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2020年10月18日(日)

11R
2020年10月18日(日)
4回京都4日
15:40発走

秋華賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ミヤマザクラ
1 2 リアアメリア
2 3 マルターズディオサ
2 4 ホウオウピースフル
3 5 ウインマイティー
3 6 ダンツエリーゼ
4 7 ムジカ
4 8 ソフトフルート
5 9 サンクテュエール
5 10 クラヴァシュドール
6 11 フィオリキアリ
6 12 マジックキャッスル
7 13 デアリングタクト
7 14 オーマイダーリン
7 15 ミスニューヨーク
8 16 パラスアテナ
8 17 ウインマリリン
8 18 アブレイズ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=2 13=17 13-3 13-10 2=17
綾恵 13=7 13=17 13-3 13-5 7=17
山田 13=2 13=10 13=16 2=10 2=16 10=16
たま 13=2 13=3 13=1 13=10 13=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はデアリングタクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから一気の4連勝を飾り、63年ぶりとなる無敗での牝馬2冠を達成。桜花賞(G1)は道悪、オークス(G1)は2角で寄られる不利を克服しての完勝で、内容も申し分ない。ひと夏を越して心身ともにさらなる成長を遂げ、帰厩後の調教では抜群の動きを披露。オークスからの直行ローテも青写真通りで、臨戦態勢は万全だ。史上初の無敗の牝馬3冠を成し遂げ、新たな歴史を刻む。

対抗はリアアメリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.9
新馬→アルテミスS(G3)と連勝後は結果を出せずにいたが、秋初戦のローズS(G2)を圧勝して復活。プラス14キロと大きく馬体が成長し、2番手から正攻法の競馬で新味を見せた。昨年の阪神ジュベナイルF(G1)では断然の1番人気に推された逸材で、ポテンシャルは非凡。課題の精神面が成長した今なら、2冠馬にひと泡吹かせる場面もありそうだ。

単穴はウインマリリン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.7
今年のオークス(G1)で2着に健闘。デアリングタクトの決め手には屈したものの、直線内ラチ沿いから一旦は抜け出し、見せ場十分の内容だった。フローラS(G2)勝ちを含め、2000Mは3戦3勝。そのうち2勝を中山内回りで挙げており、立ち回りの上手さは大きな武器だ。オークスからの直行となるうえ、初の関西遠征とハードルは高いが、克服できるだけの力はある。

抑えはマルターズディオサ。穴はクラヴァシュドール。

今週のワンポイントアドバイス

史上初の無敗牝馬3冠、デアリングタクト


今まで1頭も成し得なかった「無敗牝馬3冠」にデアリングタクトが挑戦する。大記録樹立か、それとも阻止する馬が現れるのか。大注目の牝馬3冠最終戦を過去10回のデータで探ってみたい。

連対馬は1〜5番人気の5、4、4、3、2頭と、6、7番人気のそれぞれ1頭。上位5番人気が90%を占め、伏兵馬の食い込みは2頭だけ。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...2回
2000円台...2回
3000円台...2回

3、4番人気でゴールした2016年の3550円が最高配当。人気薄馬が連に食い込む余地は少なく、平穏に収まっている。

一方、3連単配当は1万円台、1万円台、3660円、23万円台、1万円台、8万円台、9万円台、1万円台、5600円、7万円台。こちらも13年に23万3560円の万馬券が出た以外はすべて10万円未満。波乱度は低い。ちなみに、3着は2、1、6、15、4、8、8、5、3、10番人気だった。

ステップはローズS組が10連対でトップ。次いで紫苑S組が5連対、2連対のオークス組の順。東西のトライアル2路線が有力となっているが、ここ2年はオークスからぶっつけで参戦したアーモンドアイとクロノジェネシスが優勝。「オークス→本番」という新ローテーションで結果を出している。休養明けで参戦するデアリングタクトにとっては心強いデータとなっている。

毎年フルゲートの18頭立て(14年は13番除外、18、19年3、2番が取消)。多頭数戦で枠順も気になるところ。そこで枠別成績を見ると、
1枠(0.3.2.14)
2枠(1.2.2.14)
3枠(2.0.1.17)
4枠(1.2.0.17)
5枠(0.2.0.18)
6枠(1.0.2.17)
7枠(3.1.3.22)
8枠(2.0.0.28)
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠は11連対(4勝2着7回)、外の5〜8枠が9連対(6勝2着3回)。勝利数で外枠、連対数で内枠が一歩リードしているが、枠順による有利不利はあまり気にしなくてもよさそうだ。

東西対決は関東馬が74頭出走して5連対(連対率7%)、関西馬は103頭で15連対(同15%)。関西馬が関東馬を大きくリードし、優勝回数でも2勝対8勝と圧倒している。


◎......デアリングタクトは全4戦でいずれもレース最速の上がり。ケタ外れの決め手を武器に桜花賞、オークスを無敗で連覇した。東京から内回りの京都に替わるが、4戦連続で手綱を取った松山騎手なら抜かりはないはず。史上初の「無敗牝馬3冠馬」が誕生する。

○......相手筆頭はリアアメリア。夏に充電し、前走ローズSを2馬身差で圧勝。春は気性面の幼さを残しながらも、オークス4着と地力を示した。ひと夏を越して一皮むけた素質馬が、改めて女王に挑戦状をたたきつける。

▲......マルターズディオサは前走の紫苑Sを0秒2差で快勝。チューリップ賞に続く重賞2勝目を飾った。春2冠では凡走が続いたが、ラスト1冠に向けて完全復活。自在性があり、立ち回りひとつで逆転Vもある。

△1......2連勝の勢いで挑んだオークスでウインマリリンは半馬身差の2着。好位につけて最後までしぶとい粘りを見せた。脚質から8枠17番は歓迎できないが、2000Mは3戦3勝。先行力を生かせる内回りコースなら、警戒が必要だ。

△2......クラヴァシュドールは阪神ジュベナイルF3着、桜花賞4着と3歳牝馬トップ級の実績を残している力量馬。オークスはデビュー以来の最少馬体重が影響したか15着に凡走したが、前走ローズSで5着と復調した。仕掛けどころひとつで首位争いに浮上する。

△3......ミヤマザクラはデビュー2戦目の札幌芝2000Mをレコード勝ち。中団から最速の上がりで後続を5馬身ちぎった。オークスは距離が長く7着止まりだったが、クイーンC勝ちの重賞馬。距離短縮で流れに乗れば侮れない。

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