2023年5月28日(日)

11R
2023年5月28日(日)
2回東京12日
15:40発走

東京優駿 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ベラジオオペラ
1 2 スキルヴィング
2 3 ホウオウビスケッツ
2 4 トップナイフ
3 5 ソールオリエンス
3 6 ショウナンバシット
4 7 フリームファクシ
4 8 メタルスピード
5 9 グリューネグリーン
5 10 シャザーン
6 11 ハーツコンチェルト
6 12 タスティエーラ
7 13 シーズンリッチ
7 14 ファントムシーフ
7 15 ノッキングポイント
8 16 パクスオトマニカ
8 17 ドゥラエレーデ
8 18 サトノグランツ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 5=14 5=2 5-11 5-12 14=2
綾恵 14=5 14=2 14-17 14-18 5=2
ナベ 11=5 11=18 11=7 11=10 11=17
たま 4=5 4=2 4=10 4=12 4=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はソールオリエンス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・皐月賞(G1)は豪快な直線一気を決めて快勝。道悪をものともせずにライバルたちを差し切り、デビューから無傷の3連勝で1冠目を奪取した。3戦目での皐月賞Vは史上最少キャリア。まだコーナリングに課題はあるものの、広く直線の長い東京コースなら非凡な末脚を存分に発揮できる。無敗のままクラシック2冠を制し、堂々と世代の頂点に立つ。

対抗はファントムシーフ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1番人気に推された皐月賞(G1)は、最後まで粘り強く追い上げるも3着まで。向正面で落鉄するアクシデントがあり、道悪も響いた印象だ。それでも大崩れしなかったのは能力の高さゆえ。東京は前々走・共同通信杯(G3)を快勝しており、コース替わりは歓迎。ダービー歴代最多6勝のレジェンド・武豊騎手に手綱を託し、逆転戴冠を狙う。

単穴はスキルヴィング。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.23.9
トライアルの青葉賞(G2)を制した新星。その前走はスローペースで大外を回る厳しい展開だったが、力強く競り勝ってダービーへの切符をつかみ取った。課題のスタートも改善するなど一戦ごと成長し、未勝利から一気の3連勝。まだ青葉賞をステップにダービーを制した馬はいないが、目下の勢いは軽視できない。

抑えはタスティエーラ。穴はハーツコンチェルト。

今週のワンポイントアドバイス

頂点奪取、トップナイフ

2020年誕生のサラブレッド(外国産含む)は7708頭。その中から18頭が一生一度の大舞台に立つ。先週のオークスは圧倒的な1番人気に応えてリバティアイランドが2冠を達成した。牡馬クラシックも無敗の皐月賞馬ソールオリエンスが勝利して「令和の怪物」伝説の序章となるのか。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は1−3、3−1、1−5、3−2、2−3、5−4、12−3、1−2、4−1、3−2番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝、2着2回とアテにしづらい面もあるが、2、3番人気が4、6連対と健闘。人気薄からは2019年の12番人気ロジャーバローズ1頭だけとなっている。

馬連配当は
3 け た......5回
1000円台...3回
7000円台...1回
万 馬 券......1回

その12番人気が勝利して1万1200円と荒れたが、8回は2000円未満で堅く決着している。

一方、3着に8、12、3、1、1、16、2、10、9、7番人気が入線した3連単配当は5万円台、10万円台、1万円台、4600円、1万円台、285万円台、19万円台、5140円、5万円、1万円台。こちらは18年に285万馬券が飛び出し、10万馬券も2回と波乱含みの傾向を見せている。

路線別は
皐月賞 【7.9.6.69】
京都新聞杯 【2.1.0.19】
毎日杯 【1.0.0.5】
青葉賞 【0.0.3.20】
プリンシパルS【0.0.1.8】

皐月賞組が16連対と圧倒的に強く、大きく離されて京都新聞杯組3連対、毎日杯組1連対の順。その時の成績は皐月賞組なら1〜7着で、ほかの組は1、2着が連対への条件となっている。トライアル2戦の青葉賞、プリンシパルS組は連対はなく、3着止まり。

キャリア別は
3戦 【1.1.0.8】
4戦 【3.4.2.28】
5戦 【4.3.4.34】
6戦 【1.1.3.28】
7戦上【1.1.1.50】

連対率は20、19、16、6、4%。キャリアは幅広いが4、5戦馬が有力で、出走数は少ないが、率で3戦馬がトップに立っている。

所属別は
関東馬【2.5.6.51】
関西馬【8.5.4.97】

連対率は11、11%。関西馬が優勝数で大きくリードしているが、率は東西互角。関東馬はここ4年連続で2着を確保している。

スタート地点はオークスと同じ正面スタンド前。最初の1コーナーまで約350Mある。

枠順別成績は
1枠 【3.2.1.14】
2枠 【1.1.3.15】
3枠 【1.0.1.18】
4枠 【0.2.1.16】
5枠 【1.1.0.18】
6枠 【1.2.2.15】
7枠 【2.1.1.25】
8枠 【1.1.1.27】
(フルゲート18頭、21年は17頭。14年は7番取り消し)。

内の1〜4枠は【5.5.6.63】
外の5〜8枠が【5.5.4.85】

連対数は内外10対10と互角で、3着数で内枠が外枠をリードしている。かつては「1〜2コーナー10番手以内がダービーポジション」、外枠は不利といわれたが、データからはその傾向は見られない。(たま)


◎......トップナイフは2歳時にホープフルSでハナを切り2着、弥生賞ディープインパクト記念でも直線窮屈なところから抜け出して連を確保した。皐月賞は痛恨の出遅れで後方からとなったが、ラストは上位勢とそん色のない脚を見せた。能力G1級に疑いはなく、豊富な経験を糧に7708頭の頂点に立つ。

○......ソールオリエンスは皐月賞で1枠1番。雨で内が伸びない重馬場で4コーナー17番手と絶望的な位置からメンバー最速の上がりで16頭を一気にごぼう抜きにした。キャリア3戦での皐月賞Vは史上初の快挙。激走の反動はよぎるが、直線の長い東京はベスト。無傷の4連勝で「令和の怪物」となるか注目だ。

▲......スキルヴィングは「青葉賞組は勝てない」というジンクスに挑戦する。デビュー勝ちは逃したが、その後は3馬身、3馬身、半馬身差で3連勝。皐月賞をあえて使わずに2冠目に照準を合わせた。主戦ルメール騎手は「前走は着差以上に余裕があった」とコメント。青葉賞馬による史上初の制覇はなるか。

△1......タスティエーラはキャリア2戦目の共同通信杯4着から挑んだ弥生賞ディープインパクト記念を勝ち、皐月賞は2着。その前走は好位から抜け出す勝ちパターンを強襲されたが、相手に展開が向いた面もあった。重馬場で走った反動は気がかりだが、実績は世代トップ級。逆転候補の一角を担う。

△2......ファントムシーフは共同通信杯を勝って臨んだ皐月賞で3着。向こう正面で落鉄して勝負どころで内にモタれるシーンがあったが、大きくは崩れなかった。ホープフルSでも0秒2差の4着と強敵相手に互角の戦いを見せてきた。今回は2戦2勝の左回り。さらなるパフォーマンスアップが期待できる。

△3......シャザーンは前走の皐月賞で6着に奮闘した。スタートで出して行けずに後方からとなったが、3〜4コーナーで外を回って一気にスパート。馬場を気にしながらもメンバー2位タイの上がりを繰り出した。派手さはないが、末脚堅実。2200M勝ちの実績から距離延長にも不安はない。

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