2023年5月14日(日)

11R
2023年5月14日(日)
2回東京8日
15:40発走

ヴィクトリアマイル GI

芝・左 1600m 天気:
小雨
馬場:
4歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ロータスランド
1 2 スターズオンアース
2 3 サウンドビバーチェ
2 4 アンドヴァラナウト
3 5 スタニングローズ
3 6 ソングライン
4 7 イズジョーノキセキ
4 8 ララクリスティーヌ
5 9 クリノプレミアム
5 10 サブライムアンセム
6 11 ナミュール
6 12 ナムラクレア
7 13 ディヴィーナ
7 14 ステラリア
8 15 ルージュスティリア
8 16 ソダシ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=16 2=11 2-5 2-6 16=11
綾恵 16=6 16=2 16-3 16-11 6=2
ナベ 11=8 11=16 11=1 11=5 11=6
たま 2=5 2=11 2=6 2=12 2=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はスターズオンアース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.9
昨年の二冠牝馬。久々の前走・大阪杯(G1)は出遅れもあって2着に終わったが、メンバー最速の上がりで勝ち馬にハナ差まで迫り、負けて強しを印象づけた。1600Mは久々とはいえ桜花賞(G1)が強い勝ちっぷりで、直線の長い東京コースなら自慢の末脚を存分に発揮できるはず。軸馬として信頼できる一頭だろう。

対抗はソダシ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.1
昨年の当レース勝ち馬。芝1600Mは(4.0.1.0)で、そのうち牝馬G1は3戦3勝と負けていない。牡馬相手の前走・マイルCS(G1)は3着に終わったが、じっくりと休養して英気を養い、1週前には栗東CWで自己ベスト。得意なワンターンの東京1600Mで連覇を狙う。

単穴はナミュール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.8
オークス(G1)3着、秋華賞(G1)2着と牝馬三冠で活躍。桜花賞(G1)は10着だったが、大外枠から0秒3差と大きくは負けていない。ここまでの3勝はすべて1600M。前走・東京新聞杯(G3)はアタマ差2着に惜敗も、課題のスタートを決めて時計も大幅に短縮した。展開ひとつで念願のG1タイトルにも手が届きそうだ。

抑えはソングライン。穴はスタニングローズ。

今週のワンポイントアドバイス

主役は譲れない、スターズオンアース

古馬牝馬の春の最強マイラー決定戦として2006年に創設された。今年は白毛のアイドル馬ソダシが史上3頭目の連覇に挑戦。ほかにも、古馬のG1初制覇に挑む昨年の牝馬2冠馬スターズオンアース、昨年の安田記念馬ソングラインなど超A級馬が集結して激戦を繰り広げる。女王の座を射止めるのはどの馬か。過去10年のデータを参考にレース傾向を探ってみたい。

連対馬は1−12、11−3、5−12、7−1、6−11、8−1、5−4、1−4、1−10、4−3番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝、2着2回と連対率5割をキープしているものの、2、3番人気が0、2連対と絶不調。代わりに、6番人気以下から8頭の伏兵馬が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た......1回
2000円台...1回
3000円台...3回
4000円台...1回
8000円台...2回
万 馬 券......2回

15年と17年に3万6880円、4万2710円の万馬券が出たほか、8000円以上の高配当も2回。一見すると大荒れに見えるが、ここ5年は18年の4090円が最高。近年は比較的平穏に収まっている。

一方、3着に5、6、18、2、7、7、11、5、5、6番人気が入線した3連単配当は、19万円台、40万円台、2070万円台、4万円台、91万円台、6万円台、17万円台、7340円、2万円台、4万円台。こちらも前半5年は15年にG1レース史上最高配当の2070万馬券が飛び出したが、後半5年は19年の17万馬券以外は5けた配当に収まっている。

連対馬20頭はG1組4頭、G2組10頭、G3組6頭。G1組が断然というわけではなく、G2組が最多連対を果たしている。

距離別は
1200M組1頭
1400M組2頭
1600M組10頭
1800M組3頭
2000M組3頭
2500M組1頭

このレースと同距離のマイル組が半数を占め、次いで中距離組が好走。短距離からの参戦馬は苦戦している。

ステップは阪神牝馬S組8連対、大阪杯組3連対、中山牝馬S組2連対の順。上記3路線が有力で、今年も7頭が参戦する。

年齢別は
4歳 (4.6.2.61)
5歳 (4.3.7.58)
6歳 (1.1.1.23)
7歳上(1.0.0.5)

連対率は14、10、8、17%。勝利数で互角の4歳馬と5歳馬が世代争いを繰り広げ、6歳以上馬は苦戦している。

所属別は
関東馬(3.4.4.52)
関西馬(7.6.6.95)

連対率は11、11%。関西馬は出走数も多いが、勝利数で関東馬に水を開けている。

また、枠順別成績は
1枠(0.0.3.17)
2枠(2.1.2.15)
3枠(4.0.1.15)
4枠(0.3.1.15)
5枠(0.3.0.16)
6枠(2.1.0.17)
7枠(2.0.1.26)
8枠(0.2.2.26)

内の1〜4枠が(6.4.7.62)、外の5〜8枠は(4.6.3.85)。内枠は勝利数で優勢だが、2着数で外枠が逆転。枠の内外による差はあまり気にしなくても良さそうだ。(たま)


◎......スターズオンアースは昨年、桜花賞、オークスを制し、秋華賞が0秒1差3着。3冠は逃したが、初の年長馬相手の大阪杯でハナ差2着と絶対能力の高さを示した。マイル戦(1.2.1.0)と好相性で、東京コースも(2.1.1.0)と底を見せていない。牝馬同士なら主役は譲れない。

〇......スタニングローズは昨年のオークスで2着に敗れたが、ラスト1冠の秋華賞を制してG1初勝利を飾った。エリザベス女王杯は重馬場で14着に敗れたが、牡馬の強敵相手の中山記念で0秒2差5着と復調。人気は寮馬ナミュールに譲るが、2冠G1でともに先着。実績ではこちらが一枚上だ。

▲......ナミュールは昨年の牝馬3冠で10、3、2着。勝利はならなかったが、秋華賞ではスターズオンアースに先着した。今年は東京新聞杯で始動して2着。5番手からしっかりと伸びて連を確保した。マイルは全3勝を挙げている距離で、東京も(1.1.1.0)と得意。G1制覇に向けて全力投球する。

△1......ソダシは21年に桜花賞を1分31秒1のレースレコードで快勝した。東京のマイルは芝で2勝、ダートでもフェブラリーS3着と好走。現在JRA重賞最多タイの6勝を挙げている。昨年は好位追走から直線抜け出して2馬身差の楽勝。新コンビのレーン騎手が白毛のヒロインをアイドルから女優へ変身させる。

△2......ソングラインは昨年サウジアラビア遠征で1351ターフスプリントを勝利。その勢いで挑んだこのレースは5着に終わったが、続く安田記念でシュネルマイスターなどの牡馬を破ってG1初勝利を挙げた。今年は昨年に比べると近況で見劣るが、この舞台では軽く扱えない実力馬だ。

△3......ナムラクレアは昨年の桜花賞3着の後、芝1200Mに照準を合わせてスプリンターズS5着、高松宮記念2着。短距離路線で善戦を続けている。東京コースは初めてだが、左回りは(1.1.1.0)と好相性。久々のマイルでも上位に食い込める。

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