6.65】
関西馬【4.5.4.43】

連対率はそれぞれ13、16%。関東馬は連対数でリードしているものの、率で関西馬に逆転を許している。

性別は牡馬が116頭出走して11連対(5勝、2着6回=連対率9%)、牝馬は22頭で9連対(5勝、2着4回=同41%)。牝馬は出走数が少なく劣勢だが、率で牡馬を圧倒している。(たま)


◎......タイトルホルダーは1番人気に推された天皇賞(春)で競走中止してから5カ月。菊花賞、天皇賞(春)、宝塚記念のG1・3勝馬が復権を目指す。これまで16戦7勝、2着2回。重賞はほかに3歳時に弥生賞を勝ち、皐月賞2着と実績では文句なく最上位。順当な勝利で秋の大舞台へ駒を進めたい。

○......ジェラルディーナは昨年このレースを勝ち、続く同距離のエリザベス女王杯を連勝してG1初制覇。暮れの有馬記念では3着に好走して良血開花を思わせた。今年は6、6、4着と勝ち切れずにいるが、香港帰りの前走・宝塚記念はいったん直線で抜け出す勢い。ベストの芝2200M戦で復帰戦を飾りたい。

▲......ローシャムパークはここまで9戦して【5.2.1.1】。馬券圏内を外したのはスピカ賞だけ。一戦毎に力を付け、むらさき賞、函館記念と2連勝で重賞初勝利。2着以下が大接戦の中で後続を2馬身突き放した勝ちっぷりは目を引いた。夏を充電に充てた上がり馬が、あっさり勝利しても驚けない。

△1......ノースブリッジは前走・大阪杯で8着。思わぬ敗退となったが、休み明けで馬体重8キロ減と、3歳夏以降では自身最少体重で、位置取りも思ったよりも後ろ。いつもの末脚を見せられずに不完全燃焼に終った。重賞3勝目を飾り、もう一段上を目指すために大事な一戦だ。

△2......ガイアフォースは昨年の国東特別を1分56秒8のコースレコードで勝利すると、続くセントライト記念で重賞初制覇。中山芝2200Mに実績がある。今年はマイル路線に切り替えてマイラーズCでクビ差の2着、安田記念4着。今回は中距離へ回帰しての一戦となるが、距離延長が吉と出ればチャンスはある。

△3......マテンロウレオは気性難で伸び悩んでいたが、今年の京都記念で強敵相手に2着と好走。続く大阪杯が4着で、天皇賞(春)でも5着と掲示板を確保した。全3勝を2000Mで挙げている中距離巧者。前走・札幌記念は馬場が悪過ぎた。春G1で健闘を見せた実力馬の一変を警戒したい。

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