2023年3月11日(土)

11R
2023年3月11日(土)
2回中山5日
15:45発走

ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際) 牝 (特指) ハンデ 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コトブキテティス
2 2 クロスマジェスティ
3 3 リノキアナ
3 4 アートハウス
4 5 サトノセシル
4 6 シャーレイポピー
5 7 エイシンチラー
5 8 スルーセブンシーズ
6 9 クリノプレミアム
6 10 ラルナブリラーレ
7 11 スライリー
7 12 ストーリア
8 13 イリマ
8 14 ウインピクシス

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=14 4=9 4-5 4-8 14=9
綾恵 8=4 8=7 8-9 8-14 4=7
ナベ 5=4 5=9 5=7 5=12 5=14
たま 4=7 4=8 4=5 4=9 4=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアートハウス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休み明けの前走・愛知杯(G3)を制して重賞2勝目。馬体重10キロ増は成長分で、道悪をものともせずに豪快に差し切った。課題の気性面にも進境を見せており、心身ともに本格化気配。トップハンデを克服して重賞連勝を飾る。

対抗はウインピクシス。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.47.3
近4戦で1、3、1、1着と好調な上がり馬。前走・壇之浦S(3勝クラス)は軽ハンデの恩恵があったとはいえ、淀みないペースを刻み牡馬相手に逃げ切った。今回もハナを切れそうなメンバー構成となっており、重賞でもチャンスがありそうだ。

単穴はクリノプレミアム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.1
昨年の当レース勝ち馬。中山コースとは相性が良く、その後も京成杯オータムH(G3)3着、中山金杯(G3)2着と牡馬相手でも首位争いを演じている。1800M(2.1.0.1)も得意距離で、適鞍に戻って連覇を狙う。

抑えはサトノセシル。穴はスルーセブンシーズ。

今週のワンポイントアドバイス

重賞V3に王手、アートハウス

JRAの新人騎手6人が4日、中山、阪神競馬場でデビューした。注目の女性ジョッキーでは小林美駒騎手(17)が中山で2鞍に騎乗して3着、河原田菜々騎手(18)は阪神で3鞍に騎乗して7着が最高だった。また、阪神1Rで初陣を迎えた田口貫太騎手(19)が2着に入って馬券に絡んだが、翌5日にも勝ち星をあげた新人はなく、JRA初勝利は今週末以降に持ち越しとなった。

さて、今週から中山、阪神、中京競馬場の3場開催。まずは中山土曜メイン・中山牝馬Sのレース傾向を過去10年のデータで見てみたい。

連対馬は6−2、1=10−4(2着同着)、3−4、4−1、5−1、6−2、5−3、3−14、7−5、15−12番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、2、3連対とアテにならず、人気薄の6〜15番人気から伏兵馬7頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...2回
2000円台...2回
3000円台...1回
4000円台...1回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

2020年に4万8730円の万馬券が出て、昨年は2けたの人気薄同士のワンツーで10万6850円が飛び出す大荒れ。ひと波乱起きそうな牝馬重賞のハンデ戦。近年は波乱傾向を見せている。

一方、3着に1、10=4(2着同着)、5、15、7、9、11、1、6、1番人気が入線した3連単配当は、4万、2万=3万(2着同着)、2万、17万、4万、5万、16万、35万、14万、173万円台。4けたで堅く決まったことはなく、昨年の173万馬券を含めて10万円を超える高配当が5回。特にここ3年は波乱含みになっている。

連対馬21頭のクラス別は、重賞組16頭、オープン特別組3頭、3勝クラス組1頭、2勝クラス組1頭。重賞組が主力となっているが、ハンデ戦だけにオープン特別組以下からも目が離せない。

ステップは6連対で愛知杯組がトップ。次いでターコイズS組3連対、中山金杯組2連対の順。なお、最多連対の愛知杯組は3着にも4頭が入線し、14〜21年の8年間で馬券対象となる奮闘を見せている。ちなみに、今年は2頭が出走する。

年齢別は
4 歳【3.2.1.36】
5 歳【6.6.5.39】
6 歳【1.3.1.39】
7 歳【0.0.2.9】
8歳上【0.0.0.1】

連対率は12、21、9、0、0%。4〜6歳馬が狙い目となるが、5歳馬が連対数、率でほかの世代を上回っている。

所属別は
関東馬【5.7.2.61】
関西馬【5.4.7.63】

連対率はそれぞれ16、11%。東西間に大きな差はない。

連対馬のハンデは(56、54)(53=53、52)(54、54)(54、56)(53、56)(53、54)(54、53)(52、50)(55、52)(53、56)キロで決着。53、54キロ馬がそれぞれ6頭連対し、56キロ馬4頭、52キロ馬3頭の順。57キロ以上馬や51キロ以下馬は苦戦している。(たま)


◎......アートハウスは前走・愛知杯でローズS以来となる重賞勝利を挙げた。道中は好位の3番手で折り合い、手応え十分に直線を迎えると、メンバー最速の上がり33秒9の伸び脚で後続を引き離した。馬体重も自己最高の482キロに成長。今の充実度ならハンデ57キロでも重賞3勝目に手が届く。

○......エイシンチラーは前走ニューイヤーSで4着。道中は好位のインに収まったが、勝負どころでの反応が鈍く、直線でも思ったほど伸びなかった。初の中2週の影響が出たか。スタートに不安がなくなり、中山も全4勝中2勝と得意。前回より2キロ減の斤量なら重賞初制覇も視野に入る。

▲......スルーセブンシーズは休み明けの前走・初富士Sで中団の8番手を追走。直線馬群の中から外に出して追い出すとエンジン全開。後続を一気に差し切った。昨夏の日本海Sがアタマ差の2着で、当時の1着馬は次走オールカマーで2着に好走した。3勝クラスを勝ち上がったばかりだが、G3戦なら互角に戦える。

△1......クリノプレミアムは昨年このレースで重賞初制覇。G1、G2では壁を打ち破れずにいるが、G3では福島牝馬S2着、京成杯オータムH3着、中山金杯2着ときっちり馬券圏を確保している。牝馬限定戦なら連覇も十分にある。

△2......ウインピクシスは芝1800Mのデビュー戦と1勝クラスを2番手追走から横綱相撲で制した。ここ2戦の2、3勝クラスは好スタートからハナに立ち、そのまま押し切る強い競馬。一戦ごとに力を付けながら時計も短縮。軽量53キロで同型馬不在なら、再度の逃げ切りも。

△3......サトノセシルはメンバー最年長の7歳馬だが、ここまで17戦と年齢の割に消耗度は低い。前走・愛知杯でアートハウスの5着に敗れたが、右回りのG3芝1800〜2000Mでは3、2、2着と複勝圏を一度も外していない。道悪に決め手をそがれた前走を度外視して狙える。

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