アーリントンC(G3)2着、NHKマイルC(G1)3着と3歳マイル路線で活躍。前走・マイルCS(G1)は直線で挟まれ6着に終わったが、古馬のトップクラスとも互角の走りを見せていた。G3の今回は相手関係が手頃。タイトル獲得の場面まで期待してみたい。

1番人気に推された前走・リゲルS(L)は3着に終わったものの、勝ち馬とは同タイム。脚質自在で大崩れが少なく、ここまでの14戦でG1以外では掲示板を外していない。今回はベストの京都マイル(3勝)に戻り、53キロの軽ハンデ。警戒しておきたい一頭だ。

昨春にリステッド競走を2連勝。その後はエプソムC(G3)、関屋記念(G3)で連続3着し、重賞でも上位の力をアピールした。前走・キャピタルS(L)は不良馬場で4着に終わったが、相性の良い京都コース(3.3.1.1)で巻き返しを狙う。

過去10年の連対馬は(5)(1)、(7)(3)、(3)(2)、(1)(6)、(6)(1)、(5)(4)、(3)(13)、(1)(6)、(4)(3)、(1)(5)番人気で決着。上位1〜3番人気は5、1、4連対と胸を張れる成績ではないが、中山金杯同様に上位人気がそろって連を外したのは1回のみ。

馬連配当は
1000円台…3回
2000円台…5回
4000円台…1回
万馬券…………1回

13番人気が2着と健闘した16年に1万5400円と荒れたものの、8回は3000円未満。ハンデ戦でも波乱度は低い。

一方、3着に13、2、10、7、5、7、7、5、1、11番人気が入った3連単配当は、19万、5万、6万、6万、5万、6万、34万、1万、1万、9万円台。13番人気が3、2着に健闘した10、16年に、19万、34万馬券が飛び出している。

路線別はマイルCS組、リゲルS組、チャレンジC(旧朝日チャレンジC)組が3連対で並び、2連対の阪神C組の順。

年齢別は4〜8歳以上馬が8、4、6、2、0連対で、連対率はそれぞれ20、14、14、6、0%。明け4歳馬が好成績を残している。

ハンデ頭は(1、2、5、10、12、15)、4、(14、16)、2、(3、11)、5、(10、16)、3、(2、13)、(10、13)着の成績。トップハンデ馬は10回中3回で連対を果たしているものの、優勝はわずか1回。馬単、3連単の軸には据えづらい。


前走のマイルCSでカテドラルは3馬身1/4差の6着。直線の攻防で3着馬に寄られたのが痛かった。昨年5月のNHKマイルCで後方から追い込んで半馬身差の3着。G3の1600メートル戦なら、いつタイトルに手が届いても不思議はない。